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メキシコの文化と自然に魅せられて

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イメージ 1    よくある種の女性(メキシコ人はスペイン制覇以来混血(メスティーソという)が進み、見た目は全くアメリカ人かヨーロッパ人か区別の付かない人も多い)を”chela チェラ"と呼んでいるのを"肌の色の白い人”をそう呼ぶのだとはすぐ分かったが、まさかcerveza セルベサ つまりビールの事を指しているとは思わなかった。

   チェラはビール、そしてチェラーダはビールにレモン(リマを常用)と塩を足して飲む一種のカクテルだ。グラスに入れて用意する人も居れば、缶ビールの飲み口に塩を乗せ、レモン汁をそこへ絞りかけてインスタントで飲む人も居る。こういう飲み方はヨーロッパでもされているらしい。(左 チェラ)

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   北のサンルイス デ ポトシ市のあるスポーツクラブ員のMichel Esperさんは、ある時それに物足りなかったか、salsa inglesa イギリスのソースと salsa tabasco タバスコのソースを足して飲み始め、他の皆が真似をするようになったという話がある。それで、彼の名を取ってMicheladaとなったそうなのだ。
     salsa inglesaは会社の名から worcesterとか perrinsとも呼ばれる物で、酢、ねぎ、サトウキビのジュース、とうもろこしの汁、チリ、ピーマン、醤油、タマリンド(果実)、アンチョビー、玉ねぎ、クローブと水という多くの材料を使っており、肉料理の味付けに使われる。(左 ミチェラーダ)
  salsa tabascoは日本でもピッザ用に使われている、メキシコ南部のタバスコ州の名が付いているソース。これはタバスコという名の唐辛子
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と酢、水で作られている。(左下 サルサ タバスコ)

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  ミチェラーダは今では全国どこでも、またメキシコ人の多いアメリカでもよく売られている。各人の好みによって少しずつレシピが変わってきていて、トマトジュースやトマトペースト、chamoy チャモイというメキシコのソース、粉末唐辛子、タマリンドやマンゴーのジュース(いずれも酢っぱみの強いもの)、果ては牡蠣(貝)まで入れる物がある。変わらないのは、グラスのふちをリマで濡らして塩をくっつかせ、氷を浮かせる事だ。

イメージ 4左、サルサ イングレーサと右、昔の商標

  ミチェラーダは飲み口は甘酸っぱく、多くは焼肉会か海産物料理を食べながらなので、ビールそのままより飲み易く食は進むし杯も重ねる人が多い
  私はある日、多分4杯ほど飲んだだろうか、その後ひどい目に合ってしまった。暴飲暴食の上にミチェラーダの調味料が胃を攻撃したのだ。

  飲み始めはおいしいが、かなりの量の調味料が入っている事を忘れてはいけない。その事があってからはせいぜい多くて2杯に留めている。
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  左はチャモイソース。乾燥フルーツ、唐辛子、塩、砂糖、酢と水が原料。フルーツは主にチャバカノ(スモモ)やマンゴー。
  面白いのはこのソースは日本の梅干の味を真似ている物で、実際梅干ペーストの味がする。
  メキシコ人は実に塩と唐辛子、リマが大好きで、ありとあらゆる料理、果物を食べる時にも使い、また、子供のおやつにまで売られているのには驚いてしまう。 (左下 チャモイの子供用おやつ)    (上 チャモイのかき氷)
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  このチャモイソースは甘い、酸っぱい、辛いを同時に備えているのでメキシコ人には取って置きのソースと言える。ミチェラーダだけでなく、フルーツに、かき氷に!、おやつに、いちいち3つの物を用意しなくても良いのだ。でも、日本人の私としては彼らの胃の中は一体どうなっているのかと心配になるだけだが。

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    サルサタバスコってメキシコの州の名前が付けられたんですね、知らなかった!
    ミチェラーダは一度、飲んでみたい〜

    [ カーナビがほしい ]

    2016/5/26(木) 午後 11:53

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    カーナビがほしいさん、

    また昔の記事でタイムマシンに乗って来て下さって
    ありがとうございます。笑
    ミチェラーダ、飲み口はとっても良いのですが、
    せいぜい2杯。一度ひどい目に遭いました。

    暑い日の焼肉や海鮮料理にビール良く合い
    おいしいですが、私の家系からか量は飲めません。
    カーナビさんは?

    [ ころりん ]

    2016/5/28(土) 午後 2:50

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