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<テニス:全米オープン> ◇8日(日本時間9日)
◇ニューヨーク ◇女子シングルス決勝
ついに、この瞬間がやってきた!
錦織がケガのために失速してTOP10圏外へと消え去り、もうわたしが生きているうちに
日本人がグランドスラムを制覇する瞬間を見られることはないだろうと思っていた。
ビックサーバーでもある大坂なおみ。
球足がさらに速くなる、得意なはずの芝やハードコートのシーズンに入ってからも低迷。
特に全米の前哨戦では1回戦負け、2回戦負けが続いており、下馬評は決して高くなかった。
ところが全米に入ってから、彼女の闘い方が一変する。
サーブではここぞというとき以外は高速サーブを封印し、ワイドサーブなどを多用して
精度を重視する。
それは1'stの確率を上げるだけではなく、あれほど以前は叩かれていた2'ndで確実に得点が
できるようになった。
ここが最も大きい。
また、ラリーが続くと以前は自分自身が焦れてエースを狙いにいき、大きく外す、あるいは
ネットかける、というシーンが目立ったが、今回の全米では淡々と、( だが、決して遅くは
ない球速で) 相手のコートへ、着実に返すシーンが目立った。
そうなると、以前はあれほど優位に立っていた相手選手が逆に焦れてミスを繰り返すのだ…。
そしてここぞというときには、200km/hに迫らんとするビッグサーブで窮地を脱する。
まるで、老獪なベテラン選手のようなテニスで、対戦相手を翻弄する…、
そんな戦い方だった。
今日の決勝も、そんな試合の象徴だったように思う。
第2セットの第2ゲーム。
セリーナが悪いわけではないが、コーチがスタンドから「前後」、あるいは「左右」に
揺さぶれ、というようなジェスチャーを見せて、これがチェア・アンパイアの目に留まり、
ウォーニングを受ける。
これに納得のいかないセリーナがゲーム間に何度も「わたしはそんな卑怯なことはしない!」と、食い下がる。
さらに第5ゲームで大坂なおみがブレークに成功すると、我慢し切れずに、ラケットを
コートに叩きつけて、二度目の警告で次ゲームのファ−ストポイントを失ってしまう!
一度警告を受けており、ここでラケットを叩き付ければ間違いなく二度目のウォーニングで
ポイントをロスすることを知っていながら自らそれを犯し、さらに激高して、何度も何度も
ゲーム間にチェア・アンパイアに詰め寄る。
あなたは嘘つきだ、謝れ! と罵ったことが決め手となり、セリーナの第8ゲームは
戦わずとして、奪われてしまった…。
審判団をコート内に呼び、涙を流して アンフェアだ! と訴えるセリーナ。
場内はブーイングが飛び交い、異様なムードに。 2万人を超える観衆のうち、9割の人間がセリーナに味方しているという、実に嫌な雰囲気だ。
こんな中で試合をしなければならない大坂なおみはかわいそうで、精神的にキレて
しまわないかと心配だったが、淡々とゲームに徹して、ついに男女を通じて、日本人選手と
して初の グランドスラム制覇 をあっさりと達成してしまった!!
わずか2年前、自分自身の感情をコントロールできず、試合中に泣き出してしまうような
選手だった大坂なおみが、この異様な雰囲気の中で、しかも憧れ続けたセリーナ相手に、
非情に徹して、勝利した…。
この事実の、なんと重たいことか…!?
大坂なおみ選手、本当におめでとう!!
この精神状態を保ち、ケガにさえ気を付ければ、この先何度だってGSを制覇できるだろう。
今大会の制覇でWTAランキング7位に踊り出る大坂だが、ランキング1位だって夢では
なくなった!!
