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<2018年 107本目 > ( 劇場28本、動画配信12本、その他67本 )
マークース・ズーサック原作のベストセラー小説「本泥棒」を基に、テレビドラマ
「ダウントン・アビー」などのブライアン・パーシヴァル監督がメガホンを撮った
ヒューマンドラマ。
当時13歳の新星ソフィー・ネリッセがヒロインを演じ、その瑞々しい演技が絶賛され、
フェニックス映画批評家協会賞、サテライト賞新人賞、放送映画批評家協会賞若手女優賞等
ノミネートを含む、数々の賞が授与された。
<あらすじ>
第2次世界大戦前夜の1938年、リーゼル(ソフィー・ネリッセ)は弟に先立たれ、母親とも別々に生活することに。
リーゼルは、ミュンヘン近郊で暮らすハンス(ジェフリー・ラッシュ)とローザ(エミリー・ワトソン)夫妻のもとに里子に出される。
リーゼルは「墓掘り人の手引き」という本を大事にしていたが、その内容が少女向けでなかったため、ハンスは彼女が字を読めないとわかり…。
評判通り、素晴らしい作品でした。
とにかく、ヒロイン・リーゼルを演じた当時13歳のソフィー・ネリッセの演技がお見事!
わたしの苦手な戦争のテーマものでしたが、最後まで飽きずに鑑賞できました。
エミリー・ワトソン演じる養母ローザは口が悪くて冷淡な人かと思ったら、意外にも
人情に厚く、繊細な心の持ち主で、人前では鬼母のようにふるまいながら、
学校に乗り込んできて、かくまっていたユダヤ人のマックスが峠を越えたことを伝えて
二人で抱き合うシーンには、グッときましたね。
また、そのローザに〝ろくでなし〟と罵られる養父ハンスは、最初から最後まで
「良い人」で、ジェフリー・ラッシュはさすがの演技力でした!
リーゼルに心を惹かれる隣家のルディ少年を演じたニコ・リアシュも、新鮮で良かった。
映画の「語り部」が実は〝死神〟であり、登場人物はリーゼルを除いて全滅…!
という、あまりにもバッド・エンディングでありながらも、リーゼルは死神に
途中で召し抱えられることもなく、90歳の天寿を全うした、というハッピーエンド
でもあり…。
戦争ものらしい、複雑な心境にさせられるエンディングでしたね。
音楽は、心に残る、どこか懐かしいような感じのテイストでしたが、まさかの
巨匠ジョン・ウィリアムズ氏でした!
今は18歳という大人の女優へと成長したであろう、ソフィー・ネリッセ。
その後、あまり長編ものの映画等には出ていないようですが、そろそろ活躍が
観てみたいものですね。
日本では劇場公開直前で残念ながら未公開となってしまった作品ですが、こんなに良質の
作品なのに、何でですかねぇ…?
オススメしますよ!
【 観賞日 】 2018.12.12
【 観賞方法 】 DVDは
【 原題 】 「THE BOOK THIEF」
【 製作 】 カレン・ローズンフェルト、ケン・ブランカトー
【 監督 】 ブライアン・パーシヴァル ( 初監督作品 )
【 製作年 】 2013年
【 収録時間 】 125分 【 製作国 】 アメリカ/ドイツ 【 出演 】 ジェフリー・ラッシュ、ソフィー・ネリッセ、エミリー・ワトソン
ベン・シュネッツァー、ニコ・リアシュ、ロジャー・アラム(声のみ) 他
【 評価 】 ★★★★★★★☆☆☆
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