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横山大観の富士
が平塚市美術館で開催されていて また、招待券を頂戴したので 行くことにした。 平塚市美術館は 都心のそれとは違い ザワザワした美術館で 町の公民館が、燕尾服をキタヨウナ 不揃いのソーサー付きティカップで リプトンの紅茶を飲むような場所である。 大観は富士を沢山描いている が 展示会場に富士山がいなかった。 大観の富士山は 日本の象徴の富士山であり 私が毎日、おはようを言う富士山ではない。 あー富士山ってこんなイメージなんだな。 人は、富士山をこうあって欲しいと 思っているのだな。 と感じる富士山がせまぜましく 行列していた。 仕方が無いので 顔材を存分に使えて リッチだな。 とか 表装の模様の巧みさなどに 余心を寄せた。 富士山はあーゆー 余所行きな顔もするのだな。 ふふ 子供がわけもわからず 晴れ着を着せられて 写真を撮らされてる構図が浮かぶ。 ケッタイなものだ。 富士山は 大らかで、荒々しく、 受け止めるに弾力がある。 しかし、近くによれば、 すさんでいて、乱れていて、 削り取られているような 醜さに目を疑う。 ロビーに降りると 市民の撮った富士山の写真が 並んでいた。 そこには、本物の 富士山が 田畑を見つめ 子供らに はよ、帰れ と言って ムッツリ顔をきめていた。 富士山は、ここにいたのである。 |
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2014年11月09日
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