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      <一時は中日の来季監督の有力候補だった立浪氏だが…>
 
 落合博満ゼネラルマネジャー(GM)の電撃就任で、厳冬の嵐が吹き荒れる今オフの中日。最も大きなあおりを食ったのは、監督就任がおじゃんになった立浪和義氏(44)だ。
 
 中日一筋21年の選手生活。最後の2年間は当時の落合監督の下で打撃コーチも兼任した。現役時代から将来の監督候補と位置づけられ、2009年限りで現役を退いてからは、評論活動やワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表コーチなどを務めつつ、再び古巣のユニホームを着るタイミングを見計らってきた。
 
 今オフまでには、親会社の中日新聞社内でも立浪氏を担ぐ流れができあがり、高木前監督の後任として確定的な報道まで出た。が、代表取締役会長でもある白井球団オーナーが最後まで首をタテに振らなかった。落合氏をGMとして呼び戻し、現役捕手の谷繁を選手兼監督に据える離れ業に及んだのも、立浪氏への強烈なアレルギーゆえだ。
 
 球界関係者が急転人事の裏側を明かす。「立浪もオーナーが監督就任に猛反対していることや、選手時代に起こした数々のスキャンダルを問題視していることはわかっている。今年いよいよ監督になる機運が高まって、何とかオーナーに認めてもらうため、有力者に間に入ってもらって“もう問題は起こさないので、どうか…”と直談判したそうだ。ところがかえって逆鱗に触れてしまい、“おまえのそういうところが嫌いなんだ!”と怒鳴られたらしい」
 
 事実とすれば、両者の溝はいまだ埋めがたいほどに深い。白井オーナーのもとでは、ミスタードラゴンズの返り咲きは望めそうになさそうだ。