はじまりは冬のソナタ……

グンちゃんと冬ソナ創作話 。楽しいことが一番やん(^^)b

連作「薔薇園にて・・」

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う〜ん・・・・と首をひねって、2時間ほどで考えた第二話。お叱りを受けるかもしれません。

ふざけてる? いえいえ、これでも、苦し紛れに考えました。




第2話。

マイクを持ったヨングクに真っ先に近づいたのはユジンだった。

少し膨らみ始めたお腹をかばう様に右手でおさえているものの、スッと立ち上がると、飛び跳ねるよう

に、ヨングクの元へ走るとマイクを持った。

「みなさん、今日は私たちが心待ちにしていたサンヒョクとチェリンの婚約をお祝いするパーティにお越

 し下さり、ありがとうございます。ご存知のように私たちは春川第一高校の放送部のメンバーです。

 乾杯の音頭はぜひ、私たちの恩師であるパク先生にお願いしようと思います」

ユジンが元気良く、挨拶すると拍手の渦が巻き起こった。

拍手の中、パク先生は立ち上がると頭を掻きながら、ペコリと頭を下げた。

喜び勇んでパク先生に駆け寄ろうとする前に、スッと立ち上がったチュンサンがユジンの手の中のマイク

を取り上げ、パク先生に受け継いだ。


    「まったく、君って人は・・。嬉しいのは分かるけど、少し自覚しろよ。転んだりしたら大変だ

     よ。」チュンサンは目尻を下げながらユジンを叱った。

    「だいじょうぶよ。そんなドジじゃないから・・」

    「どうだか・・。君がドジじゃなかったら、世界中からドジって言葉が消えるよ」

    「もう・・。ひどいんだから・・」

    「僕は君が心配なの!」

    「だいじょうぶよ。安定期だし・・」

    「でもね・・・」



『あ・・え〜〜〜そこの二人。チョン・ユジン。カン・ジュンサン、晴れの席で夫婦喧嘩とは、もっての

 ほか! お前たちにはバツに掃除を命ずる。』

ユジンとチュンサンはパク先生の第一声に目を合わせると吹き出した。

パク先生もしばらく笑った後、スピーチを続けた。

『あ〜・・みなさん、失礼しました。

 私は毎年、多くの学生を卒業させ、社会に送り出してきました。

 しかし、この6人程、私を驚かせた教え子は後にも先にもいないでしょう。

 ここまで来るには色々あったようだが、こうして、美味しい酒を飲ませてもらえるなんて、先生は嬉し

 く思う。

 長く生きていれば、覚えていることの方が少ない。

 立ち止まらないで、前を見て、ゆっくり、歩けばいい。焦ることなんかないぞ。

 先生は君たちから多くのことを学んだ。 色々、あっても何とかなるもんだな。

 遅刻常習犯ももうすぐママになるそうだし、サボり魔だった男は生き返ってちゃんと戻ってきた。

 何でも、建築家としてその道では有名らしい。先月は校舎の建て替えに腕を振るってもらった。


 特に目立たなかった女子生徒も今じゃ、一児の母になっとる。

 今日も駅まで迎えに来てくれたな。

 とても、友達思いで優しいところは昔のままの様で先生は安心したぞ。

 進路指導の時、私なんか何の特技もないし、みんなみたいに勉強もできないって泣いていたよな。

 でも、私から見ると、どうやら幸せの近道を知っていたらしい。

 今日の司会をしている彼も、立派になったぞ。

 獣医になりたいと聞いた時は、世の中の為に引き止めたほうがいいのかとちょっと迷いもしたが、案ず

 るより産むが安しだな・・。


 そして、今日の主役の二人、お前たち、本当に良かった。

 おめでとう。

 チェリン、綺麗だぞ。昔から華やかな子だったが、今が一番輝いているぞ。

 今まで、人のドレスばかり作っていたようだが、今日のドレスは格別、美しい。

 先生があと20年若ければ、サンヒョクと恋敵になっていたかもしれんぞ。

 サンヒョク、大事にしないと罰があたるぞ。

 サンヒョクは昔から真面目で優等生だったな。

 私の勘では、一番先に結婚してごく普通の幸せな家庭を持つのかと思っておったが、お前達が最後にな

 るとは私の勘もあてにならないものだ。

 何、こういうことは早いからいいとか悪いとかいうもんじゃない。

 残り物には福がある・・・いや・・あの・・・失礼・・・最近物忘れが酷くて・・』

パク先生は慌ててポケットからメモを出した。額にはびっしょり汗をかいている。

『え〜と・・・そうだ・・『果報は寝て待て』だ・・そういうことわざもあるから、安心しなさい。』




    「もう、やだ・・先生ったら、スピーチが長いんだから・・・」

     ユジンは目の前のオードブルを見つめて、ため息を吐いた。

    「ユジンがカガメルなんか指名するからだよ・・」

    「だってね・・乾杯の音頭はぜひ私にやらせてほしいって、頼まれてたの。

     ほら、新校舎の竣工式の時からしつこく言われてたの」

    「なんだ、そうだったんだ・・。」

    「あ、それにチュンサン、校舎の建設費、もう少し、安くならないかって言ってたわ」

    「え〜? これ以上、ねぎられたら、利益どころか、赤字だよ。

