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メキシコの文化と自然に魅せられて

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イメージ 1先週のある夜、大統領夫人の元女優、アンヘリカ・リベラがテレビで行った演説について、議論が巻き起こっている。

私も見たが、要は今住んでいる大邸宅、他に母親の住む家、マイアミとメキシコシティの2つのマンションは彼女個人の所有物であり、テレビサ(メキシコ2大TV放送局の内の一つ)で25年間働いた収入と、5年間のプログラム出演の契約金、8800万ペソ(約630万ドル)とで払った物である事、つまり、国の公的資金とは関係の無い物という説明だった。

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カーサ・ブランカ Casa blanca(白い家)と言われる邸宅は、メキシコシティのローマ区、シエーラ・ゴルダ Sierra gorda 150にある。

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プール、屋根付き庭園、地下駐車場があり、各階はエレベーターで接続されている。壁は白いが、イルミネーションでピンク、オレンジ、紫に変える事が出来る。

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実は、最近この豪邸の資金、及び権利者について新聞記者を中心にしたグループが調査を始めていた。
そして、大統領が以前メキシコ州知事であった時代に密接な関係にあった請け負い業者が一連の業務を行い、現在もその業者がオーナーとなっているという事が分かった。
業者とはIngenieria Inmuebliaria del centro(中央建設技術)で、イガグループ Grupo Higaに所属する。現大統領ぺーニャ・ニエトが当時この業者へ行った支払いは88兆ペソを超えるものだった。

現邸宅(8600万ペソ(700万ドル)の準備はこのように行われた。
2009年、685平方メートルの土地を850万ペソで購入。
2010年、さらに728平方メートルを980万ペソで購入。
2011年、土地の名義の申請を行い認可された。
2012年、邸宅建設費として約1/3の費用に当たる金額をアンヘリカ・リベラがチェックで払い、支払いが済んだ時点で(8年契約)名義を彼女に代えるという事になっていた。
(この一連の業務を暗黙に行うため、1千万ペソが別支払いで行われた模様)

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最後にアンヘリカ・リベラは、”皆さんの誤解を招かないため、また、家族の名声のためにもこの邸宅を売る事にしました”と言って演説を結んだ。(お金が彼らに戻されるのであれば、結局は同じ)

次の日からネットでも議論を呼び、テレビでも数々の座談会で話題となった。

ー誰が頼んだ訳でもないのに、自らテレビに出て弁明しているのは、”汚職”を公開しているようなもの。(CNNの海外特派員は、大統領夫人が自らこのような演説(個人の問題)をテレビですると言うのは、前代未聞で、他国でも話題に上っていると話した)

ー数人のマスコミの方々からの批判があったからと言うが、その人たちに対抗したいのであれば、裁判所へ訴えるべき。

ー一女優の収入として不可能な額である。

ー2008年は2人はまだそれぞれ前夫婦でいた時代で、愛人としてアンヘリカ・リベラは公金を受け取っていた。(実際、支出の記録あり)

ー2010年、二人が結婚するほんの少し前に土地が買われた。(汚職を隠すために計画)

ー2012年の建設契約もペーニャ・ニエトが大統領選挙キャンペーンにちょうど参加する時で、州知事としての財政運営から手を引かなければならない時だった。

ーメキシコは今、43人の教育大学生徒の失踪事件で大変で、真相が明らかになるどころか日々事は間違った政治の奥底の問題に直面せざるを得なくなって来ている。こんな時に、個人の問題、財産(金銭)の問題に目を向けているのは、国民をはぐらかしている。
...
地位に付く事は、物事を良い方向へ持っていくためではなく、如何に自分や家族が過ごし易くし、公金を自分の懐に入れるかにあるという事か...世界はもう立ち直れないほどの泥沼に嵌ってしまったような気がしてきた。

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