The mysterious world

不思議な話です。自己満足ですのでのんびり行きます。

高速道路での話

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

ミスから学ぶ事

 前職での話
イメージ 1
昼食を終え、天気のいい昼下がり、いつものコースを巡回中、事故発生の一報が
入った。その時、組んでいた相方は10歳年上の先輩隊員で見習い期間を終えて、
初めて組まされた人だった。自分たちの仕事を事務職だと言い切る彼を好きになれ
なかった。ただ、縦割り社会で生きてきた自分はこのような人事も任務の一つと割り
切っていた。
 
{なぉ〜・・・当時車両にあっては本線をつぶしている模様、けが人あり、関係車両は2ないし3 緊急でよろしくどうぞ}と指令室から無線指令があった。
 
私はこのとき無線係りで助手席に座っていた。運転担当の先輩隊員は加速して右車線に入った。赤色回点灯を点灯して、サイレンアンプに手を伸ばすと・・・
 
「空いてるから必要ない」ということだった。確かにむやみに緊急走行はするべきではないが、発生事案の類から見ても、その先の渋滞状況からしても直ちに行うべきだった。
 
この先輩は無線指令を受けると煙草に火を付け、やけに落ち着いている。
「なんで今、タバコなんだ・・・巡航で行くなら制限速度守れよ・・・」と内心思ったが、すぐ頭からかき消した。
 
やがて、渋滞最後尾に接近したが、速度が落ちない。。。?
運転者を見ると眠いのか、タバコの煙が目にしみるのか、目を擦っている。そして、タバコを消そうと灰皿に目をやる。。。そのときはもうわき見運転するには有り得ない距離だった。
「ぶつかりますよ!前!前!」「あ・・・」ガツン!「サイレンつけてよ」
「なんでいまさら・・・」
 
ハンドルは左に切ったので左車線を走行していたトラックに激突した。その後、サイレンアンプのスイッチを自ら入れた。
左腕に衝撃と痛みを覚えましたが、骨には異常ないようなので、すぐドアを開けようとしましたが、変形して開きません。反対側から降りてすぐに規制しました。
そして、無線で報告しました。
 
運転していた本人は緊急走行中だったとトラックの運転手に言っている。
「なにをバカな」と思い「サイレンは付いていませんでした。こちらの過失です。(トラック)運転手さん。申し訳ない。怪我はありませんか?」と口を出しました。するとトラックの運転手はホッとした表情をみせた。
先輩隊員は認めたらヤバいじゃないかと小声でいうので、「緊急走行中の車両が一般車にぶつかったなんて知れたら、どこまで話が上がってしまいますか?事実、これは通常走行中のわき見運転が原因です。」と言った。
 
その後、私たちは懲戒処分をされました。納得は出来ませんでしたが、割り切りました。新しい相方は前任者と違い。。。どことなく赤い彗星のシャアみたいな先輩隊員でした。
「なぜ、自分まで処分なのだと・・・納得が出来ない顔だな?」と聞かれたので、私は苦笑して、先輩だから何も言えませんよというと
「おまえが注意していれば、事故は無かったし、他のPCが現場に向かう事もなかった。。。よく覚えておくことだな。。。我々の都合は助けを待っている事故当事者にはなんの関係もない事なんだとな」・・・この先輩からはいろいろと教わり、以後の判断に大きく影響が出ました。・・・
 
最近、よくこの出来事を思い出します・・・(^_^;)歳かなぁ〜

二輪の初心運転者

 全国交通安全週間に入りました。

 また余分な業務が増えます(-_-;)

