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佛光寺と仏光寺通り 下京区 四条烏丸交差点から南東に約5分ほど歩くと 真宗佛光寺派の本山 佛光寺の白壁が目前に広がる。 南は高辻通り北は仏光寺通り 東は高倉通りに囲まれ ビルが立ち並ぶ街中にあって 広い境内はホッとする。 先日紹介した 秀吉の大仏殿方広寺の造営にあたり 場所を交換し この地に移ってきたという歴史がある。 本尊を祀る阿弥陀堂と御影堂が連なり その前方には りっぱな枝垂桜が数本植えられており 春は華やかだ。 仏光寺通りは 佛光寺の北側に面する事に由来しており その仏光寺通りの道を隔てて 向かい側に洛央小学校。 この小学校は 統廃合でなくなった私の卒業した母校 格致小を含む数校の母体校の一つ 豊園小学校跡に 新しく建てられ 校舎前には豊園水が湧き出している。 この豊園水は秀吉の別邸 「龍臥城」 の名水である。 石を組んで作った小川のほとりには 杜若や菖蒲等が 植えられており 春にはきれいな花が咲き誇るだろうね。 最初に書いたように 四条の繁華街にもすぐ近い立地で
古い町家もまだ残っており これ以上壊して欲しくないね。 |
京の通り・町並み
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寺町通り二条界隈 月曜日 偶然に寺町通りを通ったら 寺町通り二条の角 果物屋(八百卯)のシャッターに 張り紙が張られていた。 1月25日をもって閉店 の挨拶文が書かれていたんだが 明治12年創業で 私もこちらでイチゴを買った事があった。 また老舗が一つ 消えて行くと思うと時代の流れとはいえ 地元京都人としても 一抹の寂しさが込み上げてくるよね。 ここは大正時代の小説 梶井基次郎の作品で 「檸檬」 主人公がレモンを買った店として知られ そのレモンを 置いていった店 丸善(小説当時は三条寺町西入る)も 数年前閉鎖され 古きよき時代が去っていったという事。 古本屋で見つけた 明治42年発行 チンチン電車路線図 見ると二条通りを西に進み 寺町通りで右折して北に進む。 寺町二条の交差点 幅が広いのには理由があったんだね。 そんな電車の姿も この八百卯は毎日見てきたんだろうな。 他にもこの寺町界隈は 歴史を知る証人が残っているが 藤原定家撰による小倉百人一首 その定家の京極邸跡。 ここは中京区だが まだ中京区がなかった頃には上京区 それを表す 懐かしい仁丹マークが入った鉄板の町名版。 町名には妙満寺前町と書かれ京都の三名園 「雪・月・花」
その一つ 「雪の庭」 妙満寺も すぐ近所にあったんだね。 |
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東山区大和大路通り七条上る 昔の面影がなくなっていくなか 今も残っているのが 大和大路通りのお隣 京都国立博物館まで続く石垣。 1個1個が人の背より大きく 中には3.6mの物もあり 大きすぎて 泣き泣き運んだ事から 「泣き石」 と呼ぶ。 京都国立博物館正門 石の大きさが際だっており 石垣の隙間にはお地蔵さんもいる。 石垣に沿って 約100m 幅も1m〜1・5mの狭い路地は続き 二階建ての二階部分も見下ろすほど 圧倒される石垣である。 東山区正面通り大和大路西入る このあたりだけやたら道が広く 豊国神社に向かって東西に 立派な道が通っているが この道の名前は正面通りと言って 付いてるそうで 道沿い南西部には痛ましい 「耳塚」 がある。 塩漬けにし持ち帰り この地に埋められて供養された弔った塚。 またこの周辺は京扇子の産地でもあり 小売店も並んでいるよ。 この通りも耳塚を越えると急に狭くなり 目前に鴨川が迫ってくる。
正面橋から眺める鴨川は 上流とは違った下町の風情があるね。 |
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サンサ右京 去年の春オープンした 右京区役所の入るサンサ右京 嵐電の新設駅 地下鉄東西線の延長工事も全て完了。 交通の便も良くなったが 我が家から大分遠く離れて 普段 用のない人は益々縁遠くなった感のある区役所。 右京区民としての救いは 右京図書館も併設なんで 以前よりは 多少行く機会も増えるかもしれないけど。 せっかくなんで 建物の中をあちこち探検してきたんだが 吹き抜けに大きな窓 こんな場所で働ける人は幸せだね。 屋上には 緑地があり春・秋はここでノンビリ読書もいいし
南側は見えないが 愛宕山や比叡山も望め景色もいいね。 |
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西陣 五番町 朝の連ドラ 「だんだん」 で華やかな祇園の舞妓さん達 京都には花街が現在5ヶ所あるが それ以外にもあった。 北野天神から南東に約500m 千本中立売りの交差点 そこから南西に入った場所に 五番町という地名がある。 水上勉の 「五番町夕霧楼」 のモデルにもなった場所で いわゆる遊郭があった花街で 妓楼が2百軒あったという。 映画館も同様 昭和の初期には20軒もあったらしいが 今は僅か一軒 千本日活500円のピンク映画館だけだ。 昔の遊郭だった建物も取り壊されて 今残っているのは 僅かに数軒何処となく その雰囲気を感じる事が出来る。 有名焼肉店もその一つ 遊郭をそのまま使っているらしく すぐお隣の四番町には すっぽんで有名な大市もあるよ。 五番町夕霧楼は 娼婦の夕子と幼なじみの正順との恋心を
時代的な背景や遊郭という 特殊な世界を通して伝えている。 「イジメ」 から歪んだ形で 悲しい結末へと導かれていくよ。 |


