徒然なるままに…。

今年の中日は東京から応援します、たぶん…(苦笑)

格闘技

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WOWOW恒例となりつつある、GWのビッグタイトルマッチ生中継。
今年は6階級制覇王者マニー・パッキャオと、元3階級制覇王者シェーン・モズリーとの一戦である。
 
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なんと両選手のファイトマネーの最低保証額はパッキャオが2000万ドル(約16億円)、そしてモズリーが
500万ドル(約4億円)というから、驚きの数字である…。
 
体格差では圧倒的にモズリーが有利。
 
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しかし世論は圧倒的にパッキャオを支持し、オッズは「6対1」という差がついていた。
まぁ、アントニオ・マルガリート、ミゲール・コット、ジョシュア・クロッティという居並ぶ強豪をことごとく撃破した
パッキャオの快進撃の前には当然の結果か…。
 
さて、試合は互角の立ち上がりに見えたが、手数でパッキャオが優勢。
3Rに事件が起こる。
 
パッキャオのワン・ツーのうち、ワンのジャブがまともにモズリーの顔面を捉え、崩れ落ちるモズリー。
 
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これで気力も萎えてしまったか、モズリーは失速する…。
 
このR以降、我々は延々とモズリーとパッキャオの追いかけっこを見続けることになる。
 
逃げるモズリー、追うパッキャオ。
 
「なぜ仕留められなかったのか?」という問いに、パッキャオは試合開始早々に足を痛めていたと、勝利後の
インタビューで語っていた。
試合を進めるにつれて痛みは引いていったが、KOできなかったのはその影響もある、とのこと…。
 
それとやっぱり、コメントでも語っていた通り、モズリーのカウンターを警戒していたせいもあるのだろう。
 
試合は10Rにモズリーのプッシングをレフェリーがパッキャオのダウンと勘違いして、場内は騒然!
しかし逆にパッキャオがムキになって襲い掛かったので、逆に試合のエッセンスとなっていた(笑)
ジャッジペーパーでは120点満点を付けた人もいたので、これは完全に無視された形となった。
 
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結局、最後までほとんど勇気を見せず、この 幻のダウン 以外には、なんの見せ場も作れずに
終ったしまったモズリー…。
 
これで4億円は貰い過ぎである (苦笑)
完全に〝肩透かし〟の一戦であった…。
 
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不完全燃焼の防衛となったパッキャオだが、なんと早くも11月にも試合をする予定があるという。
凄いなぁ…。
ビッグマッチばかりで、しかも国会議員という要職を務めている、というのに、この精力的な活躍ぶり。
もしかするともう「選手」としてのゴールラインまで決めているのかも知れないな…。
 
 
  ◇
 
そして放送終了間際、WOWOWから朗報が!
 
なんと、WBA・IBF・WBO世界ヘビー級王座統一戦
「ウラディミール・クリチコ vs デビッド・ヘイ」の一戦が7月3日(日)に、独占生中継決定!
 
いやー、ついに決定しましたね!
ボクシング界の最高峰ヘビー級の頂点の一角がこれで決定する!
ここはひとつボクシング界のためにも、ヘイに頑張って欲しいところだが…。
 
17歳でプロデビューし、以降43戦41勝30KO1分1無判定。
伝説の3階級制覇王者を父に持つ、チャベス・ジュニアの事実上の世界前哨戦である!
 
対するは昨年1月に世界タイトルの挑戦経験もある曲者、ビリー・ライルだ。
 
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身長にして8cm、リーチにして12cmと、体格では圧倒的に優るチャベス・ジュニア。
だが、試合結果から先に言ってしまうと、なんとも盛り上がらない、チャベス・ジュニアの判定勝ちであった…。
その成長ぶりを楽しみしていただけに、なんとも肩透かしの一戦にがっかりした。
 
 
面白くないのは、そのスタイルにある。
偉大なる親父を尊敬し、そのスタイルを真似たいのは判らないでもない。
だが、父とはそもそも体型が違うのだ。
身長も高く、長いリーチを誇るジュニア。
何故にその特徴を生かすことなく、ただいたずらに足を止めて打ち合うのか!?
しかも致命的なのは、そのパンチ力の無さだ。
 
ブンブンと振り回し、かなりの数の有効打を食らわしているにも関わらず、さしてタフとも思えないライルを
ダウンさせることすらできない…。
おそらく距離を取って、的確に左ジャブを打ち、ここぞというときに右を叩き込めば簡単に勝てた相手だろう。
 
既に6月には「王座決定戦」が決まっているという、このチャベス・ジュニア。
だが正直、その立派な戦績は選びに選ばれた対戦相手による「作られたもの」でしかない…。
 
今のスタイルでどうしても戦いたいと言うのなら、もう少し身体を絞って、その上で身体全体の筋力を付け、
パンチ力を上げていくしかないと思うのだが…。
兄弟王者となってからもう2年半が経過しているクリチコ・ブラザーズ。
ライバル王者としてはWBA王者のデビッド・ヘイ以外に、これといった選手が見当たらないのが歯がゆい。
 
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しかし今回、兄ビタリに挑戦するのは、アマチュアで349勝を挙げ、アテネ五輪のヘビー級で金メダルを獲得。
06年にドイツへ亡命し、07年にプロ転向後は17戦全勝12KOという輝かしい戦績を引っ提げて登場した
オドラニエル・ソリス!
勿論、ランキング1位の実力者である。
アマチュア仕込みのテクニックが、ビタリの前にどこまで通用するのか、楽しみだった!!
 