 お年寄りと二輪車の事故が相変わらず多いようです。

 この話は初めて死亡事故の現場を扱った時のエピソードです。

 前職について間もないころ、研修も終わり大事件に飢えていました。

 私が当時いたのは首都高速の江○橋ICを境に東側と湾岸線を担当する部署でした。

 ある日、この部署の発足当時から勤めているベテランの先輩隊員とコンビを組んで有事出動業務を

 行っていました。

 その時は無線交信も覚えたてで事件事故なんでも来いと青島刑事ばりに血気盛んに意気まえており

 ました。その日金曜夕方から有事も軽微なものばかり退屈な泊まり勤務なるはずでした。

 明け方の5時半を少し回った頃、分駐所内のホットライン用黒電話がけたたましく鳴り響きました。

「6号の上り江○橋IC外方向のカーブでなんかITVにうつってんだよ。緊急でちょっと見てきてよ」

 ということなので、重たいヘルメットをいやいやかぶり助手席(無線担当)に座りました。

 運転と無線は出動のたび交代していました。分駐所から江○橋まではほんの目と鼻の先、サイレンを

 鳴らすこともなく、直ぐに現着できました。しかし、現場は楽観できない大変な事になっていました。        

 ▼{至急、至急、200から第二あて、本件は二輪の単独・・〇運については路上にうつ伏せ

 大量の出血あり・・意識は・・ない模様、大至急救急の要請を願いたい。}    

 私はそのとき完全にパニックを起こしており無線のプレストークを握る手は震えていました。

 先輩隊員はIC分流外回り方向を全止めし、パトカーに戻って来るなり私の状況にすぐ気付いたらしく、


 「しっかりしろ!男だろ・・当事者の人定を確認しろ。ポーチを着けていないから、免許証はケツの

  ポケットだろう。特異事案になるぞ!今のうちに確認しろ!」

 「え!?死んでますかね・・・?」

 「生きてたら化けもんだよ。ありゃ首が折れてるよ。」と言い残し先輩隊員は道路を塞いでいる

 二輪車に駆けていきました。

 うつ伏せに倒れている当事者は体つきから若い女性であることが、はっきりわかりました。

 黄色のファクトリーベアーの真新しいブルゾンにスリムジーンズという服装で、傷だらけになった

 新品の白いフルフェイスヘルメットをかぶっていました。

 顔面から噴出したと思われる血液は左カーブの当事者の頭部がある右車線から左側路肩にある

 排水口に流れていました。

 おしりのポケットに手を入れてみるとかわいらしいカード入れに取得したばかりの免許証が入って

 いました。ショートカットの19歳きれいな子でした。

 開けなければよかったのですが、ヘルメットのバイザーを開けてみると・・・

            

                あの顔は表現できません。


 私はショックでしばらく動くことができませんでした。

 そうこうしている間に現場は、赤色回転灯を点灯している応援車で賑やかになっていました。

 

