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藤前干潟のかにくん日記 〜藤前干潟から情報を発信してます〜
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書庫藤前干潟について

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藤前干潟
伊勢湾の最奥部、『庄内川』『新川』『日光川』の3河川の河口に広がる干潟。

名古屋市港区藤前地区の地先に広がる『藤前干潟』と新川河口左岸の『新川河口干潟』庄内川河口の『庄内川河口干潟』をあわせて『藤前干潟』と呼んでいます。

藤前干潟はもとも木曽川の河口に広がっていた『鍋田干潟』の東端に位置し、高度経済成長期に埋め立てられた干潟の最後の箇所となった場所です。

そこへ1981年に名古屋市が愛岐処分場にかわる新しいゴミの最終処分場の予定地として、藤前地区の地先に広がる「藤前干潟」の埋め立てを始める手続きに入りました。

当時名古屋市のゴミは燃やすか埋めるか程度の分別しか行っておらず、「藤前干潟にゴミを埋めないと名古屋市内にゴミがあふれる」というのが名古屋市の見解でした。

しかし、藤前干潟が渡り鳥たちの渡来地であり、多くの生きものが棲んでいる環境だと知られていくうちに、市民の中にゴミを減らすことで藤前干潟を守れるのでは?と考え活動する人たちが増えてきました。
干潟の生きものを通して藤前干潟の価値を訴える人と、ゴミを減らすことで藤前干潟を守ろうとする人の双方の活動が藤前干潟を守ろうとする運動の原動力となりました。

署名や請願、街頭アピール、干潟観察会など活動を続けてきたことで、藤前干潟の埋め立て予定面積が徐々に縮小され、最終的に52ヘクタールまで減らすことができました。しかし、環境アセスメントは事業者主体で進み、埋め立て認可を無理やり押し切られる直前までいきました。

埋め立て計画も最終段階を迎えたとき、藤前干潟を埋め立てた地先に人工干潟を造成する計画に環境省から効果を疑問視する意見が出たことで事態が急変し、1999年埋め立て計画が中止となりました。

その後名古屋市は「ゴミ非常事態宣言」をテーマにゴミの削減に真っ向から取り組み、3年をかけて大幅なゴミ削減を行ってきました。そして現在もゴミを減らし、再資源化することで循環型社会をめざした活動を続けています。

2002年11月18日藤前干潟はスペインのバレンシアで行われた『ラムサール条約締約国会議』で世界で1200箇所目・日本国内で12箇所目(干潟では3箇所目)のラムサール条約湿地として登録されました。

現在は藤前干潟の正面に『藤前活動センター』庄内川河口干潟を望む稲永公園内に『稲永ビジターセンター』という環境省が設置した2箇所の藤前干潟の自然解説施設と、稲永ビジターセンターの隣に以前からある『名古屋市野鳥観察館』の3施設で来訪者する人たちに藤前干潟について案内をしています。

また、『ガタレンジャー』という藤前干潟の自然を案内するガイドが組織され、干潟の中での活動の指導や生きものの調査、清掃活動などを行っています。

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