この大坂なおみ選手の覚醒により、一介のヒッティング・パートナーでしかなかった
サーシャ・バジン氏は、一躍トップ・コーチの仲間入りを果たした。
前コーチのハロルド・ソロモンと一緒にやっているときはテニスが辛そうに見え、精神的にも
極めて不安定だっただけに、彼の手助けなくして、この躍進はありえなかったでしょうね…。
一方で、来年は追われる立場になる。
今回対戦ならなかったハレプやウォズニアッキ、ケルバーといった、ランキング上位の
実力者たちが今後、彼女を意識して倒しに掛かってくるだろう。
また、準々決勝で対戦した同世代のサバレンカとは、この先何度でも死闘を繰り広げそうな
予感がする…。
いやー、凄いことになってきましたね…。
テニスファンとしては、ワクワクしてしまいます(笑)
ただ、次の錦織、次の大坂なおみが育ってきていないことも確かな訳で、しかも
錦織、大坂なおみともに、日本というよりアメリカの環境に育ててもらったような訳で、
日本テニス界としては、喜んでばかりもいられない。
一過性で終わらせるのではなく、これを追い風として、さらなる有力選手を発掘、教育する
手段を確立していって欲しいものだが…。
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その他スポーツ
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大坂なおみが、ついに日本人女性としては初めて、グランドスラム決勝の舞台へと進出する
快挙を達成した!
5−1から悪夢の逆転負けを喰らい、試合中に感情を抑えきれず泣き出してしまうという
屈辱の経験を味わった…。
S・ウィリアムスやアザレンカ、ウォズニアッキらトップ選手のヒッティング・パートナーを
長年務めてきたサーシャ・バジン氏をコーチに迎え、特にメンタルを鍛えてきた大坂なおみ。
この全米OPの前哨戦ではさっぱり奮わなかった大坂だが、いざ全米が始まると、見違える
ような戦いぶりを見せた。
とはいえ、今まで一度も勝てなかったキーズが、準決勝の相手。
全く寄せ付けないほどの 横綱相撲 で完勝するとは、誰が予想できたであろうか…?
なんでもかんでもハードヒットするのではなく、また、難しいコースを狙うのでもなく、
とにかく我慢して、ボールを一球ずつ丁寧に返すことを心掛けているのが良く判る。
相手が根負けしてミスするまで、待つことができるようになったのだ。
ただでさえ、今や世界女子No.1のビッグサーバーである大坂。
だが、女子の世界で200km/hを超えるサーブが、必ずしも必要とは限らない。
多少スピードを落としても、ファーストを確実に入れさえすれば、主導権を握れるという
ことに、ようやく気付いたのだ。
身長180cmという恵まれた体格に加え、今大会では見事なフットワークを見せ、
とにかくボールを拾いまくっている。
守備力の向上こそが、今大会の躍進を支えているのである!
決勝は、ずっと憧れ続けてきたS・ウィリアムス選手。
あまりにも彼女を尊敬し過ぎていて、それが裏目に出てしまわないかと心配だが、
それさえなければ、未だオーバーウエイト気味で、本調子には戻っていないS・ウィリアムス
とやっても、充分に勝機はあると、わたしは確信している。
いよいよ、夢の頂点まであと一つ!
こうなったら、絶対に掴み取って欲しい。
そして日本のマスコミはもっともっと、彼女のこの躍進ぶりを取り上げて欲しいものだし、
男女を通じて初の日本人グランドスラム制覇を達成した暁には、国民栄誉賞を与えても
いいくらいの快挙だと、個人的には思っているんですがねぇ…。
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<テニス:ウィンブルドン>
◇15日 ◇ロンドン ◇男子シングルス決勝
◇優勝賞金225万ポンド(約3億4000万円)
ノバク・ジョコビッチ vs K・アンダーソン
3-0 (6-2、6-2、7-6)
準決勝のイズナー戦、最終セットで 26 - 24 という死闘を演じたアンダーソンには、
全盛期の力を取り戻したジョコビッチと戦うための充分な力が残されてはいなかった…、
というのが正直なところかな。
あまり見せ場のない試合でしたね。
右肘を痛めて手術したジョコビッチ。
サービスも含めて、徹底的に右肘への負担を軽くするために改善を行ったということ
ですが、本当に憎たらしいほど強いジョコビッチが帰ってきました。
圧巻はやはり準決勝、ナダルとの52回目のマッチアップでしょう。
観ているこちらが思わず息を呑むほどの、この二人でしか演じられない超ハイレベルな
高速ラリーは、とても見応えがありました。
ビッグサーバーではないジョコビッチとナダルの最終セット 10 - 8 は、いったいどこで
決着するんだろうと思いながら見ていました。
残念ながら錦織では、この二人のようなハイレベルの闘いは、メンタル・フィジカル
ともに、出来ないだろうな…。
この優勝で、ジョコビッチは久し振りにATPランキング10位に返り咲くことが決定。
一ヶ月後の全米OPでも、一躍「優勝候補」になることでしょうね。
これで、全仏OP ―→ サッカーW杯
└→ ウィンブルドン
と続いていたスポーツ漬けもようやく一段落し、睡眠不足からも解放されます(苦笑)
これからは少し映画鑑賞も進むかな。
ドラゴンズは相変わらず弱いままなので、まぁ、どうでもいいか(笑)
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ついに終わってしまいました、2018年サッカーW杯ロシア大会…。
ディフェンシブな試合になるのでは?と試合開始前は懸念したものの、フランスが18分と
いう早い段階で先制し、さらにその10分後にクロアチアが追い付いたことから、展開が
速くて、とても面白い試合になりましたね。
ただし、このVARで特定されたこのPKは余計でした。
あれは取らなくても良かったんじゃ…?
