ここから本文です
メキシコの文化と自然に魅せられて

書庫全体表示


この町は設立55年ほど経っていて、ここ10年ほど前から、上水道も下水道も
あちこち古くなって、いつもどこかで水漏れがある状態になっている。

その水漏れの場所に華やかに咲く植物を見つけた。


イメージ 1

カバナ科チョウジタデ属のアメリカミズキンバイ、別名ヒレタゴボウ
根がゴボウに似ていて、茎にヒレがあるためこの名が付いた。花径は2cmちょっと。
アメリカから熱帯アメリカが原産地。

日本では1950年に愛媛県で発見されて以来帰化植物となって広まった。

イメージ 2



急いで写真を撮って、その場を離れたので、後から気付いたのだが、

あれ?同じ場所のものなのに5枚の花びらのものが...

こちらは、同科、同属のミズキンバイ
日本では史前帰化種として存在している。

イメージ 3

河川の砂州や平地の水田など、自然的・人為的攪乱(かくらん)の起こりやすい
環境を好み、千切れたシュート片や埋土種子の発芽により、群落を拡大させる。

ミズキンバイの生育が確認されているのは、千葉県、神奈川県、高知県、宮崎県の
4県のみで、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類に分類されている。
神奈川県横浜市戸塚区の柏尾川では行政により、移植などの保護活動が行われている。


しばらく経ってこれまた水漏れしている他の場所に、この植物を見た。

イメージ 4

近寄ってみると、花ではなく、花後のガクが残ったものだった。
あ〜これはミズキンバイのガクかと思ったが、
ややこわしい事にガクの感じが株によって違う!草丈も茎の色も色々。

イメージ 5
花柄が短く太めはたぶん、アメリカミズキンバイか...

イメージ 6
花柄が細く長いのはチョウジタデ?

イメージ 7

そもそも似ている物が3つある。
ミズキンバイ、チョウジタデ、アメリカミズキンバイ。

ミズキンバイとチョウジタデは花の大きさで比べられる。
(ミズキンバイは2〜3cm、チョウジタデは8mm程度)
しかし、ガクだけになると...上の3枚の写真は私には3種類のガクに見えるのですが...


イメージ 8
詳しい分類は植物学者にお任せするとして、ミズキンバイには色々派生種があって、やはり中南米原産の水草
オオバナミズキンバイ琵琶湖に大繁茂して
大変な事になっているそうだ。

イメージ 9





2009年に発見されて以来、4年間で100倍!に増えて、
ボランティアや漁師さんたちがこぞって
駆除作業をしていると言う。

かと思えば、ミズキンバイのように保護しなければ、
絶滅しそうになっている種類もある。

オオバナミズキンバイも最初は観賞用として持ち込まれた
可能性が強く、結局は人の行為によって移動されたものが、
他の場所で猛威を振るっている事になる。

*私もきれいだから、家で見たいからとよく珍しい植物を買う方なので、
この事実について考えさせられてしまいました。

せめて出来る事...世界中で一度飼ったマスコットの動物をその辺に置き去りにする問題が出て来ていますが、植物も同じで、要らなくなったからといってその辺に捨てず、きちんと処分する、または、枯れるまで世話をするという事を徹底する...ですかね。


  • 顔アイコン

    琵琶湖の・・・ニュース見たことがあります。大変そうでした。

    そうですよね。動物も植物も責任持たないとね。

    [ さらら ]

    2015/8/24(月) 午後 6:49

  • 水漏れの場所に咲く目印の花ですね。田んぼに似たような花を見たかもしれないです。
    確かに天敵がいないと、爆発的に増えますよね。それが害虫だと本当に困ります。

    [ 野菜食べよう ]

    2015/8/24(月) 午後 7:47

  • 顔アイコン

    こんばんは(^◇^)

