徒然なるままに…。

今年の中日は東京から応援します、たぶん…(苦笑)

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注目の若手女優・橋本愛が主演し、テレビドラマ『のだめカンタービレ』で、玉木宏のピアノ演奏シーンの
吹き替えを担当して一躍注目を浴びたピアニスト・清塚信也が共演することで話題となっている、
 
第8回(2009年) 『このミステリーがすごい!』大賞  受賞作である。
 
<<最終選考委員コメント>>
・「音楽青春小説と意外な結末の異種配合」  大森望(翻訳家・評論家)
・「著者の奏でる超絶技巧に酔い痴れよ」  香山二三郎(コラムニスト)
・「大掛かりなトリックが炸裂する、上質の音楽ミステリー」  茶木則雄(書評家)
・「少女ピアニストの感動物語……で終わらない驚き!」  吉野仁(書評家)
 

 
<内容>
 
 ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する…。
 

 
わたし自身はピアノを弾けないので、ピアノを弾けるひとが読むとどうか判らないが、まるで鍵盤の上を
疾走する10本の指の華麗な動きと、心に響く荘厳な音色が聞こえてくるような、そんな小説にグイグイと
引き込まれる。
 
内容自体はミスリードが強過ぎて、やり過ぎの感は否めない。
早い段階で、従妹のルシアとの入れ替わりは疑ったし、また「家政婦 兼 介護士」のみち子さんが、遥を狙った
一連の事件の犯人ではないかと、容易に想像はできた。
 
ただ、周囲の勝手な誤解から入れ替わりを余儀なくされたということと、母親を殺した(正確には事故)のが
ルシアだったというのは想定外だった…。
 
なにより、タイトルの「さよなら、ドビュッシー」が、これから少年院に入る(?)ため、しばらくピアノを弾けなく
なることを想定しての言葉だった…、というオチに、一番驚いた!
 
大賞応募時の「」バイバイ、ドビュッシー」よりは、この改題後のほうが自然であり、かつ、格式高く感じられて
良い。
 
 
非常に読み易く、ドンデン返しも楽しいので、小中学生から大人まで、幅広く楽しめる作品だろう。
 
 
さて、この「心の中の声」が多い小説を、いかにして映像化するのか…?
橋本愛がその実力を、どこまで見せてくれるのか…?
 
今から映画公開が、非常に楽しみである。
 

【出版社】 : 宝島社
【  発行 】 : 2010/1/8
【   頁   】 : 367
【  価格 】 : 1,470
【   星   】 :
★★★★★★☆☆☆☆


我が愛する中日ドラゴンズの「黄金時代」、8年間の落合政権を支え続けた前ヘッドコーチが書いたこの本。
落合前監督の書いた「采配」と一緒に図書館に予約したのだが、こちらが先に届いた…。
 
 
 
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<内容>
 
名将・落合監督の右腕、懐刀として8年間、ドラゴンズのコーチを務めた、人望ある参謀が、落合監督の素顔から、若手の育て方、強い組織の作り方を、8年間のドラゴンズでのエピソードを例に、余すところなく書いた。
なぜドラゴンズは強かったのか? ジャイアンツを苦しめた選手起用の妙。
徹底した情報管理の秘策。落合采配はどこがすごいのか?
落合監督も、「わたしがまたユニフォームを着るなら、必ず森繁和を呼ぶ」と、断言、本書の内容に太鼓判!
 

 
ドラゴンズファンにはたまらない内容が満載であることは言うまでもないが、落合監督という傑出したトップの
下で、「参謀」 ( ヘッドコーチ ) として、いかにして組織 (チーム)を強くしていったかが、非常に判り易く描かれて
おり、ビジネス本としての要素も持ち合わせている。
 
我々のような「中間管理職」の人には、うってつけの本である。
 
 
あの8年前のキャンプ初日の紅白戦以外は、長い練習時間の全てが空白というスケジュールで、選手個々に
考えさせながら練習することを要求した、というところに、全ては端を発する。
 
「考えるより、考えさせるコーチ術」
 
実はなによりこれが難しい…。
こちらで考えて、その通りやらせるほうが早いし、我々の仕事には納期がある。
でもそれでは、現場が成長しない…。
わたしの場合、まず仕事を命じ、そのあとでじっくりと話をする機会を作り、本人が理解していなければ、
その仕事の持つ意味を説明するようにしている。
 
 
落合前監督の凄いところ、それはコーチたちに全幅の信頼を寄せ、
「任せて、信じて、責任を取る」  それを徹底したというところだろう。
また、その信頼に足りうるコーチを、己の人脈(落合氏には人脈が無い!)を使って集めた森繁和という
手腕が光っているのだ!
 
 
落合監督が、森コーチに8年間の政権中、投手の起用に対して命令したのは唯一、初年度の開幕戦の
「川崎」先発だけだったという!
 
