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<2018年 94本目 > ( 劇場26本、動画配信10本、その他58本 )
森林消防のエリート〝ホットショット隊〟の活躍を描いた実話ベースのディザスター映画。
ホームシアターで観ると迫力があるのではないかと思い、レンタルしてみた。
<あらすじ>
悶々とした日々を過ごしていたブレンダン(マイルズ・テラー)は恋人の妊娠をきっかけに真面目に生きることを決意し、地元の森林消防団に入隊する。 ブレンダンは毎日地獄のような訓練を過ごしながらも、チームを率いるマーシュ(ジョシュ・ブローリン)ら仲間たちとの絆を深め、少しずつ成長していく。 そんなある日、山火事が発生。それは瞬く間に山を丸ごと飲み込むかのように拡大、ブレンダン達はさらなる延焼を食い止めるべく出動するが…。
本編に触れる前に、〝ホットショット〟に関する基礎知識を解説しておこう。
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消防界のネイビーシールズとも言われる精鋭部隊 “ホットショット”。
アメリカ森林サービスのウエブサイトによると、全米には“ホットショット”が
110チームは存在するという。
各“ホットショット”のチームは20名のメンバーで構成され、特別な訓練を受けている。
“ホットショット”メンバーの主要な役割は山火事と近隣の住宅の間を分断するための
“防火帯”を構築すること。
このために、山火事の燃料源になる雑木林、木々、草木などを取り除いていくのだが、
これはかなりきつい作業となる。
常に火の手の位置と退却ルートに注意を払いながら、土を掘り起こし、チェーンソーで
伐採し、地面を削り取って運んだりしなければならない。
また、時には延焼を防ぐため、自ら燃焼剤とトーチを用いて先に焼いておくという、
荒業の手法も用いる。( 火を持って、火を制する )
元“ホットショット”のアボス氏によると、“ホットショット”に必要な資質は、モチベーションの高さ、協調性、堅実な仕事へのこだわり、楽観的な思考だといい、さらに必要な要件は
頑健な体力だという。
例えば、20kgの荷物を背負って3マイル(4.8km)の距離を45分以内で歩けなければ、 “ホットショット”には向かないと言われている。
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本映画は、米国の地方自治体として初めて認可を受けたプレスコット市の
ホットショット隊の活躍を描いた物語。
このアメリカの森林火災に対処する (日本人ではおよそ見当もつかない) 方法とか、ホットショット隊の存在そのものを知らなかったたため、それを理解していくだけで、前半は通り過ぎて
しまう…。
ホットショット隊は自分たちのテリトリーを守るだけでなく、要請があればどこへでも
出掛けていく、というのは意外だったし、ひとたび森林火災が起きれば、複数の
ホットショット隊や地元消防団が連携して対処に当たる、というのも、この映画を
観るまでは全く知らなかった。
リーダー・マーシュを演じたジョシュ・ブローリンや主人公ブレンダンを演じた
マイルズ・テラーなど、キャスティングはとても絶妙で、魅力的だった。
また、あまりCGを多用せず、本物の火に拘って製作されていたように見受けられ、それも
迫力のある画面になっていたと思う。
これはホームシアターの大画面で観られて、本当に良かったと感じた!
ただ、一つの不満点としてはこのホットショット隊の活躍(成果)があまり判らなかったし、
単にリーダー・マーシュが判断ミスをしてしまったように感じさせてしまうのは残念。
それでもまさか20名いた隊員のうち、偵察任務を担当した1人を除いて全滅した…! と
いう事実には、驚愕した。
あんな簡易的な一人用の防火シェルターでやり過ごせるるのかなぁ?と思っていたら、
ヤッパ無理でしたか…。
最後はその事実に打ちのめされて唖然としたまま、エンドロールへ…。
後味としては、あんまり爽快感は無いですね…。
ただ、ディザスター・ムービーとしてはかなり迫力があるし、海外で発生する
大規模森林火災への対処方法など、大変勉強になります。
見て損はないと思いますよ!!
【 観賞日 】 2018.11.14
【 観賞方法 】 DVD
【 原題 】 「ONLY THE BRAVE」 【製作総指揮】 エレン・H・シュワルツ
【 脚本 】 ケン・ノーラン、エリック・ウォーレン・シンガー
【 製作年 】 2017年
【 収録時間 】 134分 【 製作国 】 アメリカ 【 出演 】 ジョシュ・ブローリン、マイルズ・テラー、ジェフ・ブリッジス、
ジェームズ・バッジ・デール、テイラー・キッチュ、ジェニファー・コネリー 他
【 評価 】 ★★★★★☆☆☆☆☆
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