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<2018年 106本目 > ( 劇場28本、動画配信12本、その他66本 )
地雷を踏み、身動きが取れなくなった兵士の孤独な戦いを描いた、いわゆる〝ソリッド・
シチュエーション・スリラー〟と呼称される類の作品。
『君の名前で僕を呼んで』(2017年)でゴールデン・グローブ賞などにノミネートされた
アーミー・ハマーが、製作総指揮と主演に名を連ねている。
『YES / NO イエス・ノー』の脚本を手掛けたファビオ・レジナーロ & ファビオ・グアリョーネが、初の監督を務めている。
<あらすじ>
テロリストの暗殺に失敗したアメリカ軍のスナイパー、マイク(アーミー・ハマー)は、逃走中に誤って3,000万以上の地雷が埋まる砂漠の地雷原に入ってしまう。
スポッターであったトミー・マディソン(トム・カレン)が目前で爆死した直後、彼も地雷を踏んでしまい一歩たりとも動けなくなる。
救出隊の到着までの52時間、自然の脅威や過去のトラウマのフラッシュバックに襲われながら、自分との戦いを強いられ…。
まずは主演のアーミー・ハマーがとにかくカッコいい!
兵隊姿の短髪が似合っています。
そして相変わらず酷い邦題!
原題の「MINE」は、「地雷」と「わたしの…」というダブル・ミーニングとなっており、
約60時間に渡る孤独な内なる自分との闘いに明け暮れるアーミー・ハマー演じるマイクの
葛藤を、とても巧く表現したタイトルなんですよ!
これをなんで「ALONE」に変えちゃうかねぇ!!(-_-;)
同僚の亡骸の傍で、地雷を踏んで動けなくなったマイクに これでもか! とばかりに
次から次と訪れる災厄!
砂嵐や獣(コヨーテかハイエナ?)、そしてテロリスト集団…。
そして、その合間に彼に語り掛けるベルベル人の男やその娘、そして同僚であり亡くなった
はずのトミー。
おそらくはベルベル人の男も含めて、全てがマイクの幻覚だったのでしょうが、そこが少し
判り難い。
最後の方では、襲ってきた獣の死骸すらなくなっていたので、あれすらも幻覚だったのか?
そしてラスト。
救援隊の到着が52時間からさらに10時間ほど遅れ、どう考えても砂漠で飲まず食わずに
あの態勢のまま持ち堪えられる訳もなく、必ず「不発弾だった」というオチだと
予想してしまう…。
しかしその予想は、いい形で裏切られる。
不発弾ではなく、まさかの…!?
それが幻覚と見事にシンクロしてくるとは…ね。
傑作とまでは言い難いし、かなり哲学的で、観ているとシンドいですが、それほど悪くは
ありません。
ラストシーンでは、もう少し劇的に感情を爆発させる絵面が欲しかったかな…。
暇つぶしにはなりますが、観る人を選びますね。
わたしは嫌いじゃないですが、あまりオススメはしません。
【 観賞日 】 2018.12.11
【 観賞方法 】 TSUTAYA TVは
【 原題 】 「MINE」
【製作総指揮】 アーミー・ハマー、ミゲル・A・ファウラ、ナタリア・サフラン、
ファビオ・グアリョーネ、ファビオ・レジナーロ
【 監督 】 ファビオ・グアリョーネ、ファビオ・レジナーロ ( 初監督作品 )
【 製作年 】 2016年
【 収録時間 】 106分 【 製作国 】 アメリカ/スペイン/イタリア 【 出演 】 アーミー・ハマー、アナベル・ウォーリス、トム・カレン、
クリント・ディアー、ジェフ・ベル、ジュリエット・オーブリー 他
【 評価 】 ★★★★★☆☆☆☆☆
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