--11 禅観法の確立

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 『観経(観無量寿経)』(およびその他の観仏経典)の観仏思想は、二重の統合の上に立つきわめて総合的な思想であると考える。

 そもそも大乗仏教は仏塔を中心とする仏崇拝の流れから生じたといわれているが、その中でも阿弥陀信仰は最も成立の早いものと考えられている。原始仏教以来の仏教の主流が自力で修行して悟りを開くことを目的とするのに対し、阿弥陀信仰は仏の力による救済を求める点において、異なった型の仏教を展開させている。それに対し、やや遅れて成立した般若思想は三昧、すなわち精神集中の獲得を目的とする点で原始仏教以来の流れに立つ。その両者を統合して阿弥陀仏を対象とした三昧として提示されたのが半舟三昧である。これが第一段階の統合である。

 観仏経典類も般舟三昧の流れの上に立つものであるが、ここでは段階的に仏を観想する手順が工夫されている。ここには小乗の禅観思想の流れが重要な役割を果たしている。すなわち、大乗の三昧と小乗の禅観とが統合されており、これを第二の統合と呼ぶことができる。

参照・引用文献
・末木文美士(すえきふみひこ)『浄土仏教の思想』二 観無量寿経・般舟三昧経 p116〜


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