Yahoo! blog β版のサービス提供が開始されたのは、2005年1月31日。
ブログ界では比較的歴史の浅いYahoo! blogだが、その独特のシステムから生まれた
様々なローカルルール(俺様ルール?)や文化が存在する。
まず、Yahoo! blog 独特のシステムを振り返ってみよう。
参考: Yahoo!ブログヘルプ Yahoo!ブログの特長
■Yahoo!特有のシステム
・投票機能:Yahoo!にログインした人のみ投票が可能。
・転載機能:転載ボタンが表示されている記事を転載することができる。
(転載設定を不可にすることも可能)
・傑作機能:ログインした状態で使用することができる。これは、人気度・ランキングに反映される。
・ファン登録機能:ファン登録することで、ファン限定記事を読むことができる。
・トラックバックが相互リンクになる。
補足:多くのブログサービスでは、トラックバックをした時、相手側に自ブログのリンクが貼られるだけで、
自分のブログにトラックバック先が表示されることはない。
■その他の特徴
・ゲストブック
・訪問者履歴
・アバター、名前アイコンが使用可能。
・ランダムブログ(ランダムで選ばれたブログに移動できるシステム)
・アクセス解析が付いていない。
(レンタルするにも、Yahoo blog で設置・使用できるものは少ない。 )
・禁止ワード&禁止IP設定ができない。
・CSS、HTMLは、一部使用可能。(記事のみ。デザインの直接編集は不可。)
・インポート・エクスポート・バックアップ機能が無い。
などである。
他社ブログを利用したことのあるブロガーであれば、実用的な機能が少ないと思えるのがYahoo! blog。
少機能な Yahoo! blog であるが、人間関係の輪を広げるには、とっておきのブログサービスだと思う。
その人間関係を円滑にするために生まれたのが、独自のローカルルールである。
本題。
Yahoo! blog でよく見るローカルルールと光景。
■ファン(お気に入り)登録に関すること。
・相互ファン登録
・挨拶なしのファン登録禁止
備考 : 「相互ファン登録」は、ある程度ブロガー同士の親交が深まれば、自然の成り行きでそうなると思う。たまに、相互ファンを当然のことだと思って、それをしない人に対し、文句をたれている人が居るが、ファン登録の基準が個人によって当然異なるので、そうやって文句をたれている人たちを見ると滑稽に思う。
「挨拶なしのファン登録禁止」を嫌がる人も結構見かける。そんな露骨に嫌がらんでも・・・と思うんだが。ファン限定記事に多くの人に見られるとマズいこと(エロ・悪口・個人情報 etc...)を書いているからなのか、ただ単に、気持ちが悪いから嫌なのかはよくわからない。
ファン限定記事も転載すれば、普通に読めるので、ちょっとキワドイ内容の記事も、ファン限定にしておけば「安全」と思っていると危ない。
■リンク・トラックバックに関すること。
・無断リンク・無断トラックバック禁止
・記事中に言及リンクがなくても、共通する話題ならトラックバックOK
・相互トラックバック
・トラックバックされたら「ありがとうございます」と返す。
(本来なら、トラックバックさせてくれて「ありがとうございます」)
備考 : 無断リンク・無断トラックバックも嫌がる人が多いな・・・。(私はリンク・トラックバック時の挨拶は不要派です)無断リンクについては、様々なところで論争が繰り広げられているが、web に情報発信している以上、自分の知らない人たちに記事を読まれて評価されたり、リンクを貼られたりするのは当然あるわけで。無断でリンクを貼られるなんて、「もってのほか!」と思う人は、ブログポリシーや一言メッセージに「無断リンク禁止!」と一筆書いておくといいかもしれない。
(逆に無断リンク禁止とは何事だ!と叩きに遭うかもしれないが・・・プッ)
Yahoo! blog では、リファラ解析ができないので、報告・トラックバックなどが行われない状態でリンクを貼られたら・・・気付かないね。(笑)そんなシステム下だからこそ、無断リンク禁止という意見があるのだろう。
あと、リンク時挨拶不要派の私がYahoo!内のブログでリンクを貼る時に挨拶するのは・・・ただ単に、その人と交流をしてみたかったのと、第三者がリンクの意図を曲解し、リンク先の人にヘン報告をされ、トラブルを起こしたら嫌だなぁと思っているから。(小心者過ぎ)
