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メキシコの文化と自然に魅せられて

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タバスコ州テノシケ町に伝わる前コロンビア文化期の踊りがある。

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ダンサ・デ・ポッチョ Danza de Pocho と言い、1月19日から3月の初めまで行われる。


この踊りはメキシコ各地でも行われる(多くは2月)カーニバルのオープニングとして位置し、テノシケではこの後、いろいろな行事が続く。

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この踊りには3つの役割がある。

1.ポッチョベラ Pochovera−花の精でもある神の巫女

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2.コホエ Cojoe−頭にマイース Maiz(とうもろこし)の殻と花の付いた帽子をかぶり、顔には木製の面を付けている。栗の木の葉を腰に巻き付け、肩には白いマントのような布を掛ける。

そして、手にはチャンガラという種が入っていて、振ると音のするシキィス Psiquis という長い棒を持つ。


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コホエは、神はマイースの粉を練って人間の体を作ったという先住民の考えによって表されたとうもろこし人間の霊のような役割。
(左右 いろいろな色の面がある)


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3.ティグレ Tigre(虎)−体に白い土を塗り、虎のような斑を炭で黒く付ける。頭には本物の虎の皮を付ける。人間の生命を脅かす悪や不幸の象徴


ポッチョとは、火(人間)を絶えさせぬよう守る神。

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太鼓と笛の音に合わせて、コホエとティグレが戦い、コホエが悪霊(虎)を滅ぼす事で今年1年の幸福、安泰を得るというような祈祷の意味を持つ。

日本の節分、中国の獅子舞(ドラゴンダンス、春節祭)のようなものになる。


*伝統としてはカーニバルの始めにだけやっていたと思われるが、今年のポスターによれば各週行われているようだ。たぶん観光客の呼び寄せに企画されたのだろう。
我が家からは約3時間の道のりだが(グアテマラとの国境)、数回行っているのであれば機会をみて行ってみようと思う。

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