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 ブッダが出てきた紀元前4〜5世紀の頃には、業(ごう)と輪廻(りんね)の思想が成立していた。輪廻とは、生き物がさまざまな生存となって生まれ変わることである。インドでは、『チャーンドーギヤ』(5-3-10)と『ブリハッドアーラニヤカ』(6-2)の両ウパニシャッドに現れるプラヴァーハナ・ジャイヴァリ王の説く輪廻説(五火二道説)が、明確に説かれる最初の例である。業は「行為」を意味する。業はその善悪に応じて果報を生じ、死によっても失われず、輪廻転生に伴って、アートマンに代々伝えられると考えられた。

 業と輪廻の思想は霊魂の不滅とあの世の存在を肯定することが前提となる。ところが、『マッジマ・ニカーヤ』(中部経典)第63経「小マールンキャ経」は、世界が永遠であるか否か、有限であるか否か、生命と身体は同一のものであるか否か、人は死後存在するか否かという問題について、ブッダは何も語らなかった。このように形而上学的な問題について判断を示さず沈黙を守ることを「無記」という。

 霊魂の不滅、あの世の存在をいかに論じても論争に決着はつかない。今日の合理主義の発想では実証し得ないものは存在しないと考えられる。したがって、業と輪廻の思想は迷信であるとして排斥しようとする考え方がある。しかし、こうした考え方は、現代人の驕りから生ずる考え方である。ブッダがこうした問題について答えなかったのは不毛な論争であると考えたからである、という理解も同様である。

 この問題を理解するためにはブッダの時代が個人主義が成立した時代であることに着眼する必要がある。

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