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多分今回で打ち止めになると思います。(^^)
そもそもこのシリーズ、ネットにおける「なんじゃこいつ」と思える人たちの存在について、“価値観の違い”“文化”である、と看破した、はてなグループ“モヒカン族”に触発されて書き始めました。

「分類学?(2)」まではそのモヒカン族の定義に引きずられていましたが、今回はある程度、抜け出しています。(一方、説教族という分類はがっつり引きずっています。)自分の中では、結構完成に近づいたと思ってます。

さて、早速本題へ。今回の分類はこうなりました。

イメージ 1

まず、分類軸として、「行動軸」と「価値観軸」を設定しました。

横軸は行動軸です。
左に行くほど他者への攻撃性が高く、右に行くほど受容性が高くなります。

縦軸は価値観軸です。
上に行くほど、明文化されたルール(法律、仕様など)を重視します。
下に行くほど、不文律(道徳、マナー、伝統、一般常識など)を重視します。
両極端に挟まれた領域は、どちらもそこそこ重視する、「中間派」です。

より詳しく説明します。

行動軸
説教族
・他者に厳しく、自分に甘い。(自分にも厳しいつもり。気付いていないことが多い。)
・他者に要求することを、自分はしない。(しているつもり、が多い。)
・自分への批判は受け付けない。
・自分に非があっても謝罪はほとんどしない。しても限定的で、必ず自分の正当性を主張する。
表現形態:非難、批判、批評、説教。口論。

調和族・中庸族
・他者にも自分にも厳しい、または、他者にも自分にも甘い。
・自分にできないことは、他人に強要しない。
・自分への批判に感謝する。
・自分に非がある場合、潔く謝罪する。
表現形態:議論、雑談。

内省族
・他者に甘いが自分には厳しい。
・他者に要求することはない。
・自分への批判をほとんど無条件に受け入れる。
・自分が成長すれば、全てうまくいくと思う。
表現形態:独白、迎合、内省。謝罪。


価値観軸
明文派
・明文化された制度が全てである。例外などありえない。
・制度に対する不満は、全て我がままに過ぎない。制度に自分の価値観を合わせるべき。
・明文化されてないことは、全て許可されている。最大限に利用すべき。
・明文の背景について考える必要はない。
・議論では論理性を重視する。主張は簡潔に。論理構造の分かりやすい単文が最も優れている。
・書かれていない事へは言及しない。行間を読むな。

中間派
・明文化されていないことは、不文律でカバー。
・制度に対する不満に対しては、妥協点を探る。
・明文で禁止されていなくても、良心に基づき、行動は制限されるべき。
・明文化された制度の目的、背景を重視する。
・議論は、読みやすさ、分かり易さが重要。
・行間を読み、落としどころを探る。

不文派
・不文律が最も重要。
・明文律が誤りだと思えば、守る必要はない。むしろそういう制度は代えてゆくべき。
・常に良心に従って行動すれば、それは明文化された制度を守ることになる。
・不文律の背景も重視する。即ち、全ての基本には感情がある。
・議論は、網羅性を重視。即ち、誤解を避けるため、例外も含めて発言するべきである。
・相手の立場も慮って議論する。(そのため権威に弱い。)


以上が今回の分類です。
例えば、

はてなのモヒカングループの分類を上記の分類に当てはめると、
・モヒカン族は、調和族明文派に属します。
・似非モヒカン族は、説教族明文派です。
・自分がモヒカン族であることを自覚し、ムラ人と争わないようにしているメタモヒカン族は内省族明文派に属すると思われます。
・偽モヒカン族は、説教族中間派です。
・ムラ人は、不文派に属します。
・大抵の人は、中庸族です。

また、トラックバックをめぐる4つの文化圏の分類の場合は、
・言及リンク文化圏は明文派
 そのうち、異なる文化を全てスパム呼ばわりして攻撃を開始するのは説教族。
 「自分は言及リンク文化圏だが、異文化のトラックバックも一応受け付けるよ。」というタイプは調和族。
・関連仲間文化圏は中庸族か内省族中間派。内輪で固まるので、説教族にはなりにくいと思われます。
・ごあいさつ文化圏は不文派。こちらも自ら争いを仕掛けることはあまりないと思われるので、調和族か内省族。

てな感じになると思います。

ここで、「spam文化圏はどうなる」といわれそうですが、これはいわゆる虚数解です・・・(笑)
いちおう、今回のはある程度しつけのなっている人を対象とした分類ですから・・・。自分が楽しければ良いという無邪気な人や、儲ける為なら他人への迷惑など考えない(真性spam)人は、ここでは対象にしていません。

これをカバーする為に、「私優先←→公優先」軸というのも考えたのですが・・・。おっとろしく複雑になる(&ネーミングに苦労する)ので、今回は「公優先」側に属するタイプを取り上げました。

私優先側の分類は、まだまとまってません。一つのヒントはやはり「ウェブの二つの文化圏の衝突【前編】」及び【後編】だろうなぁ、と思っとります。

うみ゛ぃな思考回路、今日はここまで。

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閉じる コメント(6)

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まとまった、って感じですね!段々と絞り込まれて、部分的興味を満たしていただきました。相変わらず解りやすくて親切です(笑)この図を見て、改めて自分はここかな、と思う対極の人は嫌いだと確認しました。

2006/1/21(土) 午後 9:04 cho*chi*un 返信する

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この図もおもしろいな〜。私はどこかな、と考えて、相当広い範囲をうろちょろしていることを自覚しました^^; 普段は、左半分へは(中庸ゾーンでも)絶対に行かないように注意してるんですがね・・・例外もありますが・・・その例外をやった後は、必ず後悔しますわ。とほほ。

2006/1/23(月) 午前 9:41 [ わたりとり ] 返信する

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【ちょっちぷんさん】「部分的興味」・・・から外れているところが気になります。(^^)。

2006/1/23(月) 午後 10:00 海風@えんじに屋 返信する

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2次元の図の方が見やすいですね。自分がどこかわからない・・・内省族中間派でありたいとは思いますが。

2006/1/23(月) 午後 10:24 chargeup2003 返信する

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【わたりとりさん】そうなんです。一人の人間が一箇所に固定しているわけではないのです(軸足はどこかにあるはずですが)。状況によっていくらでも変わってしまうのです。

2006/1/23(月) 午後 11:03 海風@えんじに屋 返信する

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【chargeupさん】「あなたはここですね」というのは極力避けたいところですが(うかつにやると荒れかねない)、私の見る限り、内省族側に振り切れている中間派だと思います。文字通りに受け止めることのできるアスピーの能力は、明文派よりですが、chargeupさんは強力な分析力により中間派となっているように思えます。

2006/1/23(月) 午後 11:42 海風@えんじに屋 返信する

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