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<2016年 36本目 > ( 劇場7本、その他29本 )
シルヴェスター・スタローンが演じた『ロッキー』シリーズの最新作にして、リブート作。
ロッキーのライバルであり、かつ親友であったアポロ・クリードの息子が、今回の主人公。
メガホンを撮るのは、『フルートベール駅で』で注目を浴びたライアン・クーグラー。
また同作で主演を務めたマイケル・B・ジョーダンがアポロの息子・アドニス役を
務めている。
非常に評判が良かったので、楽しみにしていた。
<あらすじ>
ボクシングのヘビー級チャンピオンであったアポロ・クリードの息子、アドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)。さまざまな伝説を残したアポロだが、彼が亡くなった後に生まれたためにアドニスはそうした偉業を知らない上に、父との思い出もなかった。それでもアドニスには、アポロから受け継いだボクシングの才能があった。そして父のライバルで親友だったロッキー(シルヴェスター・スタローン)を訪ねてトレーナーになってほしいと申し出る…。 某シリーズと同様、確かにこちらの エピソードⅦ もよくできていた。
映画館に観にいけばよかったと思った。
旧シリーズからの流れを壊さず、実に丁寧に作られている。
チラシにあるとおり、シリーズ第一作以来の傑作であると思う。
ロッキー・バルボアは、フィラデルフィアの街でみんなから「チャンプ」という愛称で
親しまれながら「エイドリアンズ」という小さな店を営み、余生を送っていた。
年老いて自由の利かなくなった体にブツブツとぼやきながら…。
「あの強かったロッキーが…」と、そんなシーンを感慨深く観ていた。
この辺りの脚本はとても良かったし、スタローンは年を重ねて、さらに良い役者に
なったなぁと感心した。
WOWOWのエキサイトマッチで毎週のように、世界の素晴らしいボクシングの試合を
観戦しているわたしである。
はっきり言ってこの映画のボクシングシーンがリアリティに欠けることは否めない。
が、それでも旧シリーズから見れば、映像としては格段の進歩であり、それなりに
観られるようなクオリティには仕上がっている。
特に王者コンランとの試合に臨む前、控室でトレーナーとウォームアップを重ねるところ。
グルグルと回りながらのロングカットは、実に圧巻だった!
対戦相手のプロフィールが画面上に表れるのも、TV的な演出で面白かった。
ただし、ストーリーとしては少し粗削りなところも。
幾ら1試合を戦ったところで、あれはプロの試合とはいい難いもの。
米国王者との試合ならともかく、幾らスキャンダルにまみれて対戦相手がいないとはいえ、
あんなルーキーを世界王者が相手にすることなど、絶対にありえない。
あれはダイジェストでもいいから、世界ランキングの選手と数試合を重ねるような展開を
刻んで欲しかった。
王者コンランとの試合自体も、もう一工夫が欲しかったなぁ…。
ともあれ、シリーズのリブートは大成功!
安直にアドニス (クリード) を勝たせなかったところも好感が持てる。
早く続編が観たくてしょうがない。
まぁ、次作こそが、〝本当の勝負〟なんでしょうけどね。
「ロッキー」を観たことのある方なら、必見です!
オススメですよ。
【 観賞日 】 2016.4.30
【 観賞方法 】 DVD 【 原題 】 「CREED」
【 製作 】 シルヴェスター・スタローン、ケヴィン・キング=テンプルトン 他 【 監督 】 ライアン・クーグラー ( 代表作 「フルートベール駅で」 )
【 脚本 】 ライアン・クーグラー、アーロン・コヴィントン
【 製作年 】 2015年
【 収録時間 】 133分 【 製作国 】 アメリカ 【 出演 】 マイケル・B・ジョーダン、シルヴェスター・スタローン、
テッサ・トンプソン、フィリシア・ラシャド、アンソニー・ベリュー、
グレアム・マクタヴィッシュ 他
【 星 】 ★★★★★★★☆☆☆
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なかなか良かったでしょ?(^_^)スタローンの老いた渋さに私はシビレましたよ。同じアクションスターだったシュワルツェネッガーにはない演技力だと思いました。
残念ながら、日本での興行成績は良くなかったですね(-_-;)
2016/5/3(火) 午前 0:08 [ 三冠落合 ]
> 三冠落合さん
全く同感です。
あの枯れた感じの中に、まだ種火が残っているという、そんな絶妙な感じがたまらんですな。
もっとスクリーンで観たいゾ!
「興行的」という点では、これはもう作戦ミスとしか言いようがない。
わたしもそうだったように、この作品の魅力を全然伝え切れていなかったと思いますなぁ…(-_-;)
2016/5/3(火) 午前 0:30 [ ukehen ]