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<2019年 44本目 > ( 劇場10本、動画配信2本、その他32本 )
かつての黒澤組で、日本を代表するカメラマンである木村大作の監督作品としては
2作目であり、初の時代劇作品である。
第42回モントリオール世界映画祭で、最高賞に次ぐ審査員特別グランプリを受賞。
原作は、2017年12月23日に66歳の若さで亡くなった葉室麟氏の同名小説で、
架空の『扇野藩』を舞台にしたシリーズ中の一作品。
自分の母親が葉室麟のファンであり、以前映画を観たがっていたので、借りてみました。
<あらすじ>
享保15年、藩の不正を告発した瓜生新兵衛(岡田准一)は、追放の憂き目に遭う。藩を追われた後、最愛の妻・篠(麻生久美子)は病魔に侵され、死を前に最後の願いを夫に託す。それは、かつては新兵衛の友人で良きライバルでもあり、篠を奪い合った恋敵でもあった榊原采女(西島秀俊)を助けてほしいというものだった…。
ネット上では原作信奉者からボロクソに叩かれているようですが、1本の映画として
観た場合、そんなに酷いものではないと思います。
日本を代表するカメラマンだけあって、劇中の映像はとても美しい。
セットをほとんど使わず、富山県を中心として徹底的にロケにこだわったという、
日本の四季折々を織り交ぜた映像美だけでも 一見の価値アリ でしょう。
まぁ、結局は尺の問題ですよ。
3時間はあってもいいんじゃないかな。
無き妻・篠(麻生久美子)とのエピソードや、親友でありライバルであった榊原采女(西島秀俊)
とのエピソード、人となりをもう少し描いておいてくれないと、感情移入しにくいように
感じましたね。
あと、これは何度も書かせてもらうのですが、かつて「剣道」を学んだものとしては、
日本映画で見せる「殺陣」が、とにかくキライなんですよね。
真剣でやりあったら、あんな構えなんかしないって!
構えをこねくり回しているうちに切られるって!!(笑)
間合いも近過ぎるしね。
もっとリアルで重厚な殺陣が観たいなぁ。
でも、それじゃ一般の人には面白くないんでしょうな(苦笑)
という訳で、主演の岡田准一君も『殺陣指導』に名前を連ねるほど頑張ってますし、
(期待し過ぎてしまう) 原作ファン以外ならば、観ても損は無いんじゃないでしょうか。
【 観賞日 】 2019.5.11
【 観賞方法 】 DVD
【 原題 】 ―
【 製作 】 「散り椿」製作委員会
(東宝、電通、ジェイ・ストーム、WOWOW、時代劇専門チャンネル、東急エージェンシー、KADOKAWA、
朝日新聞社、毎日新聞社、阪急交通社、ひかりTV、日本出版販売、GYAO、読売新聞社、時事通信社、中日新聞社、 北日本新聞社、西日本新聞社)
【 監督 】 木村大作
【 脚本 】 小泉堯史
【 製作年 】 2018年
【 収録時間 】 111分 【 製作国 】 日本 【 出演 】 豊川悦司(ナレーター)、岡田准一、西島秀俊、黒木華、池松壮亮、緒方直人、
新井浩文、柳楽優弥、芳根京子、駿河太郎、渡辺大、麻生久美子、石橋蓮司
富司純子、奥田瑛二 他
【 評価 】 ★★★★★☆☆☆☆☆
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