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<2019年 1本目 > ( 劇場0本、動画配信0本、その他1本 )
記念すべき2019年の1本目は、昨年9月に行った大好きなシンガーソングライター
「来生たかお」のコンサートで、MCの際に来生さんが勧めてくれた作品のうちの1本から。
最愛の妻を亡くし、さらに職も失って生きる希望をなくした59歳の偏屈で孤独な男が
近所に越してきたイラン人女性とその家族との交流を通じて再生していく姿を、
ユーモアを交えて描いている。
フレドリック・バックマンの2012年の同名小説が原作であるとのこと。
<あらすじ>
相棒サラと美人局で日銭を稼ぐ詐欺師のレオ(ピーター・ランサーニ)は、標的の男がホテルの部屋でギャングに殺される現場を目撃する。サラを助けるためギャングと銃撃戦をする羽目になったレオは、彼らの狙いである機密ファイルを偶然入手する。ギャングのボス、ドゥージェ(ジェラール・ドパルデュー)は殺し屋を送り込み、レオは絶縁状態の兄や昔の仲間たちに力を貸してほしいと頼む…。
スウェーデン映画というのはおそらく初めての鑑賞かと思いますが、来生さんの言葉通り、
なかなか素晴らしい作品でした。
エピソードの分だけ、こちらのほうが上かな。
最初は胡散臭いと思っていた、隣に越してきたイラン人の女性の優しさと寛容さに、
胸を打たれます。
長年、自治会長と副会長をコンビで務めてきた盟友と、SAABに乗るか、ボルボに乗るかで
仲違いをしたというエピソードは、スウェーデンらしかった(笑)
なぜこの人はこれほどまでに周囲に敵意をむき出しにして、毒を吐き続けるのか?と
訝しみながら観ていたが、やがて明かされる亡き最愛の妻のエピソードに、納得する。
なにも悪いことをしていない二人に、どうしてこうも不幸が待ち続けているのかと…。
隣に越してきたイラン人一家とのふれあいで、内に閉じ込めてきた「人間らしい優しさ」を
少しずつ開放していく様子が、なんとも微笑ましい。
最後に施設に入れられようとしていた盟友を救い出すシーンは、コミュニティのみんなが
結集して立ち向かう様子が描かれていて、良かったですな。
ただ一つ文句を言うなら、まだたったの59歳。
原作が悪いのかもしれないけれど、少し年齢設定を誤っているような…。
59歳で老人と言われてしまうと、わたしも辛い…(苦笑)
観てソンはないかと。
【 観賞日 】 2019.1.2
【 観賞方法 】 DVD
【 原題 】 「EN MAN SOM HETER OVE/A MAN CALLED OVE」
【製作総指揮】 フレデリク・ヴィークストレム・ニカストロ、ミカエル・ユルト
【 監督 】 ハンネス・ホルム ( 代表作 ー )
【 脚本 】 ハンネス・ホルム
【 製作年 】 2015年
【 収録時間 】 116分 【 製作国 】 スウェーデン 【 出演 】 ロルフ・ラッスゴード、イーダ・エングヴォル、バハール・パルス、
フィリップ・バーグ 他
【 評価 】 ★★★★★★★☆☆☆
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