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ツバキキンカクチャワンタケ(椿菌核茶碗茸) Ciborinia camelliae

子嚢菌門チャワンタケ亜門ズキンタケ綱ビョウタケ目キンカクキン科ニセキンカクキン属
ciborinia キボリニア(キボリアキンカクキンでない)
camelliae カメリアエ(ツバキ属の)

2〜4月のツバキの花が咲く頃、ツバキの樹下地上に発生する小型きのこ。
ぱっとみためにはわからないが、ツバキ樹下の落ち葉をはらってみると、見つかることが多い。
直径は2〜3mm程度、大きくて6〜7mm程度の茶碗型〜漏斗型の淡褐色のカサの下は細長い柄が伸びている。それを丁寧に掘り出すと、黒っぽい菌核がつながっている。
このちょっと不定型な、つぶれた種のような塊は、菌糸の塊「菌核」で、前年の同時期に地上に落ちたツバキの花弁に胞子がつき、それを栄養源にして成長すると、やがてこの菌核を形成する。そして、翌年に子実体を発生させる、というライフサイクルを繰り返す。
この性質上、ツバキの樹下にしかない。
またそんなに珍しいものでもないので、ツバキのある場所で探せば見つかる可能性が高い。
発生時期もツバキの開花時期に限られている。

今年は寒い日が続いたので3月になってようやく見つかったのだが、例年は2月に発生していることもある。たしかに先月はツバキは開花していなかったので、見事に開花にあっていることがわかる。

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茶碗の外側は粉っぽく白っぽい。

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長い柄がひょろひょろと伸びている。

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黒っぽい塊が菌核。
他にも菌核を形成する種類はあり、この状態で過酷な環境に耐えて生き延びるのだという。
ツバキの開花とこのきのこの発生はまさに春の到来を告げている。

閉じる コメント(7)

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こんばんは!
つばきの樹下地上に生えるなんて素敵ですね。
お茶碗みたいで、中に何か入れてみたいですね(^。^)

2011/3/18(金) 午後 11:31 きの山さん 返信する

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きの山さん
もっとも、この茶碗では米粒ひとつくらいがせいぜいですが。
お近くにツバキがあれば探してみては?

2011/3/18(金) 午後 11:53 三十九 返信する

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こちらでは3月に入って生えてきたのですね。
去年出ていた場所に行って見ましたが、まだ生えてませんでした。
毎年同じ場所に生えるわけではないのでしょうか。

2011/3/21(月) 午後 5:46 散歩道 返信する

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散歩道さん
前から出ている場所なら、あるように思えるのですが、ツバキも開花してるんですよね?

2011/3/21(月) 午後 6:00 三十九 返信する

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チャワンタケって菌核菌なんですか ゴムタケの仲間もそうなんでしょうか

2011/3/29(火) 午前 6:07 [ マロニエ ] 返信する

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札幌の藻岩山で サッカーボールくらいの菌核を見つけたという話を聞いたことがあります そんな大きいのもあるんですね スナハマガマノホタケの菌核は せいぜい2―3ミリといったところなので見つけるのは大変です スナハマガマノホタケは ガマホノタケとも言われているようですが どっちが正しいのか今一つ判然としません

2011/3/29(火) 午前 6:10 [ マロニエ ] 返信する

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マロニエさん
チャワンタケの一部は「キンカクキン科」に属していますが、すべてが菌核を形成するかどうかは知りません。菌糸の塊である菌核を形成するきのこはほかにもいくつかあり、ブクリョウやミミブサタケ、タマチョレイタケなどがあります。スナハマガマノホタケというのははじめて知りました。

2011/3/29(火) 午前 6:42 三十九 返信する

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