憂いリィー・ポップ

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小説家エッセイ。

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『カリフォルニア産ワインと頭の中。』の読みかた。

簡単です。その1〜その4まで続いているので、続けて読んでください。
読むの疲れた。という方は、明日またつづきを読んでください^ ^。
                        あおい うみ
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自分にかわいそうなことしてるなと思う。

12歳の私が今の私を知ったらガッカリするかもしれない。

大人になった自分なんてあの頃から想像できなかったら、(夢もちゃんとなかったし)

そうでもないかもしれない。今よりもっと大人だった小学生の私からすれば。

・・・・・・

大切な人とまた喧嘩した。

最近は何をやってもうまくまわらない感じ。

氷河期みたい。

人生のなかで何度も来るなよ。もう充分だよって思う。


夕食を食べるために、スーパーまで歩いた。家には食べるものが何もなかったからだ。

久しぶりに外の空気を吸って、外の音を聞いた。

なんとなく新鮮だったけど、私を軽くするほどのものでもなかった。

灯りのついている家の前を歩く。知らない家族の声が聞こえる。

夕食を食べ終えた家族との時間って声がする。寂しくなって胸に何かが突き刺さった。

とにかく歩いてスーパーに急いだ。

とりあえずこんな日はお酒を買う。今日はキューバリバーが飲みたい。

でも缶のカクテルにはなかった。

しかたないので、違うカクテルを2つかごに入れた。


お酒を見ている間に、一人で買い物してるお兄さんがいた。ビールを選んでる。

こんな時、思わず「私も買って」という気分になる。

私も連れてってよみたいな感じ。でも待てよ、今の私はすっぴんだし、やせてもいないんだった。

実際にそんな軽い女ではないのだけど、精神的にそうなる。

前世で花魁をしていた影響もあると思う。あの時代も大変だった。なんて。

私は前世を見てもらったことはないし、完全には信じているわけでもないけど、

前世という言葉をはっきり認識する前から、自分自身の過去、のようなものを感じていたのだ。

「私は肌が弱いから(見せられるような肌でもないから)まだ守られている。

だけどすぐ身体を売ってしまうので、気をつけなくてはいけない!」と。


経験もない子供の私が、普通そんなこと思うはずない。

中学生のときも、高校のときも、今になっても時々思う。不思議と奥のほうから強く感じるので、

きっと花魁だったのでは。……日本に興味のない私が、花魁にだけ引かれるのには訳がある。

そんな前世があっても何の不思議もないと思う。。。


そうだ、ワイン買お。

                               
                      つづく (↓“小説家エッセイ。”へ↓)
                        http://blogs.yahoo.co.jp/umi_ink/folder/771772.html                             

赤ワインはさっき飲んだから白いワイン。

お酒があまり強くないくせにワインだけはいくらでも飲める。

晩酌などという習慣がないのでお酒を飲むのは1週間に1回程度だけどお酒を飲むのは好きだ。

かごにはさっきのカクテルとワイン。

久しぶりのスーパーを野菜から見ようと思ったら、その陳列用の棚がすっかり変わってきれいになっていた。

木の匂いがする。棚は白い木に変わっていた。

でもなんか田舎の道の駅にある野菜売り場みたいな雰囲気が、少し私をがっかりさせる。

野菜のコーナーを通り越して、お惣菜を見た。


お寿司。この前食べたいと思っていたけど今日は気分じゃない。

揚げ物はパス。そうだサンドイッチでも食べようか…と見たが、なんとなく欲しくない。

カップめんも食べないだろう。

お肉も目で追うだけ。

あー、スーパーに来たけど食べたいものがないや。

一人で食べる食事はつまらないな。

遅い夕食の買い物に来ているカップル。楽しそう。買い物だけでもう楽しい!って感じが出てる。

私は孤独感が一層増して歩く。

アイスだったら食べるだろうと思ってアイスを覗いた。


やっと食べるものを見つけた。

“ふわふわしていて甘いもの”

