|
<2018年 119本目 > ( 劇場29本、動画配信15本、その他75本 )
俳優としても活躍したテイラー・シェリダンが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の
『ボーダーライン』(2015)で、脚本家デビュー。
次いでNETFLIX独占配信のデイヴィッド・マッケンジー監督『最後の追跡』(2016)では
アカデミー脚本賞にノミネートされる。
そして「現代アメリカフロンティア3部作」の最終作として、満を持して監督業に挑んだのが
本作である。
『アベンジャーズ』シリーズで「ホーク・アイ」として出演しているジェレミー・レナーと、同じく同シリーズで「スカーレット・ウィッチ」として出演しているエリザベス・オルセンがタッグを組んでのW主演となっている。
<あらすじ>
アメリカ、ワイオミング州。先住民族が住む深い雪に囲まれたウインド・リバーで、地元のベテランハンターであるコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)が女性の遺体を発見する。FBIの新人捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)が派遣され、1人で捜査を開始するが雪山の厳しい自然環境や不安定な気候で難航する。ジェーンは、ウインド・リバー一帯に詳しいランバートの手を借りて調べを進めていくが…。
死体の発見から終盤までは、まったりとした感じで物語が進行する。
雪深いウインド・リバーの厳しい自然が美しく描かれており、道産子のわたしにとって、
それは嫌いな画ではない。
おそらくはミステリー(謎解き)の傾向が強いものと思いながら観ていたら、終盤に
差し掛かって緊張感がいきなり増大したかと思ったら、突如として激しい銃撃戦が始まり、
観ているこっちがあっけにとられる…!!
「インディアン居留地」
アメリカの先住民族であったネイティヴ・インディアンたちが強制的に移住させれた、
なにもない土地である。
そしてここでは統計に残らない多数の失踪者が生まれているという…。
北海道に生まれ育ち、アイヌ民族のことを知っているわたしとしては、そこにメスを
入れたのは興味深いのだけれど、なんだか中途半端な感じは拭えない。
だったら、あれほどの銃撃戦ではなくて、心にじっくりと沁み込むようなドラマ仕立てに
できなかったものだろうか?
思ったよりも直線的なストーリーに落胆し、もう少し心の機微が描かれているような内容
であって欲しかったと思ったのはわたしだけか?
-30℃の雪原を裸足で10kmも走る…!!
道産子のわたしであっても、絶対に無理です(苦笑)
つまらなくはないけれど、かといって、面白くもない。
そんな感じの作品でした。
テイラー・シェリダンの実力はまだ未知数ですね。
期待が持てないこともないですが…。
【 観賞日 】 2018.12.27
【 観賞方法 】 DVD
【 原題 】 「WIND RIVER」
【 製作 】 ベイジル・イヴァニク、ピーター・バーグ、マシュー・ジョージ
ウェイン・L・ロジャーズ、エリザベス・A・ベル 他
【 監督 】 テイラー・シェリダン ( 初監督作品 )
【 脚本 】 テイラー・シェリダン ( 代表作「ボーダーライン」 )
【 製作年 】 2017年
【 収録時間 】 107分 【 製作国 】 アメリカ 【 出演 】 ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、グラハム・グリーン
ケルシー・アスビル、ギル・バーミンガム、ジュリア・ジョーンズ
マーティン・センスマイヤー、アルテア・サム、テオ・ブリオネス、
エイペザナクウェイト、タントゥー・カーディナル、ジョン・バーンサル
ジェームズ・ジョーダン、ヒュー・ディロン 他
【 評価 】 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー





