はじまりは冬のソナタ……

グンちゃんと冬ソナ創作話 。楽しいことが一番やん(^^)b

合作『WhiteWedding』

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最後はpoppoさんが締めくくってくれました。
いい結婚式でした。
ユジンとチュンサン。いつまでもお幸せに。

    http://blogs.yahoo.co.jp/poyosato/36080089.html


poppoさんの発案で始まったこの企画。初めは28話も続くと思いませんでした。
時には読者になり涙を流し、時には筆者になり頭を抱え、とても楽しい体験でした。
poppoさん、子狸さん、ruriさん、エコさん、そして私、うさこ・・・
プライベートなことはほとんど知らないネット上で集まった仲間。
たぶん、住んでいる所も年齢も生活環境もバラバラでしょうね。
道でバッタリ出くわしてもまったく、気づくことなく通りすぎるでしょう。
「冬ソナが好き」ただそれだけが共通点。不思議ですね。

私たちだけではありません。読んで下さった方々も「冬ソナ」が縁で集まって下さいました。
楽しい時間を共有できたこと、みなさんに感謝しています。
ありがとうございました。 (うさこ) 

合作連話「WhiteWedding 〜14年目の結婚式」by うさこ&子狸&エコ&ruri&poppo


26


胴上げが終わったチュンサンのとなりにユジンは立つとチュンサンをしばらく見つめていた。


人と交わることをせず、冷めた目で見ていたチュンサン。

本当はとても寂しがりやで自分のことを影の国の男だなんて言った。

誰よりも人を恋しがっていた。

どこか自信がなさそうで、肩をすくめて歩いているようだったチュンサン。

そのチュンサンが胴上げされて、少し上気した頬をほんのりピンクに染め、照れくさそうに頬を緩める姿

を見て、ユジンは心からうれしく思った。


フランスにいた3年間、チュンサンを想わない日はなかった。

どうか穏やかに過ごしていて欲しいと願っていた。

自分は側にいてあげることができないけれど、無事でいてほしい、元気でいてほしい、幸せになってほし

いとただそれだけが望みだった。



今、チュンサンが幸せそうに微笑んでいる。その手が自分を求めて目の前に差し出されている。

ユジンはそっとチュンサンの大きな手の平に自分の手を重ねた。

チュンサンは安心したようにぎゅっとユジンの手を握った。

  ・・僕の幸せはここにある。・・・ここだけにある。・・・と言いた気に繋いだ手は暖かかった。



ユジンはマイクを手に取るとゆっくりと言葉を選びながら話し始めた。

「・・・・私たち幸せです・・・今日は私たちの為にお一人お一人のこころの篭ったお言葉をいただき言

 葉では言い尽くせない程の・・幸せを感じています。

 私たち今日の日を迎えるまでに、たくさんの事がありました。

 私たちの為に傷つけた人もいるし、大切なものも壊してしまいました。 

 私はこのような晴れやかな結婚式ではなく、二人だけで将来を誓い合おうと、それで十分だと思ってい 
 ました。・・でも、チュンサンがそれじゃいけないって・・・。

 皆に幸せな僕たちを見てもらおう。皆に祝福してもらって結婚しようと言われました。

 それが僕たちの償いだと・・・。

 今までご心配をおかけしたことお詫びします。そして、暖かく見守って下さったこと感謝いたします。


 実は4年前、行き場を失くした私たちは二人だけの結婚式を挙げようとました。

 サンヒョク、あの日のこと覚えているかしら? 
 
『誰も賛成してくれなくてもいい。チュンサンが愛してくれるだけでいい』って泣いたこと・・・。

 あの時はチュンサンに君が必要だと言われて、それで、良かったの。

 でも、今考えてみると、少し寂しかったわ。それに・・・・」

 ユジンは切ない思いが胸にこみ上げ、それ以上、言葉が続かなかった。

 「大丈夫?」チュンサンは心配そうにユジンの気配を伺った。

 チュンサンは繋いだ手に力を込めると、励ますようにユジンに微笑んだ。
 
 心配そうに二人を見つめていた皆も、二人が仲睦まじく手を取り合っている姿を見て安堵し、会場内は

 暖かい和やかな空気に満たされた。

 ユジンは再び、ゆっくりと話し始めた。


「ママ・・・今まで心配ばかりかけてゴメンネ。

 いつもいつも、私とヒジンの心配ばかりして、苦労ばかりかけてしまったわ。

 ママ、お転婆娘だったけれど、今日は綺麗だってみんなが言ってくれるの。

 パパもきっと、喜んでくれているわよね。

 ママ、心で覚えている人のことは忘れないって言ってたでしょ? 

 私もチュンサンのことが忘れられなかった。やっぱり、どう考えてみても彼は運命の人だったみたい。


 ヒジン・・・そう言われればあなたの方が先にチュンサンと結婚するって宣言したわね。

 小さくて可愛かったのに、いつの間にか大人になって・・・10歳も年上の姉がなかなか結婚しないか

 ら、心配したでしょ? これで、あなたも気兼ねなく恋人をママに紹介してあげてね。



 チンスク・・

 いつも私の話を聞いてくれてありがとう。

 チュンサンの記憶が戻った時、自分のことの様に一緒に喜んでくれたこと忘れないわ。あなたはいつの

 時も大切なチングよ。

 ヨングクと仲が良くていつも羨ましかったわ。あなた達みたいに暖かい家庭を作れるようにお手本にす

 るわね。

 

 ヨングク・・

 今日の司会役をかって出てくれてありがとう。ゆっくり、お食事も出来なかったわね。

 今度、うんとご馳走を作って招待するわ。



 チョンアさん・・

 いつも私のことを分かってくれて頼りになる先輩。

 3年間も勝手な事していたのに愚痴のひとつも言わずに待っていてくれてありがとう。

 それに、4年前、チュンサンと二人で結婚式を挙げようとした時、「結婚するっていうのは、愛するも

 の同士が一緒に住むってことよ。簡単なことじゃない」って教えてくれたでしょ? 覚えてる? 

