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昨日のWOWOWエキサイトマッチ (生中継) は
【WBC世界ヘビー級タイトルマッチ】
ビタリ・クリチコ (王者) vs ディレック・チゾラ (同級14位)
ビタリ8度目の防衛線で、40歳を迎えてもこれが2度目の防衛線である。
現地のオッズも10対1と圧倒的にビタリだし、まぁ、正直、あっさりと終わるだろうと
タカをくくっていたのだが…。
このチゾラ、まるでプロレスのヒールのような傍若無人の悪行三昧!
計量のあとには、頭をつけての睨み合いから、ビタリに平手打ちを食らわせ、
ゴング前には、まるでグレート・ムタのように毒霧殺法を食らわす! (笑)
これでビタリはすっかり頭に血が昇ったのか、それとも頭を振りながらガンガン前に出てくるチゾラに
ペースを乱されたのか…?
とにかくペースの上がらないビタリ。
WOWOWの解説者二人も盛んに指摘していたが、相手の出足を封じるいつもの鋼鉄の左ジャブが
全く出てこない。
わたしが見る限り、この試合で渾身の力を込めた左は一発も打っていなかったように思う…。
チゾラはいい戦い方をした。
ビタリは懐に入られると弱いのか、それとも単に左拳を試合前に壊していただけなのか…?
9R以降、足を使って距離を取り、下がりながらバンチを浴びせるというアウトボクシングに徹した
ビタリが逃げ切る形となった。
ただしジャッジは3者ともに、8ポイントという大差を付ける形となった。
だが、わたしの採点ではビタリがわずかに2ポイント差での勝利。
この辺りも、マストシステムでの採点の難しさを痛感させられる試合となった…。
(皆さんの採点ではどうだったでしょうか?)
これでV8となったビタリだが、脆さも露呈した…。
ひょっとすると、年齢から来る衰えもあるのかも知れない。
どこかから、圧倒的なスピードを誇る若手でも、出てきてくれないものだろうか…?
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格闘技
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95年3月のK‐1GPで初来日し、初戦でアンディ・フグをKOして鮮烈なデビューを飾り、K−1黎明期の
「四天王」と呼ばれて一斉を風靡したマイク・ベルナルドが亡くなったという。
その死因も うつ病による自殺 だというから、余計に衝撃的だ…。
K−1に興味の無い人も、あの「キレテナ〜イ!」というカミソリのCMで話題となった、このマイク・ベルナルドの
ことを覚えている人は多いに違いない。
ただK−1のコアなファンなら、その死因を聞いても意外には思わなかったかも知れない。
晩年のベルナルドは、まるで萎んでしまったかのように、体が急激に小さくなっていた。
明らかにそれはステロイド(筋肉増強剤)の影響であった。
そして知られざるステロイドの副作用、それこそが精神疾患なのである。
皮膚病の薬として用いられるステロイドの副作用でこれなのだから、筋肉増強剤として用いられるそれの
副作用たるや、推して知るべし…である。
ベルナルドがあの全盛期の肉体を手に入れるための代償として精神を病んでいたとしても
不思議ではないのだ…。
もし本当に死因がそうなのだとしたら、今後安易にステロイドに手を出すアスリートを戒めるためにも
きちんと公表すべきであろう…。
いずれにしてもまだ42歳。
あまりにも早過ぎる死である。
謹んで、故人のご冥福をお祈りします。
訃報:元K-1マイク・ベルナルドが他界、谷川代表「心を痛めております」現役時代はK-1四天王として活躍したマイク・ベルナルド(左)
K-1で活躍したマイク・ベルナルド(南アフリカ)が、2月14日(火)に母国で死去していたことが分かった。
享年42歳。
K-1を運営する株式会社FEGの谷川貞治代表は昨日の夕方、ベルナルドの日本のスポンサーから第一報を
聞いた。詳細は不明だが、近年はうつ病で精神的に病んでおり、自ら命を絶ったという。
