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借金が膨らんでも、自分であまり気にしておらず、「そのうち返せる!」と
なにかにとりつかれたように思っていたのです。
仕事は見つかって、ある程度入金が安定してきても、「借りればいいや」と
思ってしまうようになっていたのです。
そんなある日、消費者金融から電話がかかってきました。
「増資ができるのですが、かまいませんか?」と。
悪魔のささやきです。
その時はお金に毎日困っていたので二つ返事で「お願いします!」
といってしまったのです。
お願いします!と言ったあと、残りの消費者金融からも増資の連絡が
入って、馬鹿な私は「お金が増えたよ!」と大喜びでした。
(ただ借りているだけなのに…)
順調に返しているようでも、実際は金利分しか払えてない。
知識もない私にそんなことはまったくわからなかった…。
最終的に、借金を始めて7年以上も経過していたのです。
自転車操業をそんなにも長く続けていたのか…。
その間に彼氏もできて、別れ、だけれども仕事では職場の上司からも可愛がられ
借金以外はそれなりに人並みに歩いてきたんですよね…。
借金をしていることをその当時の彼氏には話していなかったのです。
そのときの彼氏に話していれば、借金も膨れ上がることもなかったのでしょうが…。
しかし、借金をしている人は基本的に人にそのことを話すのを嫌います。
住宅ローンの公庫や銀行のローンとは違って、消費者金融というイメージを
悪いと思いながら、その場所にすがりつくしかなかった人たちですから。
私もその一人です。
毎月支払いにびくびくしながら消費者金融の建物に入り、それを梯子して
お金を入れてはおろし、入れてはおろし…。
それでも、そこにすがりつくしかなかった。
親には説明できなかった。
そんな心配させたくなかった。
借りてこんなになってしまったのだから、自分で責任を取りたかった。
だけれども、日々の生活費もままならない状態では
消費者金融に頼るしかもう道がないような状態だったんです。
そして、限度額いっぱいまで延々と借り続けた私に、破綻が迫っていました。
消費者金融へ返済をしたあと、いつものようにそれを引き出そうとすると
お金を貸せないというメッセージが出てきたのです。
そのお金がないと他のところにも返せないのに…。
困った私は、一層しょうもない行動に出ます。
それはネットなどで「お金貸します!絶対に融資します!」という文句とともに
カードのショッピング枠で商品を買い、それを買い取ってもらうというもの。
本当に私はしょうもなかった…。
何件かに電話をして、親切に対応してくれたところのいいなりになりました。
「ショッピング枠がいくらなのか?それで今から言う店舗のパソコンを買って、そのまま
これから言う場所へそのまま送ってください。
知り合いだから、○○と言う人を訪ねていって、その人の言うパソコンを買って
ください!」と言われ、パソコンを購入。
17万ぐらいのパソコンを買って、すぐさまその住所へ送りました。
しかし、送金されてきたのは、2万円だけ。
本当は10万ぐらいになるはずだったのに!と思って、その会社の
担当者へ連絡したのですが、担当者の人は出張だの今はいないだの
といって、私との話をしないようにしていくのです。
とうとう、その会社の課長が出てきて、何度言ったらわかるんだ!
出るところに出たって、あんたのお金は返ってこない。
といわれるまで、私は気がつかなかった…。
また、まただまされてたんだ…。
だけれど、どこか他にも良心的に貸してくれるところがあるはずだと
馬鹿な私は思ってしまったのです…。
探しに探して決めたのは、やはりケータイやパソコンで絶対に融資します!
と銘打ってあるところでした。「今度こそは!」と思って馬鹿な私は
電話をしました。
そこで電話に出たのは、女性で、とてもやわらかくやさしく喋る人でした。
「今度はだまされない…。」(今後○子さんとしましょうか)
そう心に誓って私も話を進めていきます。
「保証人になってもらえるような人がいたら。ご両親には話をしましたか?
じゃぁ、会社の上司に保証人になってもらえるような人がいますか?」
と聞いてきました。
私はその当時仕事場でかなりの信頼度でしたが、お金の相談をするような上司は
いませんでした。なかなかそんな人いないですよね。
でも、切羽詰った私は借金していると言うことではなく、ローンの組み替え
したいので〜みたいな感じで切り出したんですけれども、やはり保証人になんて
一介のアルバイトのためになれるものではありません。
あたりまえですね…。
そして、そのことを○子さんに電話すると…。
「借金がね、増えてしまうのは、あまり人に話したり相談したりするのをしなかった人
だったからだね。これ以上変に借金を増やしてあなたの人生が壊れてしまう。
知り合いにいい弁護士さんがいるから、その気があるなら電話してみる?」
と言われたのです。今までは借りることばっかり考えていた私には目からうろこが
落ちる思いでした。
そんなこと言う金融会社があるんだ…。
そして、その当時から現在に至るまで付き合っている彼氏にもそのときは借金をしている
相談をしなかったんです。
家に帰って、ネットで悪徳業者の手口をいろいろ調べているうちに「整理屋」という
言葉を知り、もしかしたら整理屋かもしれないと凄く疑ってしまったのです。
でも、でも…。会うことを決めました。
会って丸め込まれないように気をつけよう…。と。
決め手になったのは、今も付き合っている彼氏です。
いつでも現金で無借金の彼。私もつりあうようにならなくちゃいけない!
普通の生活を取り戻したい!その一身でした。
そして、弁護士事務所へ電話をしたのでした…。
−−−弁護士さんとの出会いに続く−−−
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