 チョンア姉さんが味方してくれてとても嬉しかったの。この言葉、チョンアさんに返すわ。ね? 姉さ

 んもそろそろでしょ? 



 キム次長・・・

 外島の家、ありがとうございました。次長のおかげだってチュンサンから聞きました。

 あの家があったからこそ私達、出会えたんです。本当に感謝しています。

 あの家を建てるのは本当に苦労があったと思います。頑固な設計者が考えた家ですから・・。

 その頑固な設計者の先輩はもっと頑固だってこと知ってますか?でも、大丈夫。

 今度はチュンサンと私が「じいや」と「ばあや」になりますから・・・。



 サンヒョク・・

 私たち小さい頃からいつも一緒にいたわね。気がついたらあなたが側にいたわ。 

 14年前、チュンサンを失くしてからは、私のこといつも心配そうに見ていてくれたわね。

 崩れそうになる私をあなたが支えてくれた。ありがとう。4年前もあなたの好意を無駄にして申し訳な

 かったわ。ごめんなさい。


 チェリン・・・

 あなたには・・・何と言えばいいか・・・。たくさん、傷ついたでしょう?

 ごめんなさいね。・・・・でも、私、自分でも分からないまま、ミニョンさんに惹かれていく気持ちを

 どうすることもできなかった。ミニョンさんがチュンサンだと知った時に、ようやく分かったわ。

 ミニョンさんとチュンサン、別々に愛したのに、いつの間にか、私の中で二人はひとりだったの。

 どうしても譲れなかったの。自分の気持ちに嘘はつけなかった・・・・・


 その結果、あなたたち二人をひどく傷つけてしまったわ。本当にごめんなさい。

 なのに、今日は来てくれて、ありがとう。

 さっき、チンスクに聞いたんだけど、・・・あなたたちにもいいニュースがありそうで、良かったわ。

 ほんとうにうれしいわ。」


ユジンは出席者ひとりひとりにお礼と感謝の気持ちを述べた。

皆、二人が辿ってきた長い道のりを思い、改めて二人を祝福し、しんみりとユジンの話を聞いた。

「運命と一言で言ってしまえば簡単だけど、たくさんのことがありました。

 つらかったことも切ない思い出もすべて、なくてはならないものだったと思うのです。

 父や母、お義父様やお義母様のこともなくてはならない愛だったと思います。

 生意気な事言ってすみません。


 私、フランスにいる間、たくさんのことを考えました。

 いつも思うのはチュンサンのこと、そしてみんなのこと。

 一人では生きていけない。たくさんの愛の中で私は生まれて生きているのだと分かったの。

 私とチュンサンの愛も二人だけのものじゃないわ。

 今、こうしてみんなに祝福されて結婚できることを心からうれしく思います。私たち幸せになりま

 す。」


円卓を囲んで、皆は薄っすらと涙を浮かべながらも、幸せに満ち足りていた。

喜びを分かちあえること、幸せを共有できることが何よりの幸せだと痛感した。


            ※

サンヒョクがいなければ、チュンサンは放送部に入らなかったかもしれない。

パク先生に与えられた焼却所の掃除の罰がチュンサンと私を近づけた。

ヨングクの提案した山小屋でのキャンプでポラリスを見つけた。

チェリンとパリでミニョンが出会わなければ、もしかしたら、ミニョンさんはソウルに来なかったかもし

れない。

パク班長が酔った勢いで言った「ユジンに出来ない事、酒、嘘、男遊び」。それが、ミニョンさんの誤解

を解く鍵になった。

そして、少しおしゃべりなチンスクがミニョンさんの誤解を全部、解いてくれた。

チョンア姉さんのタロットカードは暗示していたのね。私たちの気づかないうちに運命の輪は回り始め

て、カードは私からミニョンさんの元に届いた。

チョンア姉さんが雑誌に載った『不可能の家』を見つけてくれた。

キム次長がジグソーパズルをプレゼントしなければ、最後の1ピースはめることはできなかった。

そして、魔法のように現れたチュンサンと再会できた。


父母たちの複雑に絡んだ恋愛があったからこそ、私とチュンサンはこの世に生を受け、あの日、通学バス

で出会った。


すべてはそこから始まった。

ほんの偶然の重なりのようでありながら、すべての事は必要不可欠に絡み合っていた。

人生に無駄なものなどひとつもない。

切ない思い出も辛くて崩れそうになった日々も眠れなかった夜でさえも、愛おしい。


生まれてきて良かった。

一人じゃない。家族や友達、愛する人たち。

そして、かけがえのないたった一人の最愛の人、チュンサンがいる。


ユジンは聖母のような微笑で輝いていた。



        (ここまで・・・・うさこ)

子狸さんが書いてくれました。
まだ、ひとりスピーチしていない人がいましたね。
そして、結婚式といえば「これ」。  昔はよく駅のホームなどで見かけました。
では、どうぞ


     http://blogs.yahoo.co.jp/kodanuki44/37358665.html

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