私はかなしくなるとそれを求めるみたい。

パンもそのひとつ。なんとなく優しくしてくれる感じがする。いや、錯覚なんだけど。

できるだけふわふわしたものを選びながら……

映画『ヴァイブレータ』のあるシーンを思い出した。

                                  つづく

冒頭に主演の寺島しのぶさんがコンビニで買い物してるシーン。

それを見たときから、この主人公に私はかなり似ている!と思った。


口には出していないものの、私は頭の中でいつも自分の声が聞こえている。

「ふわふわしたパン」「白いパンだよね」「ふわふわしたの」……

考えると同時に言葉になっているから、絶え間なく騒がしい時がある。

『ヴァイブレータ』のシーンよりももうちょっと高速でいろんなことを考えて、感じている。

久しぶりに外に出ると特にそうだ。一個先のことも考えて、頭はいつも忙しい。

とにかくパンを手にとって、そうだチーズも買っておこう。と思い立つ。


寺島さんのあの役、私はほんとに共感した。

彼女の演技がとてもナチュラルでリアルで、私にはすんなり入ってきた。

出会ったばかりの人の車には乗らないけど、

(世の中は映画より危険だと認識しているのでしないけど、むしろそういう軽さが欲しいときもある。)

その他はほとんど私に近かった。外見はもちろん違うけど、隣の国の人にならこれが私だと紹介してもいい。

その映画で私は寺島しのぶさんが好きになった。


不思議なことに、映画『東京タワー』(黒木さん主演のほう。)のキミコさん役(同じく寺島さん)など、

これもほとんど私かもしれないと思った。

感情で動く人なのだ。普段冷静を装いつつも、ある時歯止めが利かないほど、情熱で動いてしまう。

あまりに熱い自分に周りはちょっと引くのだ。わかっていてやるのだ。

一番感情で動いてはいけないタイプの人が感情で動くから、周りをかき回してしまう。

かといって普段からそういう人間ではないので、日常は至って普通の人間に見える、はず。


『愛の流刑地』はまだ観れてないけど、これも私に似ているんだろうな。なんとなく。

状況や設定よりも、精神的なところがきっと似ているんだと思う。……

さて、チーズとアイスをかごに入れてレジへ。

                                       つづく

結局ちゃんとしたものを買わなかった。お酒とチーズとアイスとパン。

たんぱく質が入ってるだけまだいいか。


きのう、私は転落人生だよ、と言おうとしたのを間違えて、「楽天人生だよ」と言っていた。

なおちゃんに笑われた。「いいじゃん楽天で。」と言われて初めて気づいて笑った。

まったく頭が弱い、というかとろい。時々逆に回ってるんじゃないかと思う。

スーパーから出て夜道を歩きながら、カクテルの缶を開けた。

ちょっと薄いけどおいしい。

以前は真夜中過ぎても平気で歩いていたけど、今日は9時過ぎでも暗い道がなんだか怖い。

相変わらず考え事?妄想??は続いてる。

私はほとんど病気だと言えるだろうし、普通だとも言える。説明の仕様がない。

頭の中がパンクしそうになるからか、気づいたら書くことをしていた。


毎日何かについて気づいたことを書いている。

誰に見せるわけでもなく、今すぐ破って捨てられるくらいのメモ帳に書くのが好きだ。

気に入った特定のペンもしくはシャーペンで。白くて線のない、自由なメモ帳。

それは手作りでいつも机の上にある。

私もそんなメモ帳みたいな人間になりたいよ。気軽で自由なところが大好き。

なんとなく心が開放されているから、いいアイデアが浮かぶってこともある。

落書きみたいに絵も描いて、なぜが自分で癒される。

裏紙でも、それだからいいことのほうが多い。

メモ帳。私はあんたに支えられてたんだなぁって思う。

家に帰ってお酒がまわってくると、かなしい気持ちも体内から出た。

楽天人生にしていこうよ。

頼むよあたし。


カリフォルニア産の安いワインと頭の中。           

                                おわり。

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