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異文化接触のn段階

ちゃあじ子さんがまたまた面白い記事を書いてくれました。いつもながら私の「分析したがる癖」を刺激してくれます。

今回の刺激ポイントは
異文化接触の3段階
  第1段階 : 驚き、感動、恐怖、怒り・・・
  第2段階 : 無視、交流、敵対
  第3段階 : 無関心、調和、戦い
です。いつもながら見事な洞察・・・。
これを図にするために、縦軸に段階、横軸に無視・交流・敵対の線を引くと面白いマトリックスができます。段階を決めるのは、知識・経験の量、になるかと思います。知識や経験が一定の段階で調和や無視、敵対の間を揺れ動く、という感じです。

敵対や調和を行き来しつつ、知識の量が増えることで次の段階へ。
ここで無視・交流・敵対への移動を促すのは、「不安」というキーワードかもしれません。
たとえば、
「悪いことをした、と思ったら、逆に感謝された。」
「あれ、この人、こんな一面もあるんだ。」
などのような、「意外な事柄」に遭遇すると、今まで自分が持っていた知識に対する自信が揺らぎ、「不安」を感じます。

精神状態を不安から安定へ移行させるための方策はいくつかあります。
(1)不安の原因を相手に求める。>敵対、あるいは敵対的無視への移行。
(2)不安の原因を自分に求める。>調和、あるいは調和的無視(儀礼的無関心)への移行。
(3)「名付け」をして片をつける。
最初の2つは原因に直接アクセスして処理しようとするのに対し、3番目の「名付け」に関しては、その「名」によるカテゴライズによって「分かった気になる」という方法と解釈することもできます。
しかし、適切な「名」をつけることにより、新しい概念を提示し、理解を助けることもできます。これは調和につながる、かなり強力なツールでもあります。

さて、(1)と(2)に関して、敵対はあまり良いイメージを持つことができません。しかし、敵対と調和の間を揺れ動くことにより、バランスの取れた理解が進む、という面もあると思います。
(1)のスタンスのみでは、単に頑迷な説教族ですし、(2)の内省ばかりでは、実は相手に問題がある場合ですら自分をどうにかしようとしてしまい、あまり有効な解決策が見つからない、ということに陥りかねません。

それはそうと、不幸にも頑迷な説教族に遭遇した場合にはどうするか。ブログの世界では、「お互いを理解するまで頑張って議論を続ける」というのが推奨されたりもしますが、「議論を決裂させる」というのも有効なコミュニケーションの手段になると思います。(拒絶もまたコミュニケーションの一つなり、と。)

厄介なのは、自分が正しいと信じて疑わない人が「啓蒙」活動を行う場合なわけですが・・・


考えながら書いているので話が散逸していますが、異文化の理解が進んだ先は、どのような場所に落ち着くのでしょうか。ちゃあじ子さんの言う、第4段階ってのはその辺にありそうな気もします。

最初に僕は
>縦軸に段階、横軸に無視・交流・敵対の線を引くと
と書きましたが、こうやって軸を引いて、異文化の接触パターン、その進展をプロットしていくと、なんというか、適当な数学モデルが作れそうな気がしてならないのです(これも名付けの一種)。
それが2次元の平面状に描かれたグラフになるのか、あるいはらせん状の幾何平面になるのか、なんとも整理が付かないのですが、そこにある種のグラフが描けるのであれば、その先、何処に行き着くのか、ってのも予想がつくってもんです。そういう、今見えてない世界を見せてくれるのが数学ですから。
数字が出てこない数学ってのも変ですが、ま、数学の考え方をこういう問題に応用することもできるかも、という話。

なんてことをごちゃごちゃと考えてしまいました。まとまりのない記事ですみません。これが今の私の頭の中身です。(散らかってんなー、おい)


さて、今回の記事の発端はわたりとりさんの一時トップ記事なわけですが・・・わたりとりさん、またこのネタで話したいと思ってなぁい?。釣られないぞー、って思ってたのに・・・w

この記事に

閉じる コメント(8)

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釣られてしまいました。トンコさんがはてなvsYahooネタを書かれて懐かしくなったこともあり。引用の表、イマイチだな、もっときれいに図にしたい、と思ったけどまとまらないのでそのまま出してしまいましたが、この記事に書いてあることを整理すればいいのができそうです。

2006/12/2(土) 午前 11:49 chargeup2003 返信する

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調和だけがいきつく先ではなく、発展的解消というのもありうる、というのは私も考えました。どういう経路をたどり、どこにいきつくのか、今の段階ではまとまらない、それよりも誰かがつないでくれて話が発展するのを期待してエントリーしました。乗ってくれてありがとうございます。誰かつないで〜

2006/12/2(土) 午前 11:51 chargeup2003 返信する

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釣り・・・ちょっと思い出のアルバムを広げてただけです。ひどいわ〜。発展段階が数学モデルにって話、おもしろいですね。ふたつ、感じたこと。(1)3or4段階をフロアに、段階を移動するための「コミュニケーション手法」をステップ(階段)に見立てたイメージはいかが。フロア移動は行ったり来たりする感覚。あと、縦ラインを垂直につないでいる通常の太さの階段(たいていの人が無難に採用するコミュニケーション手法)と、縦ラインを斜めにつなぐ細い階段(予想外の反応を引き出す型破りなコミュニケーション手法)がある。

2006/12/3(日) 午前 2:05 [ わたりとり ] 返信する

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(2)この考察、個人対個人の接触の場合は「不安」というキーワードでほとんど説明できそうな気がしますが、「集」という要素が入ってくると、同属同士に働いている心理要素も絡んでくると思います。たとえば「敵対」は相手を怖れて排除する心理作用のはずですが、ここに「集」が関わってくると、仲間同士の連帯感を高めるためといった、内向きの動機も加わってくるように思います。現象の一例を挙げれば、なんの脅威でもない弱い対象をことさら「名付けて」集団で嘲笑蔑視する行為とか・・・いっきに飛びすぎたけ?^^;

2006/12/3(日) 午前 2:13 [ わたりとり ] 返信する

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釣りじゃなかったのかぁ〜、残念(釣られたかったんかい!w)。わたりとりさんのアイデア、数学で似たようなモデルがあるんですよ。それもちょこっと考えたのですが、大学時代の複素関数のノートを探し出して復習しないと・・・(汗)階段に当たるのは、いわゆる特異点というやつで、なんたらかんたら・・・(悩)

2006/12/3(日) 午前 10:50 海風@えんじに屋 返信する

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「集」の要素も面白いですね。「啓蒙合戦」に見られる現象につなげることができそうです。軸が増えてくるような気もしますが、高次元の立体(コミュニケーションの図形)を描いて、それをある場面に投射した影絵を各種の「現象」として捉える、というやり方もありそうな気がします。他にも何かあるかしら。ちゃあじ子さんの整理も楽しみです。

2006/12/3(日) 午前 11:07 海風@えんじに屋 返信する

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いやいやいや、ここまで発展したら、また3次元立体図が登場することを期待します。集と個は分けた方がよさそうですね。特異点・・・マクロス(アニメ)では混在した時空間を混在させ、また元に戻す役割だったような(教養がない)。

2006/12/3(日) 午後 4:04 chargeup2003 返信する

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ひとつここのお役にたてそう(かも?)な素案ができたので、そのうちTBします。最近遅筆で・・・カピタル連載終わっていらい、勘が鈍ってきた・・・(汗) 削除

2006/12/4(月) 午後 9:27 [ wataritori ] 返信する

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