谷川代表は「本当に驚いていますし、心を痛めております。心よりお悔やみ申し上げます。 K-1でのピーター・アーツやアンディ・フグとの激闘が心に残ります。
彼はちゃめっ気たっぷりの明るい性格だったので残念です」 とコメントしている。
ベルナルドは1995年3月3日に初来日。 強烈なパンチ力で当時無敵を誇っていたピーター・アーツをKOするなどの活躍を見せ、アンディ・フグや
アーネスト・ホーストとともにK-1四天王の一人と言われた。
愛嬌のある性格で、ファンからはベルちゃんの愛称で親しまれていた。
[格闘技ウェブマガジンGBR 2月15日(水)11時36分配信] K‐1四天王”マイク・ベルナルドさん死去 紀香も追悼42歳の若さで亡くなった“K‐1四天王”のマイク・ベルナルドさん
K‐1で活躍した格闘家のマイク・ベルナルドさんが、14日に母国の南ア・ケープタウンで亡くなったと、複数の海外ニュースサイトが相次いで報じた。42歳だった。 K‐1関係者は14日、デイリースポーツの取材に「亡くなったようですが、詳しいことはまだわかりません」と話した。
長くK‐1中継の司会を務め、ベルナルドとも親しかった女優の藤原紀香は公式サイトで「悲しくて、悲しくて、胸が張り裂けそうです」と悲痛なコメントを掲載。K‐1で対戦したレイ・セフォーやゲーリー・グッドリッジは自身のツイッターで追悼コメントを出し、ミルコ・クロコップも海外の格闘技ニュースサイトにコメントしている。
ベルナルドさんは95年3月のK‐1GP(後のK‐1ワールドGP)で初来日し、初戦でアンディ・フグをKOする鮮烈なK‐1デビューを飾った。豪腕パンチを武器にピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、フグとともに四天王と称され、96年のGPで準優勝するなど一時代を築いた。WBF世界ヘビー級王座を獲得するなどボクシングでも活躍し、01年大みそかの猪木祭では高田延彦と総合格闘技ルールで対戦した。
01年以降は打たれ弱さが目立つようになり、06年に引退。現在は後進の育成にあたっており、07年にはK‐1トライアウトのコーチ役として来日していた。
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今日のWOWOWのスペシャルマッチ生中継はこのカード!
2008年7月、無敗だった天才ミゲール・コットは、挑戦者のアントニオ・マルガリートに11回怒涛の連打を
浴びて、初黒星を喫した…。
そしてあれから3年4ヶ月。
立場は大きく逆転した。
「この3年半でオレが大きく成長したことを証明してやる!」
そう会見で語ったコットの言葉通り、試合は進んでいった。
試合開始早々、マルガリートは前へ前へと出て行く。
コットは、左に、左に、と回りながら、これを迎え撃つ。
マルガリートのパンチを巧みなディフェンス技術を駆使してかわしながら、右へ、左へと細かいステップを刻み、
パンチを浴びせかける!
フルマークでポイントを重ねていくコット。
対するマルガリートのパンチは、ただコットのガードの上を叩くだけ…。
そして迎えた7R。
コットの左フックを浴びて、すっかりマルガリートの右目は腫れ上がってしまう…。
ここがチャンスとばかり、8、9Rのコットは、得意のボディを放って意識を下に向けさせておいてから、
腫れ上がったマルガリートの顔面へ強烈な左フックを叩き込む!!
10Rを迎えようとするところで完全に右目は塞がり、ついにレフェリーが試合を止めてしまった!!
たとえここで止めなかったとしても、判定ではフルマークの圧勝で終っただろう。
もうリマッチの必要すら感じさせない、コットの圧勝である。
だが、決して楽勝だったわけではない。
常にプレッシャーを受けながら、スピードを保ち、ディフェンスでかわし続けてパンチを叩き込む!
これがどんなに大変なことか!!
一度はパッキャオに光を消されたコットだが、これでスター戦線に踏み止まった。
次はどんな展開が待っているのか!?
