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「え〜と、たとえばそこから比較的近いのは都立××病院で、再圧室を持っていますのでベンズの治療
が出来ますよ」
「ありがとうございました。早速行ってみます(T_T)」
すぐに身支度し仕事を休んで出かけました。身体の痛みは昨日より悪化し、正常な歩行も困難になって
きた。病院に着くと問診の後、レントゲンを撮られた。待っている時間も長い・・・生き地獄だ。
呼ばれてレントゲン写真を見せられた。背中を写したものだが、素人の私にもわかった。
白い大きなバブルが腰を中心に無数に広がっていた。
「すごいでしょ。皮下脂肪の隙間に行き場を失った空気がこんなふうにたまるんですよ。
痛かったでしょう?これからチャンバー(再圧室)に入りますからねぇ。今日は6時間で、
一応明日も3時間入りましょう」
「はい。お願いします。」
「ですので、一日だけ入院の手続きしますから、ご家族に連絡してください」
再圧室の待合場所でまったりしていると、操作室の先生に呼ばれた。問診かと思ったら、お説教だった。
「いいですか!チャンバーに入るのは職業潜水士ですよ。あなたはレジャーダイバーでしょ?そんな潜り方していたら命がいくつあっても足りませんよ。ダイビングはねぇ楽しいものでしょ。命がけでやるもんじゃないんですよ。周りに心配かけて・・・etc.」
ごもっともです<(_ _)>先生の腕にはダイバーウォッチがキラリと光っていた。
その間も足の裏の痛みが増し、まるで尖った小砂利の敷き詰められた地面を裸足で歩いているようで、
そして、右足の付け根からすねにかけては逆に痺れていて、ボールペンでつついてもあまり
感じられなかった。
促されて、再圧室に入ると意外に広く6畳くらいか?まるで宇宙船か潜水艦の中というイメージだった。
スピーカーから先生の声が
「これから君をもう一度、深度55m戻すから、気分が悪くなったり、異常を感じたら言ってください。
室内は常にモニターしてますからね。耳に圧力を感じたら耳抜きの要領で、まぁ大丈夫だと思うけど、
じゃあ行きますよ」
室内に設置してある圧力計と深度計をみると徐々に圧力が掛かってきていることを表示しているが、
あまり違和感はなかった。圧力が上がるにつれ、身体の痛みがみるみる無くなっていく、両腕を力士に
掴まれているような痛みも右足の痺れも、深度55mになったら、今までの症状が嘘のように消えた。
「GONさん、それではこれから徐々に圧力を下げていきます・・・GONさん?しっかりしてください」
このとき、私は一人で笑っていたようです。しかも、声がウッドペッカーのようになるので、ワ〜とか
イ〜とか叫びながらはしゃいでいたそうです。・・・酸素中毒?高濃度のを吸うので・・・
6時間の缶詰が終わり、再圧室から出ると痛みは消え身体が軽くなったように感じました。
右足の違和感はまだ残っていました。軽く痺れています。
一泊する病棟に案内されました。
脳神経外科?の6人部屋で4人入っていました。私は一番入口に近いベットのようです。
すると、とっても若いナース様が来て
「ちわーす!あたし担当なんでよろしく〜はい!これ食券ね〜夕食と朝食の分だから、ところで
病気?怪我?なになに再圧室入ったの〜へぇ〜」・・・コスプレギャルか?ってな看護師様でした。
しかし、癒し効果は抜群(^_^;)話もおもしろいし
つづく
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再圧室って 意外と広いんですね。
どこにでもある施設じゃないから、こんな田舎には無いから。。。恐いです。
2010/3/11(木) 午前 1:10
にょろにょろさん こんばんは
再圧室は脳の疾患の治療にも使用されると聞きましたが・・・
潜水をしなければ、まず縁のない施設だと思います。
でも、入るとウッドペッカーのモノマネは誰でも出来ます(^_^;)
2010/3/14(日) 午後 11:38 [ umizaru_gon ]