ナイル川のほとりの伴-Ban nearby Nile-

国際を夢見てウガンダへ飛んだ医学生が公務員となった物語。

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本当に月日の経つのは早いものですね。
こうやって日記を書きつつ目の前のDr.アレックスお手製カレンダーを見ていると心の底から感じます。

時間というのは誰にとってもどんな状況でも万人に平等に同じ速さで流れていく、
と一応は定義されうるものです。
しかしだからといって全ての時間がいつでも同じように感じられるかと言ったら
そのようなことはないでしょう。

「時が経つのがとても早く感じる。」

時が早送りされるわけではないのですが、でもそう感じてしまうわけですね。
不思議なものです。

さてさて、今日はDr.アレックスとH/C回りの予定です。久々です。
パロリニヤH/CではHIV/AIDsのVCT(自主的なカウンセリングと検査)が
行われているので見学してこようと思います。
カリH/CではTFCをチェックしてこようと思います。

明日はまたモヨで試合です。
マワがうちのドライバーのジョンに電話をしてきたらしく、ぼくのことを絶賛していたそうです。
嬉しいですね。

そして週末はギルバートとアジュマニへ行く予定です。
土曜日にミュージシャンが来るらしいのですがぼくの目的はそんなものではなくて「ムチョモ」。
ホテルザワディのあの山羊のムチョモが食べたくて仕方ないのです。

そんなことをしていたらあっという間に今週も終わるのです。こんなもんですね。
カリTFCを急がねばです。

そういえば全然ネットをしていません。というかつながりません。
早く送らないと日記がもう1ヶ月分溜まっています。

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午前中はカリH/Cへギダレとアレックスと行ってきました。

目的はARTセンター設置のためです。
そう、エイズ治療というかエイズケアのための施設です。

モヨでも病院ではARVの無料配布は行われているのですが、
ただでさえ交通手段の無い中でモヨ病院一つではとてもじゃないですがカバーしきれません。
というわけでカリH/Cでもセンターを設置してカウンセリングや検査、薬の配布を行なうのです。

カリスタッフと共にセンター設置のための話し合いが行なわれ、
必要な部屋、設備、薬などが話し合われました。

HIV/AIDs対策において一番重要と言われているのがケア・サポートです。
検査、カウンセリング、薬の入手、PLWHA(HIV感染者)の家族に対する精神的・財政的サポート
などなどが整っていればいるほど良いのです。
確かに予防啓発も重要なのですが、エイズを恐ろしいものだと教育すれば
その分エイズに対する偏見や差別も大きくなりますし、
楽観的にさせすぎても人々が予防しようという意志を持ちません。
社会的環境などを含めた全てにおいて対策を講じないとどこかで漏れが生じてしまいます。

というわけで、このARTセンターがしっかり機能すれば
より多くのHIV感染者のエイズ発症を抑えられますし
新たな感染者を減らすことにもつながるでしょう。
期待したいですね。

ただ、ART治療中は定期的に血液中のCD4値を検査せねばならず、
しかもそれはモヨではできず、アルアかグル、もしくはカンパラまで
サンプルを送らなければなりません。しかも保冷して。
おそらく定期的にアルアへ車を走らせるのだそうですが、
雨季に果たして無事アルアまで行けるかどうか、怪しさ満点です。

それにしても、なぜか酷く疲れを感じます。昨日もよく寝たはずなのに。
睡眠の質というやつでしょうか、それとも食事のせいでしょうか。
カンパラではともに最高に充実していてそれに体が慣れていたせいで
今現在体が不満を言っているのかもしれません。

にしても去年同様食事が酷いもんです。
どこにビタミンが入っているのかサッパリ分かりません。
アイシャがいるせいかルキアの怠慢も酷いものです。ダワに食事を作ってもらいたいです。

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夕方は読書。

「戦後日本の宰相たち」(渡邉昭夫編・中公文庫)
「イギリス外交」(佐々木雄太・木畑洋一編・有斐閣アルマ)
「アメリカ外交50年」(ジョージ・F・ケナン・岩波現代文庫)

今はこの3冊を交互に読んでいます。
ケナンの名著はぼくにはまだ難しいです。
アメリカ自体あんまり知りませんし合衆国憲法も知りませんからね。

「戦後日本の宰相たち」は以前読んでいた「近代日本の政治家」(岡義武)に似ていて、
東久邇稔彦から竹下登までの首相について短い伝記のようなものが書かれていているもの。
読みやすくて面白いです。読み終わる頃には戦後の首相の名前を全部言えるようになるでしょう。

「イギリス外交」は教科書的な本なので読みやすいです。
かつてのパックスプリタニカの時代がどのようにおとずれてどのように去っていったのか、
ヨーロッパ大陸との関わり、アメリカとの関わりなどを通じてイギリス外交というものを勉強できます。

そういえば最近は日が長くなりました。
19時半くらいになってもまだ明るいです。去年の秋頃は19時にはもう暗くなっていたのにです。
北回帰線よりも南にあるからでしょうね。冬に日が長くなるのは。

19時半頃に電気が付き、食堂で皆でサッカー観戦準備をしながらぼくはビールを1本。
止まらずもう1本。

20時、カメルーンvsエジプトというこれまた前日に引き続く好カード。
エトー率いるカメルーンに注目が集まりました。

しかし、内容は前半早々にハンドから得たPKをエジプトが決めてなんなく先制。
さらにカウンターからワンツーで抜け出したエジプトの9番ジダンが
GKとの1対1を落ち着いて決めて2−0。
そしてまたしてもジダンがペナルティエリア外からの豪快な左のミドルを突き刺して3−0。
カメルーンはエジプトの堅い守りを中々崩せません。

後半、エトーのヘディングで1点を返すも再びエジプトのミドルシュートで1点を追加され
追い上げムードも消沈。
最後に1点を返すも4−2で試合終了。

トゥクルに戻って水浴びし、歯磨きしてベッドに入り、ラップトップで音楽を聴きながらです。

もうすぐ寝ます、おやすみなさい。


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