     ま、色々、お世話になったし、恩返しのつもりもあったから、最初から儲けようなんて思って

     はいなかったけどね。

     それにつけこんで、いろいろ、オプション、つけてさ。

     特に校長室。」

    「そうそう。そうなのよ。ソファーなんかフランスから取り寄せ中なんだけど、在庫切れな    
     の。」

    「あ、それ、僕の理事室にあるのと同じやつだろ?」

    「そうそう。このまえから気に入ってたみたい。

    「じゃ、しかたないな。理事室のをプレゼントするよ。」

    「いいの?」

    「うん・・。校長になったのに誰も祝いに来ないってボヤいてたから・・・」

    「それにしても・・長いわね。早く乾杯したいわね。お腹空いちゃった。」

    「最近、よく食べるね。」

    「そうかな?・・お腹空くの。」

    「赤ちゃんが欲しがってるんだよ。

     僕の分も食べていいからね。」

    「ダメよ。太っちゃう。でも、生ハム、もらってもいい? 私の分と赤ちゃんの分ね。」

    「いいよ。メロンもあげるよ。ぽっちゃりしてるユジンもかわいいから」

    「ほんと?」 

    「ああ」





『え〜あ〜え〜・・・そんなわけで・・そこのお騒がせカップルに負けないよう、幸せになってくれたま

 え。』



    「やだ・・みんな、こっち見てるわ。」

    「ウン。お騒がせカップルって僕たちのことかな?」

    「きっと、そうじゃない?」

    「無視。無視。言わせておけばいいよ。今日は僕たち脇役だもんね〜。」

    「ええ。ゆっくり美味しいものいただかなくっちゃ・・。

     このお料理、ちょっとこだわったのよ。」

    「チンスクと試食を理由にして毎日、ランチしてなかった?」

    「だって、一生に一度の婚約式なのよ。最高の思い出にしてあげたいじゃない?

     チェリンとサンヒョクの為なんだからね。」

    「ま、そうだけど・・。ホントにそれだけかな?
 
     君たち、お昼にこってりしたもの食べたから、夜はあっさりでいいわ・・って言ってさ、

     冷奴とか切っただけトマトサラダとか、多くなかった? 

     ヨングクなんかツナ缶だけって日もあったらしいよ」

    「いいの。細かいことは言わないの。お豆腐は体にいいんだから・・」




『え〜それでは、キム・サンヒョクとオ・チェリンの幸せを祈って乾杯』



    「やっと、乾杯だよ」。

    「ええ。カンパ〜イ!」

    「ユ、ユジン・・・それ、シャンパンだよ。そんなにグビグビ飲んで大丈夫か?」

    「え? 」

    「え?じゃないよ! 」

    「ああ。大丈夫。妊娠したら体質変わったのかな? 結構、飲めるようになっちゃった。」

    「ちょ、ちょっと。ダメだよ。妊婦がお酒なんか飲んじゃ!」

    「・・・。やっぱり?」

    「そうだよ。マタニティ教室でもダメって教わっただろ?」

    「うん・・。でも、チンスクがつわりに一番効くのはチュウハイだって教えてくれたから・・

     まったく! ユジン! ダメだよ。」

    「そんな恐い顔しないで・・胎教によくないから・・。

     ね? パパの恐い顔見るのイヤだよね・・」ユジンはお腹を摩りながら話しかけた。

    「・・・・。そんな事、言って誤魔化そうたって、ダメだよ。

     ユジンはウーロン茶。いいね。」

     チュンサンはユジンからシャンパンを取り上げると、代わりにウーロン茶を持たせた。

    「うん・・。じゃ、乾杯・・。」





乾杯!乾杯!・・・!! 

バラの庭園にグラスが重なり合う音があっちこっちから聞こえた。

咲き誇るバラのように、笑顔がこぼれ、それぞれに手にグラスを持って、遅れてやって来た残り物カップ

ル・・

     いや訂正・・・

       史上最強の強烈凸凹カップルの晴れの門出を祝う宴が賑やかに始まった。


   
       (つづく)



   誰か続けて〜〜。求む! 連作、執筆者!
また、また、連作が始まりました。

今度はチェリンとサンヒョクの婚約パーティですって・・・。

さて、さて、どうなりますことやら?

私個人は頭の中はユジンとチュンサンばかりがぐるぐるしていて、サンヒョクやチェリンが主役になるこ

とはなかったのですが・・

書けるんだろうか?・・・不安を抱えつつ、スタートしちゃいました。

第一話は子狸さん。ふんふん・・と読み進めていくうちに、あとがきに第2話は「うさこさん」と書いてあるじゃないか!・・予感はしてたから、覚悟はしてたけど・・。

はい。子狸さん、了解しております。

書きました。

今回はpoppoさんは読み手とか? あちゃ〜! そんなのあり?

宿題?なの?

じゃ、添削してもらわないといけないかな? うふふ。

まさか、子狸さんとうさこの二人じゃないよね。

私たちはあなたを待っています! そう、そこのあなた。あなたです。






 

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