 当事者を見分して救急隊員は「それでは、うちは扱い無しってことで・・」と言い残し

 帰っていきました。



 JAFが破損したVT250の吊り上げの検討をしていると、二輪車が2台規制内に入ってきました。



 彼らの話で事故の経緯があきらかになりました。


 単純な原因としては速度を出しすぎ左カーブに進入したため曲がりきれず、右側高欄と防音板支柱に

 激突死したものという事ですが、二輪の初心運転者が早朝、首都高速に単独で進入することは

 不自然です。その行動には理由があったのです。


 彼女はバイクを購入したショップのツーリングツアーに連れ出された事が不幸の始まりでした。

 首都高速に侵入した途端、運転になれた仲間が殿(集団の最後の走行者)を含め先にいってしまった

 為、追いつこうとしていたのです。

 高速隊の班長は激怒し「ばかやろう!何で殿が先にいくんだ!仏さんの顔見て来い。おまえらが殺し

 たようなものだ!」無責任な彼らにもあの死に顔はショックだったのでしょう。

 男の悲鳴と泣き声、かっこいいものではありません。置かれた状況が理解出来たようでした。

 彼らが起こした事故ではありませんが、遺族に対して一生背負わなければならない罪です。

 集合場所を決めていたとは言え初心者には不安なこと、まして初めての首都高速で一人にされては

 測り知れないものがあったことでしょう。

 私はその時、黙っていられませんでした。

 先頭は店長、殿は店員だったようです。

 2人に聞きました。

 「どうして、彼女を置き去りにしたんですか?」

 「・・・ちっと・・・熱くなっちゃって・・・」

 「あのVT買って・・・嬉しかったはず・・・ですよね?バイクの楽しさ少しでも伝えられましたか?」

 「すいませんすいませんすいません・・・」

 このバイクショップ店員は、たぶん死んだ子に謝っていたんだと思います。

 店長は黙って頭を下げていました。

 なにが・・・熱くなっただ・・・

 死んでしまっては話も聞けませんでしたが、あの死に顔と施設破損被害が恐怖の瞬間を物語って

 おりました。他人の身になって考えるとは簡単なようでかなり難しい事ですね。

 どうしても私事都合が優先してしまいがちで最悪の結果が出て初めてわかることが多いように

 思います。

 今の私たちの仕事は初心運転者になる前の段階の人達を扱っています。

 他人を思いやる心を理解させるには相手の立場に立って考えることが、必要不可欠だと思います。

 身勝手が許されてきた環境で育った子と路上教習に出るとこの事故の店員を思い出します。

 そして、職責の重さを痛感します。

 私も先輩隊員も、当時、バイク乗りでしたので、その日は遅くまで飲み明かしました。

 ある路線の左の路側帯に商用車が停止していた。

 運転者は心臓発作を起こしたらしく、すでに亡くなっていた。

 事件性はないので、病死として手続きが終わった。

 その数ヶ月後、同一現場で大変な死亡事故が起きた。

 故障の為、左路側帯に停止していた大型自動車に左車線を走行していた大型自動車が

 ほぼノーブレーキで追突した。

 運転者は無傷だったが、助手席に乗っていたバイトの高校生が亡くなった。

 運転者の話とその後の調査で分かったことは

 そのバイトの高校生は数か月前、父親を病気で亡くし家計を助けるため、

 その運送会社にアルバイトとして勤務していた。

 土曜の夜から日曜日にかけての運送に自ら頼み込んで同乗して、西日本からやってきた。

 荷を届け帰り道、その路線は通行する予定では無かったが、高校生の強い希望で経路を変えた

 事故現場付近に差し掛かると



 「あ・・・おやじが呼んでいる」とつぶやいた。


 父親が亡くなっていることを知っていた運転者は怪訝に思い

 「おい、大丈夫か?」と一瞬、彼を見た。

 その時、停止していたトラックが眼前に迫り、回避できなかったという。

 現場は緩い左カーブ

 原因は運転者の前方不注視(わき見運転)と処理した。

 しかし、その後の調べで、高校生の父親はその現場で亡くなっていた

 商用車の運転者だったことがわかった。

 不思議なのはご家族は遠方に住んでいたので、父親が亡くなっていた正確な場所は

 分からないはずなのだが・・・当然、運転者も高校生の父親の経緯までは知らない

イメージ 1



 呼んでいたのは本当に父親だったのか・・・?
 

「夜中の徘徊者・・・」

ご存じだと思いますが、
高速自動車国道と自動車専用道路は法定速度が異なります。

それを守って安全運転していれば、さほど怖い道路ではないと思います。
ただ、一部の人で急いでいるときは右車線をかっ跳んで良いと言わんばかりの勢いで
走行している人がいます。

