まぁ、全体的には良く出来ていますよ。
例えて言えば、栗田貫一の演じる「ルパン三世」といった感じかな。
90分のオリジナル版から128分と40分近くも尺が増えたのに、なんでこんなに大事な
部分が省かれてしまうんでしょうかね?
冒頭の「籠の中の鳥」状態、そして「政略結婚の道具」として使われることへの
抵抗から、意を決して城の外へと出る場面を省略しちゃうから、なんだかおかしな
ことになる。
パンを子供にあげてしまうシーンに違和感を覚えた人も多かったようですね。
「魔法の洞窟」のシーンも大幅に削られているし、魔法の絨毯とアブーが最初に出会う
シーンも、ずっとずっとアニメ版の方が楽しかった。
最後のシーンも、この実写版では決して「ジーニーにしろ」と言ってはおらず、
ただ最強にしろと言っただけ。
あれは卑怯な解釈だよね…。
また、どうでしょうかね?
女性国王の誕生 → 「女性の社会進出」というテーマにすげ替えられてしまっているのは
感じです。
今回の実写版とオリジナル版を見比べてみて、アニメ版のジーニーの声をあてた
故ロビン・ウィリアムス氏の素晴らしい演技力(表現力)には、ただただ驚かされます…。
ロビン・ウィリアムス氏のアドリブに合わせて、あとから絵を足したんじゃないかって
思うくらい、速射砲のように畳み掛けるマシンガントーク!
ジーニー役を演じたウィル・スミスも頑張っていたとは思いますが、存在感があまりにも
まぁ、元々が良く出来たお話しなので、それほどのハズレはないと思います。
まだオリジナル・アニメ版を観ていない人は、まずはそちらを鑑賞してから、映画館へ
行くことを強くオススメします!