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ブッダの時代の北インドには十六の大国が林立していた。いずれもヴェーダの文化を基調としていたが東西では大きな違いがあった。西部のパンジャーブ(インダス河上流域)地方にはクル王国、ドアーブ(ガンジス河上流域)にはパンチャーラ王国があった。この二国は最初のヴェーダである『リグ・ヴェーダ』が成立し、その後も残る三ヴェーダとブラーフマナなどの注釈書が編纂された地域である。 |
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■ インダス文明 |
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ブッダは、欲望への執着が苦の原因である、としている。それではその欲望とはいかなるものか。その内容を考える目にその激しさ、執拗さについての仏典に注目していただきたい。 |
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中山元氏は「古代ギリシアに繁栄と没落をもたらした競争原理」において次のように述べる。 |
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紀元前12世頃に成立したとされる最初期のヴェーダである『リグ・ヴェーダ』が理想とする人間像は、現世の享楽を楽しみ百歳の長寿を保った後、死の道を発見したヤマの楽園世界において死後、祖霊と楽しく交わるというものである。善人とは逆に悪人は、地底の深部にある暗黒の牢獄に落ちる。 |