それ以外は、あの2007年日本シリーズ最終戦の山井の完全試合降板も含めて、全ては森コーチに任されて
いたのである。
ただし時々ベンチの中で「オレだったらここで (投手を) 代えられたらイヤだけどな…」と、わざと聞こえるように
つぶやいていたというのが面白い(笑)
 
  ◇
 
落合政権を支えたドミニカ・ルート。
あれも、森氏が単身で乗り込み、開拓したものだという。
途中からは細かく野手の獲得についても落合前監督から要望を受けていたとのこと。
興味深いのは、「遊撃を守れる選手」を探していたとのことで、その背景には森野を一塁に回し、衰えの
見えつつある井端を三塁に転向させ、荒木・二塁、外国人・遊撃という構想が落合さんの中にあったという
ところだ。
 
  ◇
 
落合政権の初年度、今は二軍監督をやっている鈴木孝政氏が一軍コーチから二軍コーチに降格され、
さらに退団となった原因は、情報の漏洩だったことも本書で明らかにされている。
OBで長く解説者を務め、マスコミと強い結び付きがあり、監督が沈黙を続ける中で沢山の記者が孝政氏のところに集まってきて、そこでついついリップサービスしてしまったのだろう…。
情報漏洩を嫌い、徹底して緘口令を強いていた落合監督にとっては、それが許されざる背信行為だったので
ある。
 
  ◇
 
今や球界で一、二を争う名捕手となり、落合政権下の最大の立役者の一人である谷繁の扱いにも苦慮して
いたことが、この本で描かれている。
谷繁にも投手を見限るタイミングが早いという欠点があり、それをうまく補いながら、かつヘソを曲げさせない
ように苦労していた森氏の様子が伺える。
 
一番面白かったのは、最終戦までもつれた昨季のSBとの日本シリーズ。
ベンチの中で、「お前らいい加減、打てよ!」とぼやいたという谷繁に、森氏は心の中で
お前もだよ! と突っ込んでいたというところには、大爆笑した。
なんせこのシリーズ、谷繁は不振を極めていたから(苦笑)。
逆に言うと、投手でも野手でもなく、「捕手」 (= フィールド内の監督) として、それほど強打を誇るSBとの
頭脳戦に集中していたのだな、ということが良く判る、素晴らしい記述だった。
 
  ◇
 
…という訳で、ドラゴンズファンなら言うまでもないが、野球に少しでも興味があり、かつ、会社でリーダーとして
活躍している人、あるいはこれからリーダーを目指す人には、是非とも読んで欲しい、そんな一冊である。
 
 

【出版社】: 講談社
【発行】 : 2012/4/6
【 頁 】 : 226
【価格】 : 1400円(税別)
【 星 】 :
★★★★★★★★☆☆


小説は大好きで、今でも月6〜8冊程度はコンスタントに読んでいるのだが、レビューはかなり
サボッてましたねぇ…。
 
  ◇
 
第31回 (2011年) 横溝正史ミステリ大賞受賞作であり、かつ、『2012年度版 このミステリーが
すごい!』 国内編第6位にランクインされて話題となっている、この小説。
 
各所で大絶賛されているので、読んでみましたが…。
 
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<あらすじ>
 
私立藤野学院高校のバスケ部員椎名康は、ある日、少女が校舎の屋上から転落する場面に遭遇する。康は血を流し地面に横たわる少女を助けようとするが、少女は目の前から忽然と消えた。監視された空間で起こった目撃者不在の“少女消失”事件。複雑に絡み合う謎に、多感な若き探偵たちが挑む。繊細かつ大胆な展開、“真相”の波状攻撃、そして驚愕の結末。最先端で最高の青春本格ミステリ、第31回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

 
本の帯には
 
横溝正史賞史上、選考委員最大の賛辞!
繊細かつ大胆な展開、”真相”の波状攻撃、そして驚愕の結末
 
など、派手な宣伝文句が並んでいる。
 
横溝賞の選考に関わって長いが、その中でも三本の指に入る逸品!(綾辻行人氏)
 

この賞の選考委員を務めるようになって三年になるが、間違いなく、
わたしが読んだ中で最高の傑作である。(馳星周氏)
 
 
ここまで刺激的なコピーの羅列には、「期待するな」というほうが無理ってもんだ (苦笑)
 
 
 
さて、内容であるが、文体は我々大人が読むには少々厳しい…。
なんというか、昔であれば「ジュブナイル」、今流行でいうところの「ライトノベル」とも言うべき作品か。
高校生くらいが読んで、丁度いい感じかな…。
 
 
確かにラストで、大きなどんでん返しが待っている。
 
ただ、それ、やっちゃダメでしょ!! っていう感じのプロットであり、
 
あまりにも展開が強引過ぎるし、所々、辻褄が合わない。
 
緑は同性愛者かと思っていたが、「半陰陽」だった…。
 
ここまでは、百歩譲ってまだ許せるとして、コウとマユの立場が入れ替わるってのはねぇ…。
しかもここまで異種な人間が、このコウを取り巻く周囲に集まるって話は、あまりにもリアリティが
無さ過ぎる!
 