ポグバのこの3点目は効いたけど…、
何と言っても圧巻は、このエムバペのダメ押しとなる4ゴール目!
面白い試合でした。
最後の最後まで、両チームは前を向いて、果敢にゴールを狙いましたね。
エムバペを中心としたフランスの超速攻が、何度もクロアチア陣内を抉りました。
フランスのセットプレーの精度、お見事でした。
まだ両チームともに成熟したチームではないし、これに超攻撃的サッカーを自負する
ベルギーを加え、早くも4年後が楽しみになってきました。
試合日、FIFAから各賞が発表されましたが、どれも納得の受賞ですね。
◆ゴールデンボール(最優秀選手賞): クロアチア 代表 MFモドリッチ(32)
◆ゴールデンブーツ(得点王)6ゴール : イングランド代表FW ハリー・ケーン(24) ◆ゴールデングローブ(最優秀GK賞) : ベルギー代表 GKティボー・クルトワ(26) ◆ヤングプレーヤー賞 : フランス代表 FWキリアン・エムバペ(19) ◆フェアプレー賞 : スペイン この1ヶ月、睡眠不足には悩まされましたが、本当に夢のように楽しい一時を
過ごさせてもらいました。
各国代表 & スタッフの皆様、そして大会運営に携わった関係者の皆様、本当に
ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした!!
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見終わって、なんだか考えさせられる試合だった…。
点こそ入らなかったものの、前半は両チームともにアグレッシブな姿勢で攻め込み、
アッという間に終わった 45分+2 だった。
フランスのロリス、ベルギーのクルトワ、ともに素晴らしいファイン・セーブを連発した。
後半開始早々の6分過ぎ、試合はセットプレーから動いた。
グリーズマンが蹴った右CKにDFのウンティティが、194センチの相手MF
フェライニを抑え込んで競り勝って、頭で決めた!!
日本戦同様、ここから本気のベルギーが顔を出す…かと思ったが、フランスは意外な
戦術を取る。
なんと、ほとんどの選手が自陣に戻り、鉄壁のガードでゴリゴリに守りを固めたのだ。
ここからボゼッションは圧倒的にベルギーとなるのだが、守りが固過ぎてベルギーは
出しどころにも困る始末…。
エデン・アザールが斬り込んでも四人掛かりで崩されて、ファールすら貰えず、ボールを
奪われる始末…。
そして時折エムバペを中心として、ベルギーのお株を奪うかのような鋭いカウンターで、
ベルギーのゴールマウスへと迫る!
そうか、ベルギーのスピードを封じるには、ベルギーに終始ボールを持たせれば
良かったのか…!?
いや、まぁ、それもフランスほどの高い守備力を誇ればこその戦術…なんで
しょうがね(苦笑)
FWのジルーですら献身的な守備を見せて、勝利に貢献しましたから。
本当はベルギーに勝って欲しかったのですが、仕方ないですね。
いや、参りました…。
世界最高峰の試合、じっくりと堪能させていただきました。 こうなったら、フランスに優勝してもらいたいものですが、果たして…?
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