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< 2011年 110本目 >
『つぐない』、『ラブリー・ボーン』で全世界からその演技力を絶賛されたシアーシャ・ローナンの最新作は、
なんと、意表をついたバイオレンス・アクション作品だった。
<あらすじ>
元CIA工作員の父とフィンランドの山奥で人知れず暮らし、並外れた格闘テクニックを叩き込まれたハンナ。
愛らしい外見に反し、痛みを知らず感情をももたないまま16歳にまで成長したハンナの戦闘能力はいつしか 父を超え、ついに外の世界へ旅立つ日が来た。
ある任務の下、ヨーロッパへ旅立った彼女をかつての父の同僚であるCIA捜査官・マリッサが執拗に追う。 行く手を阻むマリッサの手下との壮絶な戦いのなかで、ハンナは自身の卓越した身体能力の秘密を知らされる ことに…。
今年も何本も 惜しい作品 を観たが、これほど惜しいと思ったのはなかったなぁ…。
シアーシャ・ローナンはとにかく巧い!!
現在17歳だというが、場面によってはもっと幼く見え、そして時には大人の女性のように振舞う。
今回は遺伝子操作によって産まれた 戦闘マシーン のような少女を演じ、過激なアクションも披露する
という難しい役柄だったが、見事にこなしてみせた。
ストーリー設定も非常に秀逸だし、育ての親役のエリック・パナも、敵役のCIA捜査官・マリッサ役を演じた
ケイト・ブランシェットも見事なハマリ役だ。
なのに、ストーリー展開が全然デタラメなんだよなぁ…。
人里離れた山奥にひっそりと父親と暮らし、ハイテクはおろか電気さえほとんど使用しない世界で生きてきた
はずのハンナが、ネットカフェで楽々とインターネットを使って情報を検索したり、「もう人が傷つくのを見たくない」
などと言っておきながら、負傷したマリッサを全力で追い詰め、最後に心臓、外しちゃった (笑) って、
そんなバカな!!
しかもそれでエンディングかよ!?
うまく作れば、少女版「ジェイソン・ボーン」シリーズになり得たのにねぇ… (>_<)
という訳でこの映画、シアーシャ・ローナンの演技力以外には、取り立てて見所はありませんよ(笑)。
参考まで。
【 観賞日 】 2011.12.27
【観賞方法】 DVD 【 原題 】 「HANNA」
【 監督 】 ジョー・ライト ( 代表作 「つぐない」 )
【 脚本 】 セス・ロチェード、デヴィッド・ファー 【収録時間】 111分
【 製作年 】 2011年 【 製作国 】 アメリカ 【 出演 】 シアーシャ・ローナン、エリック・バナ、ケイト・ブランシェット、トム・ホランダー、
オリビア・ウィリアムズ 他
【 星 】 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
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