    外来種が増え困っているかと思えば絶滅危惧で困る・
    無知なじゅんちゃんはいつも驚かされる事ばかりです。

    以前に絶滅危惧種のゴギと云うお魚を食べてしまいました(笑)安心して下さい。養殖です。

    どこで線を引くか難しい問題ですね。アンテナを張り巡らすのも大変です。

    ありがとうございましたm(__)m

    じゅんちゃん

    2015/8/24(月) 午後 10:15

  • 顔アイコン

    ヘッダーのお写真が夏らしいハンモッグから美味しそうなカカオの実に変わりましたね

    今回のお花、ミズキンバイとアメリカミズキンバイ、見たことがあるような・・・と思ったのですが、そうそうオオバナミズキンバイを琵琶湖にハスを見に行ったときに見ました。
    2年前に行ったときにはなかった場所で咲いていたのですが、調査中という札をつけて囲っていました。大繁殖して大変なことになっていたのですね。。。

    植物も動物も途中で捨てたりせずに最後までお世話して責任を持つのが大事ですね。。

    [ mim*mam*6*28 ]

    2015/8/25(火) 午前 1:05

  • 顔アイコン

    さららさん、

    人里離れた場所でない限り、雑草と呼ばれて畑作に害を及ぼしたり、
    その場所の生態系を狂わせてしまう侵略植物の多くは、人が観賞用に
    移入したものである事実が問題を物語っていますね。

    [ ころりん ]

    2015/8/25(火) 午前 7:48

  • 顔アイコン

    野菜食べようさん、事はネズミと猫ですね。

    戦後髪虱、他害虫をコントロールするためにDDTという薬剤を使っていましたが、発がん性、また生態系全てを死に至らせる危険から禁止になりました。

    最近この辺では髪虱が大発生、コントロールにやっきになっていますが、蔓延の気配が後退しません。

    人間が調和を崩した結果のしっぺ返しは大きいものですね。
    だいたい、人間自体地球に違和なものかもしれませんよ。

    [ ころりん ]

    2015/8/25(火) 午前 8:21

  • 顔アイコン

    じゅんちゃんさん、

    外来種の問題は多くが新天地で死んでいくより、侵略していくものが多い事です。ヴィールスや癌と似ていて怖いです。笑

    だいたい掲載している植物はメキシコのものなのに、ほとんどのものが日本にあります。ひょっとしたら世界中と考えると...

    そしてほとんどの場合対処療法で対応しているので、それを未然に防ぐという意識の向上が必要でしょうね。

    植物の場合は、市、県単位、また国で移入自体を禁止する所が出て来ています。それでも闇ルートがあって...困ったものですね。

    [ ころりん ]

    2015/8/25(火) 午前 8:40

  • 顔アイコン

    mim*mam*6*28さん、

    ヘッダーの写真はほとんど借り物です。最近は無料の壁紙がたくさんあって、自分の写真より素晴らしいものばかりなのでそれを利用します。

    琵琶湖ですが、ある漁師さんの話によると、これが初めてでなく、毎年のように動植物が帰化して問題になっているそうです。

    mim*mam*6*28さんが毎回雄大な素敵な写真をアップされている場所ですから、食い止める事が出来ればいいですね。

    [ ころりん ]

    2015/8/25(火) 午前 9:04

  • こんにちは。

    ミズキンバイと
    アメリカミズキンバイ

    可愛らしい お花 ですね ♪

    可愛いいものを手に入れて
    ココロも癒されたはずなのに
    手に負えなくなると
    簡単に手放してしまう…
    そんなことは 許せませんね。

    我が家には オスの兄弟猫ちゃんが
    二匹いますが、 目が見えはじめたばかりの捨て猫ちゃんでした。

    うちに来てくれて ありがとう 🍀
    の気持ちでいっぱいです。

    ころりんさん 。。
    こちらこそ
    どうぞよろしくお願いします。

    mi

    2015/8/25(火) 午後 1:24

  • miさん、

    多くの人は、持った動植物をかわいがり、死ぬまで大事にしているだろうと思います。でも、心無い人はまるで何かのモノのように、使い捨て感覚で、扱う事も事実です。

    そして、確実に増えているのは、動植物を売るのがいい商売で、携わる人が増え、買う人もお金での取引なので(自分で種を蒔いたではなく)その分、心入れがなくなってきている事でしょう。

    猫さんたち、miさんの家に拾われて幸せだったと思いますよ。
    末永くお幸せに〜 ^^ コメントありがとうございました。

    [ ころりん ]

    2015/8/26(水) 午前 8:17

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事