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中山元氏は「古代ギリシアに繁栄と没落をもたらした競争原理」において次のように述べる。
 欲望と社会的承認 http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20121204/240545/

 ぼくたちの欲望は他者の欲望するものを欲望するという性質をそなえている。その社会で価値が高く評価されたものであればあるほど、人々の欲望は激しくなるのである。

 ルネ・ジラールは、「欲望は本質的に模倣的である」ことを指摘した。「欲望は手本となる欲望から写し取られ、欲望はその手本と同じ対象を選びとる」のである。人々が欲望するものは、他者が欲望するものであり、「主体は、ライバルがそれを欲望するがゆえに、その対象を欲望するのである」。

 欲望というものは、生理的な欲求とは異なり、他者との関係で初めて成立する。「人間は、自分に欠けていると感じ、他の誰かが備えていると彼にみえるものを、欲望する存在」である。他者が手本となってそれを欲望することで、主体はそれが欲望すべきものであることを学ぶのである。

 狩猟採集社会における欲望は不足や欠如を補うものであった。不足や欠如が補われれば欲望は消える。しかし、農耕社会に至ってからは欲望は変質をはじめた。しかし、農耕社会にあってはその成員は農村共同体の相互扶助のもとにあるとともに共同体の厳しい掟に縛られていた。

 古代インドの場合、農村にあってもその指導層のクシャトリアやバラモンの階層の人々は農業生産力の余剰を手にし共同体の掟からの自由を確保していった。鉄器の普及によって生産力が増大し、農村共同体が規制は一気に緩やかになっていった。欲望の解放が社会全体に及んでいった。ブッダはこの欲求から変質した欲望の存在に気づいた。

 欲望は自らの中から出てくるものではなく、他人との比較から生まれる。したがって充足の基準ははじめからないのである。充足されることない欲望に苛まされる社会、ブッダが目の当たりに見た社会はそのような社会である。「苦の原因は欲望である」というとき、その欲望はこのような欲望であった。

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