天才ミゲール・コットの逆襲はむしろ、これからである!!
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今年2月、あのモンティエルを「今年一番」という衝撃のKOで葬ったノニト・ドネア。
残念ながら、デラ・ホーヤの「ゴールデン・プロモーション」への移籍問題でトラブルとなり、なかなか試合が
できなかった。
ようやく実現したタイトル防衛マッチ。
対戦カードはこちら。
ナルバエスは'02年にWBO世界フライ級王座を獲得し、以来8年間に16度防衛した。
また昨年5月に獲得したWBO世界S・フライ級王座も3度防衛中である。
世界戦だけでも21戦を数え、20勝(8KO)1分という、立派な数字を残している強豪である。
が、しかし、そこはドネア。
観客や視聴者の大半が、ドネアのKO勝利シーンを期待していたところだ。
そのナルバエス、ガッチリと両腕を高い位置に固定してガード。
ほぼ完璧にドネアの強打をブロックする。
上から、下から、そして横から。
色んな角度を付けてパンチを打ち込もうとするドネアだが、あまりにも頑強なガードの前に、完全にブロック
されてしまう…。
パンチの数で言えば、8:2、いや、もしかすると 9:1 という割合で、圧倒的にドネアの優勢だったが、
如何せん、有効打がない…。
終始このペースで、なんの見所もないまま、Rはただ進んでいく。
結局、ジャッジの三人がいずれも 120−108 という、ドネアの圧倒的な優勢勝ちで終った…。
前評判と違い、とんでもない大凡戦におわり、終盤はブーイングがこだましていた。
全くといっていいほど噛みあわず、見せ場の一つもないまま、あっけなく終ってしまい、とても残念だった。
試合後、リング上での勝利者インタビューにおいて、
減量がきつくて、途中足がつってしまった。
バンタム級のリミットまで落とすのは簡単ではない。
今後はSバンタムへ階級を上げることになるだろう。
と語り、次は誰と戦いたい?というインタビュアーに問いには、真っ先に
西岡!
と答えていた。
ただ、WOWOWの解説者ジョー小泉氏によれば、次戦は空位となっているWBOSバンタム級王座を掛けて
ウィルフレド・バスケス・Jr との対戦が確定したという!
そしてこの対戦に勝てば、その次の試合は西岡への挑戦が規定路線で、帝拳ジムも交渉中であることを
浜田さんも暴露していた。
この試合、とにかく早く見たい!
西岡選手にとっても、一世一代の大試合となることだろう。
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昨日WOWOWで生中継されたのはこのビッグカード!
正真正銘、これが決着戦となるのか!?
試合は予想通り、スピードで優るパッキャオが出入りの激しい動きで揺さぶり、マルケスはそれに対して
高度な防御テクニックを駆使しながら、カウンターのチャンスを伺う…、という展開に終始する。
時折足を止めて互角の打ち合いを見せるも、お互いに相手をグラつかせるまでには至らない…。
二人とも決して逃げていたわけではないし、噛み合わなかったわけでもない。
だが、期待していたほどに「手に汗握る」内容には程遠く、不完全燃焼で終った…。
試合終了のゴング直後に大きく頭を振ったパッキャオ。
この事実が全てを物語っているといえよう。
マストシステムで採点するのが非常に難しかったこの試合。
わたしの採点では 117−111 でパッキャオの勝利としたが、実際の採点は、
114−114、115−113、116−112 「2−0」で、パッキャオの勝利となった。
敗れたマルケスは
結果に失望した。本当に勝ったのは私であって、パッキャオではない。
家族や陣営と話して決断しなければならない。おそらく引退するだろう。
とコメントして、引退を示唆した。
一方、辛くも勝利を収めたパッキャオは来年5月、不敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(34=米国)
との総額100億円のビッグマッチが最有力となった。
5月とはまた随分と長く間隔が空いてしまうが、次こそは白黒ハッキリとつく試合展開を望みたいものだ…。
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