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<2016年 118本目 > ( 劇場19本、その他99本 )
商業的にもヒット作を連発している是枝裕和監督の最新作。
ただ今作は観る前から華が無く、どうにも冴えない感じだったので、映画館での鑑賞は
見送った次第である。
<あらすじ>
15年前に1度だけ文学賞を受賞したことのある良多(阿部寛)は、「小説のための取材」と理由を付けて探偵事務所で働いている。良多は離婚した元妻の響子(真木よう子)への思いを捨てきれず、響子に新しく恋人ができたことにぼうぜんとしていた。良多、響子、息子の真悟(吉澤太陽)は、良多の母・淑子(樹木希林)の家に偶然集まったある日、台風の一夜を皆で過ごすことになり……。
阿部寛、真木よう子、小林聡美、リリー・フランキーなど、是枝組ともいうべき
お馴染みのキャストの面々が集結し、安定した演技を披露する。
が、しかし…。
オリジナル脚本でありながら、今作はキャラクターの掘り下げ方があまりにも甘い。
仮にも(マイナーとはいえ)小説の文学賞を取ったこともあるような男が、あんなにも
無計画で、無節操で、しかもあんな雑なギャンブルをするなんて…。
素人の我々から見ても、辻褄が合わんのですよ…。
『海街diary』でも、4姉妹のなんでもない日常を切り取った素朴な映像が共感を
呼びましたが、それは腹違いの不遇の末妹も含めて、姉妹が絆を深めていく幸せな様子を
描いていたのに対し、本作ではどうしようもないダメ親父が、離婚とそして元嫁の新しい
恋を受け入れていくまでの日常を描く、という、どうにも救われない話。
40過ぎた大の男が、母親の年金のへそくりを探して家じゅうを漁る様子は、見ていて
辟易した…(-_-;)
是枝さん、さすがにこれには共感できませんよ…。
なにが描きたかったんですか!?
結局最後も、亡くなった父親の硯を売り払って、養育費を確保しただけだし…。
幸せになるどころか、観終って虚しくなっただけ (-_-;)
映画館に行かなくて、大正解!
そのうちフジテレビ系列で地上波放送するでしょうから、それまで待つのが
無難でしょうな。
【 観賞日 】 2016.12.29
【 観賞方法 】 DVD 【 原題 】 ―
【 製作 】 フジテレビ、バンダイビジュアル、AOI Pro.、ギャガ
【 監督 】 是枝裕和 ( 代表作 「海街diary」 )
【 脚本 】 是枝裕和
【 製作年 】 2016年
【 収録時間 】 117分 【 製作国 】 日本 【 出演 】 阿部寛、真木よう子、小林聡美、リリー・フランキー、池松壮亮、
吉澤太陽、橋爪功、樹木希林 他
【 星 】 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
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情けないヘタレ男のブラック・コメディでした。
出演者たちの達者な演技には感心したのですが、物語そのものには私も?でした。
TBさせてください。
2016/12/31(土) 午前 10:54 [ あきりん ]
> あきりんさん
子役も含めて、もう演技には一つの文句も出ないですな。
ただ、商業映画なんだから、もう少し感動させるとか、考えさせるとか、どこかに振ってくれないと、我々の気持ちの落とし処がねぇ…。
2016/12/31(土) 午後 0:02 [ ukehen ]
こんにちは 検索にて拝見させていただきました。
なかなか共感しづらい作品でしたね。
よろしければ、TBさせていただきたいと思いましたので、よろしくお願いいたします。
2018/10/24(水) 午前 8:47 [ ふつうの映画感 ]
ふつうの映画感さん、いらっしゃい!
TB、ありがとうございます。
エンタメ性の低い是枝監督作品はもう「共感」できないと、苦しいですよね。
なんでこんな脚本にしたのか、正直、理解に苦しみます…。
2018/10/25(木) 午前 1:06 [ ukehen ]