トラックバックについては、正しい意味を理解せず、方法だけを習得している人が多いように思う。これは、微妙なトラックバックの方法を広めたHow to系ブログが一役買っているのだろうけど・・・。そこで教えているトラックバックの方法が、正しいと思い込んでいると・・・えらい目に遭う。(汗)親切な人が教えてくれることが全て正しいとは限らない。そして、私が書いていることも・・・。
Yahoo! blogではトラックバックすると自分の記事にもトラックバック先が表示され、相互リンク状態になる。このため、このブログ内に限り、リンク代わりにトラックバックを使用するのもアリなのだろうなと思っている。
■転載機能に関すること。
・無断転載禁止(まぁ・・・当然ですわな)
・記事転載時には、転載元の記事にトラックバックを行う。
・転載元記事に「再転載による二次配布は不可」と記載されていても、設定を「転載可」にしている。
備考 : 実を言うとこの機能、使ったことがない。転載されても、申告等がなければ、記事作成者は転載されたことを知る由もない・・・。一次転載では記事作成元が表示されるが、二次転載されてしまうと転載元が一次転載元に書き換えられる。孫転載されると、記事作成元がわからなくなってしまうのは、難儀なシステムだ。記事中に署名を入れておくと、孫転載されても記事作成元は分かるが、そもそも二次転載自体、勧められたものではない。
転載記事にトラブルが発生した時のことを考えて、転載する時にはその旨を伝える声かけは必要だろう。
記事転載+トラックバックは、記事作成者が問題発生時等に転載者への対応をスムーズに行えるようにしたものである・・・かどうかはわからない。これは、記事の転載状況を把握するのに役立ちそうだけど。
■その他。
・自称初心者が多い。
・非ログイン者のコメント・トラックバックを嫌う。
備考 : 誰もが最初は初心者。
しかし、Yahoo! blog の自称初心者は、自分で調べたり、試したりする努力もせずに、人に頼りっぱなしという方が多い気がする。その根拠の一つが こちら。俗に言う「教えて君」「教えてちゃん」だ。人に訊く事で、問題解決は早急にできるかもしれないが、これでは、自分で問題解決する力は身に付かない。
まずは、検索の方法を覚えた方がいい…。
非ログイン者のコメントを嫌う人も居る。そんな人はコメントの設定を「ログイン者のみ可」にしておけばよいのだが…ブログを持っていない人、他社にブログを開設していて、Yahoo!IDを持っていない人も居るので、これもまた、そんな嫌わんでも…と感じている。非ログインでもURLが記載されている場合もあるわけなのだし…。「非ログイン者は書き込みするな!」というユーザーが多いと、このwebの孤島・Yahoo! blogの鎖国化がどんどん進むような気がする。URLの所在が明らかでない非ログイン者のコメントが誹謗中傷の場合、「無責任」だとか「卑怯」だ!と思うのは当然のことなのだろうけど…。
後記 : 誕生して、ようやく一年を迎えようとしているYahoo! blog 。こういったローカルルールや光景は、乏しい機能を発端としたトラブルをブロガー同士のコミュニケーションで補おうとして発生したものだと思われる。そのコミュニケーションで、今の機能を補いきることはできないが、アバターや、名前アイコン、ゲストブック等のコミュニケーションを楽しむための機能は充実しているので、コミュニケーションを楽しみたい人には、この上なくよいサービスである。
そのためかどうかは定かでないが、情報発信する内容も、コミュニケーションをより楽しむための内容が多いように思う。○○バトンといった自己紹介ツールや日記。自分がどういった人間であるかを知ってもらい、情緒的なつながりを求めるために。
そう考えると、Yahoo! blogって出会い系っぽいな…。(笑)
だらだらと書いてしまったけど、まぁ…いろんな人が居るからなぁ…。
当然、ここに書いてあることと反対意見を唱える人が出てくると思うんだけど。
漏れや言葉足らずのところもあると思うので、その辺りはご指摘いただけると嬉しいかも。
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