コウが伊達に犯した行為 (シーツの血の意味) は、一体なんだったのかと言いたくなる!!
とって付けたようなヒカル君の存在にも呆れるばかり…。(結局、なんだったのか?)
 
小説『容疑者Xの献身』では、トリックが判った瞬間に衝撃が走り、何度もその前を読み返して納得した
ものだが、この小説のそれは嫌悪感が走っただけで、およそ呆れて読み返す気にもならなかった…。
 
 
まぁ、オススメはできませんな…(-_-;)
 

【出版社】: 角川書店
【発行】 : 20011/9/26
【 頁 】 : 365
【価格】 : 1,575
【 星 】 :
☆☆☆☆☆☆☆☆☆


2010年本屋大賞第二位に輝き、ネットやマスコミでも話題沸騰のこの小説。
図書館で予約してから手元に届くまで、なんと8ヶ月も掛かったという、超人気小説なのである。
 
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<あらすじ>
 
栗原一止は信州の小さな病院で働く、悲しむことが苦手な内科医である。ここでは常に医師が不足している。
専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を三日取れないことも日常茶飯事だ。
そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。
だが大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。
悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった…。
 

 
頁数はわずかに205ページ。
物足りないくらいに、さくさくと読めてしまう。
 
決して派手さはない。
手に汗握るような事件や事故が起こる訳ではないのだ。
だが、読んだあと、じんわりと広がる優しさがある。 
 
悪くはない作品だ。
だが、それほど絶賛されるようなものだろうか…?
 
 
まず、キャラクター造形が大げさ過ぎる…。
時代劇のような口調でしゃべる主人公・一止。
そしてその夫・一止に対して、常に敬語で喋る榛名。
これだけでも全然リアリティがないというのに、主人公たちが暮らす「御嶽荘」に住まう男爵や学士殿との
掛け合いは、まるでマンガ 『めぞん一刻』 を見ているようだ…。
 
その日常の非現実性と、救いようのない医療現場の現実性が、あまりにもかけ離れているように感じられ、
せっかくの感動も台無しにしてしまうような気がする。
 
あまりにもあっけなく終り過ぎて、物足りなさを感じてしまう。
小説は第二弾も発売されたが、もう少し長編でもいいと思うのだが…。
 
  ◇
 
この小説、既に映画化も決定している。
 
キャストは主人公・一止に、『嵐』の櫻井翔。
そしてその妻・ハルに、宮崎あおいだという…。
 
う〜ん。
櫻井はまずまずのキャスティングか。
だが、妻・ハルは、絶対にわたしの脳内空間では「蒼井優」だ!
それ以外の姿が浮かんでこない!!
ずっと蒼井優の姿を思い描きながら、小説を読んでいた。
このキャスティングは、本当に残念!
 
短い小説だし、映画化には向いている。
問題は脚本。
この独特の世界観をどこまで再現できるか?
そのハードルは、決して低くはない…。
 

【出版社】: 小学館
【発行】 : 2009/8/27
【 頁  】  : 205 
【価格】 : 1,470
【  星 】  : ★★★★★☆☆☆☆☆


長い長い物語をようやく読み終わった…
図書館で容易に借りられるようになるのに、随分と長い時間が掛かった。
 
なんとか映画公開前に間に合った…、という感じである。
 
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良く練られた伏線が、最後に結実したさまは、見事である。
ホグワーツを舞台にした、魔法界を二分する「最終決戦」は活字だけでも、かなりの迫力がある。
(これが現代の技術で3D映像化されると、それは凄い迫力なのだろうな…。)
 
 
しかしねぇ…。
これは確か、児童文学だったのでは…?
少なくとも小学生が、この長くて難解な物語のどこまでを理解できるのだろうか…?
あまりにも沢山の人が死に過ぎて、悲しくなってしまった。
魔法の楽しさなんて、全く微塵も感じられない、暗く重たいストーリーに閉口した。
もう少し子供たちが読んで幸せになれる、そんなお話にできなかったのだろうか…?
 
 
また翻訳にも、かなり問題がある!
ときどき展開が判らなくて、何度か前に戻って確認しなければならなかった。
これだけの長い物語。
ただ翻訳(直訳)するだけではなく、世界観を理解した上で、思い切った意訳をすることもまた、
必要なのではなかろうか…?
 
 
決戦から15年が経過した物語のラスト。
できればルーピンとトンクスの子供は、ハリーが引き取って「養子」として育てていて欲しかった!
それだけの責任と義務が、ハリー・ポッターにはあったと思うのだが…
ハリーとジニーの子供たちや、ロンとハーマイオニーの子供たち。
彼らが主役となって活躍する物語が、いつの日かまた再開されるのかも知れない…。
 
 

出版社: 静山社
発行 : 2008/7/23
価格 : 3,990円
星   : ★★★★★★☆☆☆☆



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