|
きみ死にたまふことなかれ (与謝野晶子の詩)
きみ死にたもふことなかれ
あゝ弟よ君を泣く 君死にたもふことなかれ
末に生まれし君なれば 親の情けは勝りしも
親は刃を握らせて 人を殺せと教えしや
人を殺して死ねよとて 二十四までを育てしや
堺の街のあきびとの 旧家を誇るあるじにて
親の名を継ぐ君なれば 君死にたもふことなかれ
旅順の城は滅ぶとも 滅びずとても何ごとか
君しるべきやあきびとの 家の掟になかりけり
きみ死にたもふことなかれ すめらみことは戦いに
おお自らは出でまさね かたみに人の血を流し
獣の道に死ねよとは 死ぬるを人の誉れとは
大みこころの深ければ もとよりいかで思されむ
暖簾のかげに伏して泣く あえかに若き新妻を
君忘るるや思えるや 十月も添わで別れたる
乙女ごころを思いみよ この世ひとりの君ならで
あゝまた誰をたのむべき 君死にたもふことなかれ
みなさん この詩を読んでどう思われました。
後期光令者になって毎月一回、市のNPO会議室でその日の
部屋代・200円〜300円を割り勘で始末して
「戦争と平和・研究会」を5〜6名で開いていた。
ある日のこと、詩人仲間がこの詩をプリントしてきた。
正直、あまりにも有名で読んだことがなかった。が、数日前、調べごとして見つけたので、はじめて読んでみた。
最後のフレーズでぐっと来てしまった。
「のれんのかげに ふして 泣く・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
そして、自問した、「あゝ いい歳をして! 不覚にも!」、そっとトイレにたった。
あえかに(かよわい)若き新妻を・・・・」。
詩人は晶子の詩の最後に一言語っていた。
「旅順がどうなろうとかまはない。戦場に行かない天皇は
、まさか「殺し合いせよ、死ぬのが名誉だ」とは言わないだろう、と
与謝野晶子は書いたのです。彼女は、評論家から「非国民」と非難されましたが、それにたじろぐことはありませんでした。
だが、今だったら確実に政府・自民、公明党・メディア、愛国ネットからパッシングされるでしょう。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用






