|
生まれ生まれ
生まれ生まれて 生の始めに 暗く
死に死に
死に死んで 死の終わりに 冥し
「秘蔵宝鑰」空海
カナー訳: なんとなーく生きてるから
いつまでも わからんことばかりで 不安。
「暗い」は 日と書いて 音と書きますが
明かりがなくて 真っ暗のようでも 音は聞こえる。
手がかりを 目におかず、耳に置き換えたら
暗さに おびえることもなくなるのでしょう。
この世に 生まれ出ると だれもが 何も知らないことばかり。
歩く事も 食べる事も 生きることも 知らない。
自らの生命にさえ 暗いのですね。
当たり前のようですが、毎日なにか吸収して賢くなりながら
だんだん 生きている。
少しずつ 生きています。
それぞれ 学ぶ事や感じることが 違うので
生きながら それぞれ違う道を進む。
進みながら 暗かったことを 明るくして
学びながら 生きていく。
学ばなければ 暗いままで 不安。
薄暗いと 迷い悩む。
暗闇に 迷い込んだら ただひたすら 真理を学ぶのみ。
学びながら進む道。
道は違っても 進む方向は 皆1つです。
だれもが 死に向かって 切磋琢磨進んでいます。
「冥い」は 私達の努力でも 明かすことのない 永遠の 闇。
その不確かな
闇の中に 安住が あるのでしょうか。
もっとも
解けない クラヤミの中にむかって
日々
薄明かりをたよりに いきていくのです。
|