そんな連中が他の自動車を巻き込んで事故る前に高速隊が取締りをやってくれています。

しかし、そんな勤務も休憩時間は大事です。缶コーヒーと一本のタバコが活力を与えてくれます。

あるトンネルの換気施設の駐車場でのこと・・・

ここは私たちもよく巡回時間の調整のため待機した場所です。

出入り口は本線車道と直結しているため、しばしば取締班のPCと会いました。

「そこの下り坂から見下ろすと(速度違反者が)よく見えるんだよ」ということで
休憩&監視に利用しているようでした。

ある日、その換気施設の駐車場で待機していると、取締班のRX−7がゆっくり近づいてきて、
中から顔見知りのお巡りさんが下りてきました。

「お疲れ、寒いね」

「ども、今日は大漁ですか?」と聞くと

「今日はガキが少なくて静かだなぁ・・・何にもないのが一番だよ」

「そうですか。うちらも早めに引き上げます」というと

「ところで、夜ここでうろうろしている奴を見かけたことあるか?」と聞くので

「う〜ん、職員がたまに歩いているのは見ますけどねぇ・・なにか?」と聞き返した。

「その職員の顔見たか?」

「いやいや、暗くてよく見えませんでしたけど・・・?」

「いや、実はな・・・この間、あんまり同じところを行ったり来たりしているので、
ちょっと声掛けたんだよ」

「えぇ」

「寒いねぇ今日は夜勤かい?って聞いたらな・・そいつ無視するもんだから懐中電灯で照らして
もう一度、こんばんはって挨拶したら・・・首がねえんだよ・・・」

「・・・・・え〜〜〜〜!!!ホントですかぁまたまた脅かそうとしてぇ」

「いや、ホントなんだよ・・・だっておまえこんな時間に夜勤者がいちいち駐車場に来ないだろ?
寝てんだろ普通」

「確かに・・・っでどうしたんですか?」

「すぐ、離れたよ・・・そんなの引っ張るわけにはいくめぇ?気持ちわりい」


・・・確かにその換気所の駐車場でうろつく人影を我々は何度も見かけていました。
職員が着る服にも見えたんで職務質問はしたことがありませんでした。

他の隊員に聞いたら、やっぱりほとんどの人が知っているようで
あんなとこ夜中に行くもんじゃねえよと忠告も受けました。

もちろん、S隊員にも聞きましたが、「絶対行きませんね」といつもの苦笑いでした。

高速道路にはいろんな物が落ちている。

よく目につくのはバーストタイヤの破片、スタンディングウェーブ現象(空気圧の低いタイヤで高速走行)とか過積載の貨物車が犯人と思われる。
あとはトラックの幌とかベニヤ板とかである。これもトラックが犯人の事が多い。

昔、扱った落し物で一番大きい物は「仮設住宅」でした。

「OOから各移動!O号線下りO通カーブ付近家が建っていると通行車から一報あり!大至急現場へ!」
冗談と思い笑いましたが、大マジの緊急事態でした。
落下させた35tトレーラーについては逃走したが、O玉県内一般道で確保。
被害が怖くて逃げたそうです。大型車が仮設住宅につっこみましたが、幸い怪我もなく自走で帰って
もらいました。被害者のトラック運転手は東京でいい土産話ができたと言っていたとか・・・

一番辛かったのは「魚のあら推定2t分」この現場はPCの中にいても気を失いそうな臭さ・・・
グレープフルーツ1t分ってのもありましたが、これも匂いがきつく(>_<)一日柑橘系・・・

そして、一番高価な落し物は謎の金属のかたまり、10台がこれに乗り上げパンクしました。
落下させた運転者の話では一千万相当だそうで・・・これ売って弁償すんだねと言っときました。

そんな話を当時していた時に出た話題でミステリアスな事件がありました。
これはO名高速を担当する隊員が扱った事案です。

左側のり面に乗用車が乗りあがり停止中と一報があり、調べてみると
運転者が左目から血を流しすでに絶命していた。
フロントガラスには銃創と思われる穴が開いていた。
当然、銃器による狙撃事件が発生したと大騒ぎになった。
銃創の大きさからかなりの大口径であることが、推測され遠方からの射撃で一発で頭部を
とらえたことになる。とゴOゴ13なみのテロリスト?など憶測がとんだが・・・
司法解剖の結果、実に不幸な事故であることが判明した。

当事者の頭部を撃ち抜いていたのは弾丸ではなく、ネジだった。
つまり、落下していたネジを前車が跳ね上げ、その直撃を不幸にも運転者が受けてしまった。
この話は当時、警察の機関誌にも取り上げられたそうです。

積載物の点検はしっかりとしてもらいたいもんです。

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

抽選で150,000名様に当たるチャンス!
マツモトキヨシで期間中何度でも使える
100円引きクーポン<Yahoo! JAPAN>
衛生対策製品クレベリンの姉妹ブランド
クレベ&アンドハンドジェルが新登場
今だけ。お試しキャンペーン実施中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
10/31まで秋の行楽キャンペーン実施中

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事