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まずは、映画の話からする事にしよう。
先日、7/4 この日のために仕事を調整しつつ備えて、見てきた。
原作と大きく違うのは、ここ、小樽の景色が話の舞台になっているところ。
特に、いま座って見ているはずの「マイカルシネマ」の建物の特徴的な「観覧車」が、いや!と言うほど出てくる。
私の耳には小樽の住人らとおぼしき人々の、「ここは、あそこの道だ!」とか、「ああ、あすこから撮ってるのか」とか、の声。
映画を真っ先に見、原作を読んだ方ならば、きっとこの映画は「感動物」だったのだろう。
お涙ちょうだいに走ることもなく、かといって説教調にも陥らず、本当に良い。
尾野真千子さんの、子どもに対する気持ち、対応、いらだち。そして、自分へのいらだち、罪悪感、嫌悪感・・・・
良く表している演技。
野暮ったい主婦、でも尾野真千子の演じる母親の心の傷をすべてわかって、抱きしめる、池脇千鶴さんの演じる主婦。
「泣く者とともに泣け」と言ったって、そう、できるものではない。
同じ痛みを知る「彼女」だから、できる行動、言葉・・・なんだろうけど。
尾野真千子、演じる母親は、きっと、その後、少しずつにしても、「虐待」という、自分も子どもも共にキズを追うことは、無くなったに違いない。と思わせてくれる。
原作・・・は、後からにすべきであった。
決して、悪いわけではない。映画だけを見る限りは、本当に良い映画と、正直思う。
ただ、「原作」を読み、原作を「映像化する」ということにおいて、不満が残り、自分の頭の中で描いた「イメージ」との差を埋めることができなかった。と言うだけなのであるけれども・・・・
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