ナイル川のほとりの伴-Ban nearby Nile-

国際を夢見てウガンダへ飛んだ医学生が公務員となった物語。

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朝からいい天気です。

昨夜ずっと雨雨してたおかげで涼しくて過ごしやすいですね。

さて、今日はカリH/Cに行きます。

ぼくの自分のプロジェクト調査も兼ねていて、それをギダレと視察に行くのです。

しかしギダレは忙しいからDr.アレックスも一緒にいって診察を頼むと言っていました。

そのカリH/Cの責任者、オケタ・マクドナルドが今日アジュマニからモヨ経由でカリに戻るのでその車を待っています。

待っている間は暇暇ですね。

2週間後に日本から届く本たちが待ち遠しいです。

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さて、オケタも到着してカリに出発しました。

ぼく、ギダレ、アレックス、ギルバート、オケタ、CHWのアラミガなどに加えて各H/Cからの患者を乗せると定員オーバーになり、何人かの患者は後で車が拾いに戻ることになりました。

初めはギダレはHISレポートの月間チェックをしていたので、ぼくはずっとアレックスと外来患者を診ていました。

色々来ましたね。

・寄生虫疑いの腹痛
・薬疹(薬の副作用による湿疹)
・月経不順
・消化管潰瘍
・ヘルニア
・マラリア
・結核
・落屑
・手術依頼

などなど。

手術依頼では、これ以上妊娠しないために卵管を縛る手術依頼でした。

「もう6人で充分だ。」

と夫が言いました。

だからと言ってそこまでしなくても、、、と思いました。

前に読んだ新聞記事なのですが、国内避難民キャンプでのこと。

一家は狭い一部屋に住んでいます。

夫婦が性行為をすると、無条件に子供がそれを目撃してしまいある種のトラウマになったりするそうです。

子供にそんな姿を見せたくない母親は旦那の誘いを断るわけです。

すると、旦那は

「浮気して他に男がいるから断るんだ!!」

と決めつけて暴力に出たりするそうです。

そういう流れから、この上記の夫もそういうものを疑っているのではないだろうかとも思ってしまいました。

異国で普通に考えることは危険ですからね。
この「普通」という言葉さえ普遍性は持たないという事実を認識しておかなくてはです。

さて、外来患者が終わったところでギダレとTFC責任者と会議です。

議題は

「正海のTFC(栄養失調児のための療養施設)に対するプログラム」

です。

乳幼児発育調査やカリH/Cでの診療などを通じ、ぼくが一番アシストしたいと思ったのがこの場所でした。
施設はボロボロ、そのためのキッチンもボロボロで道具もままならない状況です。
施設はUNHCRからの援助で屋根などを立て替えることになったのですが、それ以外はそのままなのです。

そこで、調理器具、就寝用道具などを購入して寄付しようと決めたわけです。
ADEO JAPANから預かったお金を使って。

子供の施設なので、おもちゃも買う計画です。
カンパラで自分で探してきます。

というわけで責任者などから何がどれだけ必要なのかを聞いて予算を組む下準備をしたわけです。

しかし、少し強引にことを進めるギダレにちょっとムッとしました。

でも明日からは彼は3週間出張なのでその間に自分の好きなように計画を進めていくつもりです。

そんなこんなで全員の仕事が終わってベースに戻るともう16時。

遅いランチ、というかここではそんなに遅くないランチを食べてオフィスに戻りました。

するとギダレに部屋に呼ばれて行くと、そこにはファルークなる人物がいました。

PMTCTというHIV/AIDSの教育啓蒙などを仕切っている人物のようで、劇などを通じて地元民にエイズのなんたるかを教えるわけです。
過去の研修生もかなり参加していた模様です。

「とりあえずもうすぐそのプロジェクトが始まるから正海、参加しろ。」

いきなりギダレからの命令です。
断れるわけがないし断る理由もないのでもちろん了承しました。

フィールドワークですね。
暇しなくて済みそうです。

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夕方はムウェソをしたりして19時を迎えることになりました。

が、迎える直前にトイレに駆け込みました。

久々の下痢でしたが、とてもとても軽いものだったのでホッとしました。

日本にいる時は、自宅のトイレというのが好きで、座り出すと中々立ち上がらずに考え事や携帯をいじったりとゆっくり時を過ごしていました。

が、ここではそんな余裕はありません。

昼間はハエ、夕方以降は蚊という強敵がいますし、何より座れませんからね。

落ちたら下は地獄ですからね。

そして無事に排泄を済ませたあと、Dr.アレックスの部屋にお邪魔しました。

喫煙中でしたが、一時的に居座っているぼくの部屋とは異なり「住んでる感」が滲み出ている部屋でなんとなく羨ましかったです。
しかもベッドも大きめで机までありました。

ちょこっと話してから水浴びをし、食堂でティータイムを楽しみ、そのまま夕食へ。

アレックスやギルバートとおしゃべりしてました。

アレックスは以前、空軍の軍医をしており、インドに研修に行ったこともあったそうです。
どうりで天体や物理に興味津津なわけですね。

聞くと、やはり学者になりたかったようですが親族に医者になるよう勧められてなったとのこと。

しかも彼の父親は孤児だったらしく、当時教師を増やすために教師養成学校が無料だったことも
功を奏して父親は教師になれたのです。
そしてアレックスを医師にまで育て上げたというわけですね。

こういうのを父親冥利に尽きると言うんでしょうかね。

何を偉そうに言っているんだと思いつつ、感慨にふけっております。

今日は雨が降らないのであまり涼しくはないですね。
ちょっと涼しいぐらいです。

ではでは、明日は定例金曜日ミーティングです。

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