琉球OT

作業療法の魅力と可能性を求める

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きょう、図書館で見つけたポスターに書いてあった言葉。

この意味、学生にどうしても伝えたい。



巨大掲示板に立てられたOTのスレッド。

読むと必ず動悸が激しくなり、吐きたくなるのだが、

がまんして半年に1回は読み込む。

「OTになれば勉強の必要なし。勉強しなくてもOTはできる、楽で仕方ない」

学生はこれを読んで安心するのだろうか。できれば、落胆してほしい。



OTは勉強しなくてもできる。これは事実。

勉強会、学会、研修会に参加せず、学会誌などを一切読まなくても仕事ができる。

目に見えないサービスを提供しており、その有能生も判断できない場合が多いからだ。

比べられることもなく、批判されることも、苦情を言われることも、あまりない。

そもそも、失敗や下手かどうかをサービスを受ける側は判断できない。

その上、困っている人から感謝されやすい立場にある。

したがって、努力しなくても経験に裏付けされた自信を育みやすい。

経験という根拠のある自信は、他の人になんて言われようと崩れない。

逆ギレすれば、ほとんどの場合は解決する。


仕事に興味がなかった新人時代のボクのことだから、よくわかる。


この自信は不安定だと思う。

傷つかず、苦しまず、悩まずの自信が、崩れやすいことは自分が知っていると思う。

苦しめ、とは言わないが、

高校球児が練習をしなくても勝てる小学生と試合して連戦連勝で嬉しいか?

嬉しいはずがない。すぐに自分で気づけるという点で、スポーツはまだ救われる。



戦わないのはいいことだが、逃げていると苦しい。

追いかけてくるのは、誰でもなく自分なのだから終わりがみえない。

うっすら自覚する不安さは、向き合うこともできないので苦しい。


自信のなさをどうにかしたいなら、自信を勝ち取る経験をしてもらうしかない。

インタビューのスキル、理論に関する知識、成功と失敗の経験、

それがなくても工夫をすれば成果を出せるはずだと思う。


成果とは、クライエントの望む生活への参加。

厳密に言えば、生活や人生の満足度。

http://sites.google.com/site/adocforot/


歴史を振り返って50年単位で嘆き、批判するのは聞き飽きた。

明日の、目の前の作業療法士とクライエントが自信を持ってもらうこと。

それが個人的には大切なこと。

人々が無関心であろうと、批判されようと、笑われようと、

変わらない希望。


学んだ力は、夢になる!

閉じる コメント(4)

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こんにちはパパさん✿
クライエントと向き合って,
文献から学んで,
自分のしていることを,振り返りながら歩くことは
苦しくて寝れないこともありますね。
逃げたいこともありますね。

だから,いつも学びながら
耳を傾けながら歩む琉球OTさんの後姿は
逃げんな!
と言ってもらっているようで頼もしいです。

2010/8/9(月) 午後 0:43 [ ちびっこOT ]

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いや〜,OTのタブーに切り込んできたね〜.おもしろい!
言っていい,ぎりぎりの感じがいいわ.
ADOCの生まれた背景,そして目的って,まさにその通りだと思います.琉球さんの言葉には力を感じます.それはクライエントからもらったものでしょう.学や評判ではなく,それがセラピーの本当の自信だと思います.

2010/8/10(火) 午前 4:01 [ tomori ]

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ちびっこOTさん、ありがとう。
文献を読むだけではなく、クライエントと向き合い、自分を振り返る。この一連のプロセスが大切ね。ちびっこOTさんは知っているはず。クライエントの言葉がOTの自信になる。

楽ではないが、それだけの価値があると思います。

2010/8/10(火) 午後 5:09 琉球OT

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tomoriさん、ありがとう。
クライエントだけではなく、OTにおいてもニーズと目標が大切ね。期待する自分らしさに近づくための支援ができたらいいね。それがボクらが作業療法士として、教育者として、自分に期待する役割でもあるね。何年かかるか、わからないけど、取り組む価値はあると思う。(デカいこと言い過ぎ?まあ、いいさ)

2010/8/10(火) 午後 5:28 琉球OT


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