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<2019年 9本目 > ( 劇場1本、動画配信0本、その他8本 )
『ロッキー』シリーズでロッキー・バルボアと激闘を繰り広げたアポロ・クリードの
息子を主人公に据えた『クリード チャンプを継ぐ男』の続編。
『ロッキー4』で父アポロの命をリング上で奪ったイワン・ドラゴの息子との戦いを軸に、
クリードの更なる成長を描いている。
<あらすじ>
ロッキー(シルヴェスター・スタローン)の指導を受け、ついに世界チャンピオンになったアドニス(マイケル・B・ジョーダン)に、リングで父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクターが挑戦状を叩きつける。ロッキーの反対を押し切り、父のリベンジを誓い試合に臨んだアドニスは、ヴィクターの反則行為によってかろうじてベルトを守ったものの、ボクサーとしてその結果に納得できなかった…。
う〜ん。
悪くはない。
ヴィクター・ドラゴとの早めの対戦で、そのあとストーリーをどう展開するのかと思ったら、
ヴィクターの反則で失格…、というのは、上手い脚本だったと思う。
ただ、ドラゴ親子の待遇や旧ロシア勢のボクシング界での扱い方に、大きな不満を感じた。
今や旧ロシア勢はボクシング界を席巻する勢いであり、常に表舞台を歩いているのだ。
(ロシア国内でロッキーに敗れてベルトを失った) 過去はどうあれ、あれほどの実力者が埋もれて
いることなど、今のボクシング界ではあり得ないのである。
世界にはクリードが王者を務めるWBCの他にも、WBA、IBF、WBOという主要3団体が
あるのだし、そのいずれかの王者に付けて、統一戦を挑むような展開にするべきだった。
また前作では、ボクシングシーンが旧「ロッキー」シリーズと比べて格段にリアリティを
増していると思ったものだが、今回のドラゴ戦はまた旧「ロッキー」シリーズの素人の
大味な殴り合いに戻ってしまった…。
それとあれだけダウンさせられ、肋骨も折られたような状態から、逆転勝ちに至るまでの
過程が、説得力に欠けるんだよなぁ…。
ロッキーの作戦がズバリ当たるとか、なにかのアクシデントでラッキーパンチが当たる
とか、なにか勝利に対する必然性を示して欲しかった…。
勝利後、リング下からクリードとグータッチを交わしたロッキーだが、リング上には
上がらず、そのままリングサイドの席に静かに座り込んで、天井を見上げるシーンが
とても印象的で、この映画では一番好きなシーンだった…。
今作を持って、ロッキー・バルボア役からの引退を示唆したシルヴェスター・スタローン。
この「クリード」シリーズはまだ続けるんですかね…?
それにしても、ドルフ・ラングレンはもとより、あのブリジット・ニールセンが出て
くれたのは、嬉しかった。
なんせスタローンの元奥様でもありますからね!
良く出演を快諾したもんだなぁ…と。
飽きずに最後まで観ることはできたが、残念ながら前作を観たときほどの感動は無く、
前作は越えられなかった…というのが、個人的な印象。
それでも決してハズレではありませんので、観てソンはないかと思いますよ。
【 観賞日 】 2019.1.13
【 観賞方法 】 映画館
【 原題 】 「CREED II」
【 製作 】 シルヴェスター・スタローン、アーウィン・ウィンクラー
チャールズ・ウィンクラー、デヴィッド・ウィンクラー、
ウィリアム・チャートフ 他
【 監督 】 スティーヴン・ケイプル・Jr ( 初監督作品 )
【 脚本 】 ジュエル・テイラー、シルヴェスター・スタローン
【 製作年 】 2018年
【 収録時間 】 130分 【 製作国 】 アメリカ 【 出演 】 マイケル・B・ジョーダン、シルヴェスター・スタローン、
テッサ・トンプソン、ドルフ・ラングレン、フローリアン・ムンテアヌ、
フィリシア・ラシャド、アンドレ・ウォード、ウッド・ハリス、
ブリジット・ニールセン、マイロ・ヴィンティミリア、
ラッセル・ホーンズビー 他
【 評価 】 ★★★★★★☆☆☆☆
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