絵読文観

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

おくりびと

イメージ 1

しぶしぶ 映画を観ることになった。

なぜ しぶしぶかというと
長時間座ってるのが しんどいからである。

満席でチケットが なかなか取れないのだそうだ。
新しくできた映画館で やっと取れたチケットなのだから・・
という
ご招待をいただいて

「おくりびと」を観た。

話題のおくりびとである。
山形が舞台のようであるが

主人公が 子供用のチェロを演奏する姿が
宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」のようであった。

ふぐの白子を食べるシーンなどあ
伊丹映画のようだった。

山崎勉が 官能的だと 言ったら
この映画をみて 官能的になるのあ ナンセンスと笑われた。

まぁ
何を観てもあまり 泣かない私であるが
これを観ても 泣くことあない。

しかし
良く出来てるんじゃないかな・・
と思う。
どうも 嫌気が差してしまうのあ

広末涼子の演技のまずさで
これ
もっといい 役者いたんじゃないかと ちょっとミスマッチを感じる。

それがなければ
峰岸徹のラストシーンで
泣けたんだけどな・・

会場が 鼻をすする音で いっぱいだったから
チケットと一緒に ポケットティッシュも配るべきだったようだ。

*画像あ 縦でみるのが 正しいです。
 ウサギが 急斜面を登るときの 前足の跡です。
 ぱっとみると ウサギの足跡と違って見えますが 
 ウサギが 踏ん張ってのぼる とこうなります。

Namidaso song by 一也

イメージ 1

**あじめに エイチのキーが打てなくなりました!
そのため 葉=あっぱ になり 日の出=いので になります。
文が読みにくいことを ご了承ください。***


CDのご紹介です。
[Namidaso] 歌ってるのあ 一也さんという ワイルドないい男でありますよ。


困ったなあ と思ってCDをセットして スタートキーを押すまで
すこし 時間がかかりました。
なにを 困ったのかというと

パッケージであります。
バングラディッシュで本人が撮影したというその写真が
とてもよく出来ていて 
「あ」と声をださずに いられないものです。
彼の底力のようなものが にじんでいて つい
「負けたくない」などと 頭をよぎります。

帯に
母子家庭、「涙荘」で少年期を過ごす彼 幼児期に妹の死 少年期に母親の死
天涯孤独となり 裸一貫の上京 孤独と失望の果て 愛を希望を求めて 彼が選んだ道とあ?
死んだ何人かの大切な人え 生きている何人かの大切な人え
彼の居場所あ 今ここにある

と書かれています。
この段階で うーん・・・こまったなあ なのであります。

単純にお涙頂戴ものであれば 逆にいいのだけれど
一也氏の 人ガラから それあ なくて
素直すぎる感性に 自分の中の解決が見当たらないまま

セットして こまったなあ と思っていたのです。

辛い経験が 肥やしになっているとか
そんな甘い曲なのであなくて
彼のストレートな優しい声が 「ええ〜なんで〜?」と疑問に思う程 素直なのです。

赤裸々な感情を 歌詞にぶつけられるのが
彼の強さなのかもしれないけれど
通常 傷ついてきた者が そうであるように
自分を 守り、装い、作りあげて 自己主張するものであるのに
一也氏の それあ
優しさの中の強さと 人を許し懐を探す 飾り気のない彼自身が曲に納まっていました。

けして 
上手くうたおうとしておらず、上手く聞こえるさせるようなねじりのない曲で
ピアノの生音が 痛々しい感じもするのです。
それすべてが 一也氏の 人生感なのだなあと
CD1枚聞き終えるまで 頭を抱え込んでしまいました。

なんと 表せばいいか 悩むところですが
「もし 彼が 近くにいたら
 私が 彼を 愛するだろうし 彼に愛されたいと 思う」
そんな 感想です。

聞いていて いろんなことを考えて 感動したというよりか
混乱したのですが
迂闊にも 涙目になってしまい 花粉症のせいにしました。


ミュージシャンの枠にこだわらず 表現者として
もっと成長していくだろうし
何かを守ったり、自分を貫くことで もっと優しく強くなっていくんだろうと
今後の彼の活動を見てみたいと思います。

天使あ 汚い東京にも 立っているんだなあ

一也
http://www.namidaso.com/

ダットくん

イメージ 1

イメージ 2

世田谷の古本屋によったら
店頭に ダット君がありました。
即買です!

1976年版で定価1200円ですが
750円でした。          やすい!
この時代の1200円は
今でしたら3000円はするものでしょう。

当時のダットくんは
今でいう おじゃるまるとか NHKお子様番組キャラなどの位置づけです。

もともと「主婦の友」に連載されていたもので
家庭的読み物として
昭和の高度成長期世代の臭いがたちこめるものです。
団地や電化製品といった
NEWな日本のさきがけな
若いお母さんと タイツをはいた半ズボンの少年の
新時代到来の 臭いのする本です。

それは
昭和ロマンではなく
なつかしいよき時代というのでもなく
むろんレトロでもなく

ただただ
生活文化の変化を感じるものです。

ダットくんは NHKの人形劇として3年ほど放送されました。
絵もストーリーも
キャラクターの設定も
人形劇にもってこいな コテコテさがあります。

絵本というより
童話に近いつくりですが
永遠の名作には なりそうもない内容です。

ですから
読んでいて 感動することもなく
かといって 言い回しが奥深いのでもなく
そのうえ 笑えるわけでもないという

んじゃ 何がいいのか?といいますと
あくまでも
一昔前の
景気が上昇しつつある時代につくられた本が

今の混沌たる時代の 
目覚ましになるような
勘違いを 楽しむために 読むのがいいのです。

要所要所
「おいおい」「んなあほな」
的つっこみもいれたくなりますし

「あ〜そういう落ちなのね」
的期待感もあります。

最近 発声練習にこの本を使います。
キジのおかあさん、イジワルきつねコン子さん、
のんびりしたクマさん、食いしん坊のもぐくん。
分かりやすい設定なので
声に性格付けしやすいのです。

そこには かげりも ひねりもなく
練習するには ちょうどいいものです。

来年から
少しづつ 本を読む活動を再会の予定なので
ちょっと 足慣らし中です。

さんびきのこぶた

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

だれもが 知ってる 三匹の子豚。

おおかみさんが ふ〜っと わらのおうちを吹き飛ばしてしまう。
レンガのおうちは ふーふーしても 丈夫。
せっせと 働きましょうね〜的な 道徳絵本に成り下がってるのが ちと残念だ。

イギリスのような 寒い地域の民話は 
生々しい グロテスクなものが多い。
そして エロチズム丸出しなものも多い。
冬の夜 暖炉の火のそばで 長い夜を越すための お話なのだから
語り部も エキセントリックになったのだろうか。

数ある さんびきのこぶた 本の中でも
この 山田三郎の絵が 一番お気に入りだ。

こぶたが 繰り広げる オオカミとの やりとりの間も 勿論だが
表紙をめくって すぐやってくる
レンガを立ててるこぶたにさえ

はぁ・・のため息なしには みることのできない絵である。
絵が よすぎて 見入ってしまうため
ストーリーの怖さや 言葉の過激さにまで 読み込んでる暇がないほどだ。

この本を手に取ったら
絵の要所に細かく描かれている 金具パーツや木製品を見て欲しい。

例えば 樽のビスの打ち方
例えば 木のスプーンの模様の巧みさ。
もはや 民俗歴史資料館で ヨーロッパのお百姓さんの民芸を眺めているかのごとし。

残酷なのは オオカミが 晩御飯にされていく様だけれど(*2枚目画像)
それ以上に 痛いのは
一番初めのページから

「おかあさんぶたは びんぼうで 子ども達をそだてきれなくなって、
 自分で 暮らしていくように、三匹をよそにだしました。」とある。

しょっぱなから きついお話だが
その痛々しさは ちゃんと ラストのページまで 延々つづく。
オオカミとコブタの コミカルな掛け合いで危機感を持続させ
おきまりのラストシーンへ 転がりこむ。

つい「しぶい!」と うなってしまう名作感が 秋の大人心を満喫させる。

そしてそして
もっとも 驚愕に耐えられないのは
本の裏である。(*3枚目画像)

オオカミを晩御飯にしてる お皿の描写が。
いくらブタさんが 雑食だからって そんなにオオカミ食丸出しじゃなくても・・
この画像は 下が切れていて
この食事するブタの肖像画を 子孫である子豚たちが みつめるのが描かれてる。

うちのご先祖は オオカミを食べた英雄なんだよー
という声が 聞こえるのだが
見ている子孫子豚達は もはや現代っ子で
スケートシューズやテニスラケットなど 抱えている。
そこには 本文にあるような
木製の道具や 皮工芸などは みられない。

彼らは 朝食にシリアルか合成肥料を 食べているだろうし
オオカミなんて みたことがないに 違いない。

たろうのおでかけ

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

堀内誠一世代の私は 懐かしい〜とおもいながら
作品をよむのだが

ここ最近は 新しいなぁと思ってよむ。
時代が戻ってきたのか
はたまた
新しい作家が育たないのか。

ストーリーは たろうがお仲間をひきつれて 友人宅へいく
それまでの道すがら ハシッチャダメを繰り返し言われる。

それだけの単純な話しであり
交通教育的要素で 語られたりしがちなのが
非常に残念である。

夏にアイスを持たせる親はどうなの?
友達の家にいくまで 危険な道が多いけど 大丈夫なの?
女の子の誕生日に家畜4匹つれていって、その家のお母さんはいやがらないの?
犬のチローは飼い主を守る気ないの?

などなど
そんな疑問は 「絵本だから」いいのである。

私は画像2枚目の たろうの描写が好きである。
どんだけ 楽しみにして 彼女のうちに行きたいのか
気持ちが満ち溢れているじゃないですか。

お母さんは 手土産に アイスとスミレの鉢を持たすのだが
このスミレが アイスのように手にぶらさがっていたら
たろうのウキウキ感はなかっただろう。

顔のそばにかかげられている スミレ
急いで歩くたびに グルグルにふられているアイス。
この対比が たろうの躍動をしめす。

3枚目の 自動車のかわいらしさ。
自動車にかぎらず お店屋さんも登場するが
ひとつひとつを ポストカードにしたいと思う程 かわいい。

ラストシーンは
みどりのはらっぱを
とっとこ とっとこ とっとこ かけていく。
もし、この本があったら
このときの

「とっとこ」の字をみてほしい。

ただしくは とっとこの「と」の字をみてほしい。

この「と」のかわいらしさで ノックダウンして
本はしめくくられるのである。


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事