徒然なるままに…。

今年の中日は東京から応援します、たぶん…(苦笑)

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「関ヶ原」

<2018年 13本目 >      ( 劇場2本、動画配信6本、その他5本 )                            

 石田三成と徳川家康を主人公に、豊臣秀吉の死から天下分け目の関ヶ原の戦いに至る
までの過程を描いた司馬遼太郎原作の歴史小説『関ヶ原』の映画化作品。

監督・脚本を務めた原田眞人は2003年頃から本格的に映画化の構想を持っていたが、
今回の製作開始に至った過程について、「 (主役にキャスティングした) 岡田さんが三成を演じられる
年になるまで、ずっと待っていたから」と語っていることにもあるように、石田三成に主眼を
置いたストーリーとなっている。

イメージ 1

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<あらすじ>

 豊臣秀吉の死後、豊臣家への忠義を貫く石田三成(岡田准一)は、天下取りの野望に燃える徳川家康(役所広司)と対立を深めていく。そして1600年10月21日、長きにわたった戦国時代に終止符を打った歴史的合戦「関ヶ原の戦い」は、早々に決着がついた。有利と思われた三成率いる西軍は、なぜ家康率いる東軍に敗れたのか…?



 映画館に行こうか行くまいか、悩んだ末に見送った作品だが、結論から言えば
映画館で観ておくべき、良質の作品だった…。

本作は、わずか6時間程度で雌雄を決した「関ヶ原」の戦いそのものを描くというよりは、
豊臣秀吉と石田三成の出会いから、関ヶ原の合戦へと続く40年余りを描いた大河物語と
なっている。

どちらかというと「出世のために策を弄し他人を陥れる、器の小さい野心家」として
描かれた逸話が多く、ここまで石田三成の心情に寄り添った作品を観たことがなかった。
序盤の「三献茶」はおそらく後世の創作であろう。
その他の話も実は、長らく続いた徳川の治世下において神君家康と東軍の諸大名に敵対した
仇役として悪人のように創作されたものが多く、本当はどのような人物で、なにを思って
戦っていたのか…と、深く考えるきっかけともなった。
もしかすると本人の野望というよりは、主君・秀吉と豊臣家存続のため、打倒・家康を
目指して、粉骨砕身していただけだったのかも知れない…。

この映画ではむしろ役所広司演じる家康の方こそが姑息な手段で豊臣家と三成と追い詰めて
いき、それを岡田准一演じる石田三成が策を講じて迎え撃つ、という構図で描かれていく。
主演の岡田准一はもちろん、悪役の家康を怪演した役所広司が圧巻!
あの増量はCGですかね? それとも本当に太ったのかな?
それと有村架純ちゃんて、本当に演技が巧いなぁ…。


それにしても、(歴史的にも諸説ありますが) 合戦の運命を分けた小早川秀秋の裏切りとは
いったいなんだったのか?
今更ながらではありますが、とても興味が湧きましたね…。


色々と難点もあります。
まずはセリフが聞き取りずらい。
あと、一人一人の登場人物をせめて序盤だけでも、出てくる時に字幕を入れて説明して
くれないと、誰が誰だか判らないんです…。
西軍、東軍の諸大名たちの立ち位置や背景なども、もう少し描くか説明してくれないと、
歴史好きでない人たちには不親切でしょうね。
あと、せっかくの好演だった有村架純ちゃん演じる初芽も、あの中盤から終盤にかけては
存在感もなく、なんだかなぁ…の印象。
あれだと結局、いらなかったんじゃない?


原作とも比較されて、ネット上では散々な評価のようですが、1本の映画としては
滅びの美学 も表現できており、わたしは結構好きですよ。
149分という長尺でも、長いどころか、もう30分くらい多くても良かったんじゃ…?と
思うくらいでしたから。


本作が良かったので、司馬遼太郎氏の原作小説も近いうちに読んでみようと思います。
知っているつもりでいた歴史も細部を良く理解できていなかったし、もう少し勉強して
おかないとなぁ…。


という訳で、かなり説明不足の作品なので、ある程度の知識が必要ですが、それを
理解している人ならば、それなりに楽しめると思います。
逆に言うと、歴史好きの人には少し物足りないのかもね。



【   観賞日   】 2018.2.16
【  観賞方法 】 
DVD
【   原題    】 ―
【     製作     「関ヶ原」製作委員会
        (東宝、アスミック・エース、住友商事、電通、ジェイアール東日本企画、木下グループ、ジェイ・ストーム、
         朝日新聞社、毎日新聞社、時事通信社、WOWOW、阪急交通社、東急エージェンシー、時代劇専門チャンネル、
           GYAO、日本出版販売、中日新聞社、コーエーテクモゲームス)
【   監督    】 原田眞人     ( 代表作 駆込み女と駆出し男 )
【   脚本    】 原田眞人
【   製作年   】 2017年
【  収録時間 】 149分
【   製作国   】 日本
【     出演    】 
岡田准一、役所広司、有村架純、平岳大、東出昌大、北村有起哉、伊藤歩、
                      中嶋しゅう、音尾琢真、松角洋平、和田正人、キムラ緑子、滝藤賢一、
                      大場泰正、中越典子、壇蜜、西岡徳馬、松山ケンイチ 他
【     評価    】 

閉じる コメント(4)

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正当派時代劇で、しっかりとした作りになっていました。
(セリフが聞き取りにくかったのが私だけではなくて安心しました 苦笑)
有村架純は役どころを間違えたような気が・・・(汗)。
TBさせてください。

2018/2/18(日) 午後 8:21 [ あきりん ]

> あきりんさん
セリフが聴き取り難いのは、原田作品の特徴らしいです(苦笑)

ちなみに、有村架純ちゃんの演じた初芽は、原作では家康の放った間者という設定だったらしいですよ…。

2018/2/19(月) 午前 8:05 [ ukehen ]

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小説は読んでいます。
私の石田三成像が好意的なのは原作を読んでるからかな?^^;
DVDで見てみますね

2018/2/20(火) 午後 3:04 [ 三冠落合 ]

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> 三冠落合さん

わたしはこれから原作を読みます。
ぜひ、鑑賞後の感想をお待ちしています!

2018/2/21(水) 午前 1:31 [ ukehen ]

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