|
先日、とあるところで書籍の紹介のチラシをいただいた。
そのチラシには、この本がどれだけ素晴らしいのか、どれだけおすすめなのか、
ということが書かれていたのだけれど、それが証拠にと、
Amazonのブックレビューを引っ張ってきてあれこれと載せていたのだった。
実は、何を隠そう私も Amazonのレビューワーなので、
はは〜ん・・・とちょっと思ったことがあった。
それは、(Amazonレビューは旅をするのだ)ということだった。
たとえば、レビューワーとしては、
商品の開発者やマーケティング担当者や販売者などが
自分の書いたレビューを見ているに違いないとか、
本の著者だって、自分の本のレビューはちゃんとチェックしているに違いない、
ということは、もちろん思う。
しかし、こんなふうに、あるところに引っ張られて、こんなところでプリントに
載せられて配られているなんて、レビューを書いた人は誰も全く預かり知らない
ことだと思う。
もしかしたら、私の商品レビューも、どこかの商品開発者の会議資料なんかに
とっくに使われていているのかも知れない。
そんな自分の「子」に、期せずして、どこかで遭遇しないこともないのかも
知れない、と思ったりする。
街でもらった販促品のビラを手にして、「我が子」に遭遇したら・・・
私は、(まあ、君はこんなところで働いていたのか・・・)と
感慨を込めて見るだろう。それもまた面白い。
|

- >
- 芸術と人文
- >
- 文学
- >
- ノンフィクション、エッセイ