  ◇
 
身長で15cm、リーチで12cmと、体格面では圧倒的にビタリが有利。
試合開始直後は、両手のガードを高く挙げ、顔面をがっちりとガートするソリス。
対するビタリは左で伺いながら、ゆっくりと前に出る。
しかし、ソリスは下がりながら、1分過ぎ、1分半過ぎ、2分過ぎと、右のクロスで巧く合わせて優位に立つ。
 
おぉ、なかなかやるじゃないか!
 
1Rもう残り時間がほとんどなくなった頃、ソリスが連打で前に出たところを、今度はビタリがバックステップ
しながら、ソリスの側頭部へ一発!
 
ゴツン! という鈍い音が響く。
 
すると時間を置いてから、踏ん張り効かなくなったソリスがゆっくりと沈んでく…。
 
 
えぇぇぇぇぇぇぇ!?
マジで?
 
結局、足の踏ん張りが効かなかったソリスはカウントアウトとなり、これであっさりと試合が終ってしまった。
 
「なんでだよ? なんで向かってこない!?」 
 
とばかり、大きく両手を広げて不満げな表情のビタリ。
それは観客も同様で、一斉に城内はブーイング!
 
しかし、まぁ、これだけの実績を誇る挑戦者でも、今年40歳となるビタリとの差は歴然たるものだった…。
ここまでの差があるとは、戦前に誰が想像しえたであろうか?
しかも最後の一発さえ無ければ、確実に挑戦者が取っていたRである。
しかし、後でスロー再生してみると、側頭部に入った一発は実に力の入った説得力のあるパンチであり、
あらためてビタリのパワーの恐ろしさを誇示する、もの凄いものだったことが判る。
 
いや、参った…。
全く死角なし。
恐るべき40歳である!
 
  ◇
 
さて、今後のヘビー級の展望だが、6月下旬あるいは7月初旬くらいに、ビタリの弟・ウラディミール・クリチコ
(IBF・WBO王者)が、WBA王者デビット・ヘイとの統一戦を実現するべく、動いているという。
仮にウラディミールが、ケガなど何らかの要因により試合できなくなった場合でも、兄ビタリが代わって
ヘイとの統一戦に出場する条件だという。
兄弟王者ならではの契約条項である(笑)
 
 
だたねぇ、ホントにもうそろそろ、若く新しい力が欲しいと思っているのは、わたしだけではあるまい…。
出でよ、若き挑戦者よ!!
 
 
昨年6月、無敗だったユーリ・フォアマン(イスラエル)を9回TKO勝ちで破ってWBA世界S・ウェルター級タイトルを獲得し、自身3階級制覇を成し遂げた天才ミゲール・コット。
 
そのコットが9ヶ月ぶりの初防衛戦に選んだ相手、それが37歳の〝暴れん坊〟リカルド・マヨルガだ!
 
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何をするか判らない、常識ハズレのマヨルガと、精密機械のようなコット。
実に面白そうな組み合わせではないか。
 
例によって、会見で露骨に挑発を繰り返すマヨルガ。
盛り上げ方がうまいなぁ。
 
 
さて、試合はコットがスピードあるマシンガンジャブでリードする。
そして鋭い左ボディがマヨルガの脇腹に突き刺さる。
前半から完全にコットが試合を支配していく。
 
面白かったのは2回。
コットに被弾したあと、突然「こっちだ、こっちへ来い!」というジェスチャーを見せ、いきなり自らコーナーに
下がって、コットを挑発するマヨルガ。
こんな選手、見たことない!(笑)
 
4回くらいから、まるでセオリーを無視し、上から、下から、まるでメチャクチャなパンチを繰り出して攻める
マヨルガ。
カウンターで応酬するコット。
いいねぇ、実に噛み合ってるゾ!
 
圧巻だったのは、やはり、コットの完璧な防御技術だ。
高く上げた右腕で、巧みにマヨルガのパンチをブロックしていく。
派手な音を立ててはいるが、マヨルガのパンチはその大部分がコットのブロックの上を叩いているだけだ。
 
試合は11回まで、そのペースで終了。
マヨルガの顔面はかなり腫れ上がっているが、端正なコットの顔もところどころ赤く腫れていて、決して
一方的な試合ではなく、マヨルガのパンチも確実に当っていたことが判ってくる。
 
そして迎えた最終R。
先に勝負に出て、またメチャクチャなパンチの集中打を浴びせるマヨルガに対し、
左ボディ 右フック 左フック の見事な3連打で、ついにきっちりとマットに沈めてみせたコット!
 
一度は立って見せたマヨルガだったが、どうやら左拳を負傷したもようで、もはや戦意は残っていなかった。
 
 
う〜ん、お見事!
KOで勝利を手にしたコットは勿論だが、果敢に攻め入ったマヨルガの勇気も讃えたい!
37歳でこれほどやるとは。
予想通り、実に面白い試合でした。
 
 
いよいよ、プロ初黒星を喫したあのアントニオ・マルガリート(メキシコ)との再戦が濃厚となったコット。
さぁ、リベンジなるか!?
 
いやー、これ、ホントに「特殊撮影」じゃないの?
ネコでも、テレビ見て、興奮するんですかね?
 
ほれぼれするような〝見事なコンビネーション〟に、KOされちゃいましたよ(笑)
 
(ついついカテゴリーも「ペット」ではなく、「格闘技」にしてしまいました。)
 
 

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