由布院発 デジアナおじさんの怒りの矛先

ただいまリニュアル作業中です。しばしのご猶予を・・・・

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誇りを持つということ

 どうも体調がすっきりしない。頭が働かない。急に寒くなったためだろうか。新しいエントリーを書く気力もなく、以前の書庫を読んでいた。そんな中に「誇りを持つということ」の記事を発見。TPPで揺れる日本の農業の未来を示す一つの精神文化論として再録してみる。あえて、カテゴリーは「暮らしの中の政治」として整理し、多くの方に読んでいただきたい。
 
 中略  だからという訳ではないが、BookMarkしている農業のサイトも多々ある。「農業もできない人間」が「農協新聞」のサイトを読んでいるなんて滑稽極まりないのかもしれぬ。プログでもそうだ。農家のブログ日記などにもそういうことで関心大なのだ。そんなブログの一つに「風日記、花日記」という暖かみを感じるサイトがある。普通の農家の日常や思いを綴った、普通の農家日記なのかもしれないのだが、読み進めていると「ハッ」とさせられることがしばしばある。5月2日(注★2006年)の日記には「誇りを持つということ」と題して、以下のように記されている。
堕落した人間が立ち直るために 一番大切な事は誇りを取り戻すことだと
誰かに聞いた事がある。誇りとは何なのだろう?
日本人が今 堕落しているとすれば 
どうすれば誇りを再び手に入れる事ができるんだろう?
私は(あくまでも私個人の意見ですが)民族の記憶を取り戻すことだと思っています。
日本人がどんな風に生きて来たかを 皆が知る事だとおもいませんか?
寿司や歌舞伎だけが文化ではありません。それらは一般庶民の生活とは別なものです。
例えば 仏壇に手を合わせることで 先祖崇拝の心を、神棚に頭をたれる事で 人知を超える存在を感じる心を そしてそれらに対する感謝と畏怖の気持ちを持ッていたことを 思い出すことだと。
少なくとも私はそう信じています。

今の農家がそれらの事が出来ているかといえば そうではないかもしれないが(私は自信が無い)
それでもそういう生活に 一番近いのが農家ではないかと。

経済だけを基準にするのではなく 目に見えない物の中にこそ本当に大切な物があるんだと
皆が気付いてくれるといいと思います。
そのためにも農家を残して欲しい。
農耕文化を残すことで 日本の原点みたいな物を残して欲しい。
そしてそれらに触れる事で 日本人としての記憶を取り戻せたら 誇りもまた取り戻せるかも?

 なんて 甘い考えかな?  自分勝手かな?
      でも 他に何もいい案が浮かばないんです。
 このブログを読んで、思わず私は「うむっ」と唸った。土を介して、社会のこと、政治のこと、いろんなことを感じている筆者に私は尊敬の念さえ感じた。社会や政治のことに直接言及しているわけではないのだが、そこには政治ブログ以上の真実味が読み取れる。世の中、ブログをはじめいろいろなメディアがあり、いろんな方々がいろんな思いを発信しているわけだが、多くの「書き手」は「読み手」を意識しながら書いていることのほうが圧倒的に多いと思う中で、この「風日記、花日記」さんの文章には「爽やかな風」が吹いているのだ。知識や情報を披瀝することなく、決して上手な文章ではないのだが(失礼)自身の伝えたいことを限られた字数の中で上手く表現している。それは、実体験から感じていることだし、「こうあればいいな」という素直な願望だけに、筆者の気持ちが読み手の心に伝わってくる。
 それは何故か。それは、その文章の表現力の根っこに「農業の力」があるからだなんて具合に断言したくなってしまう。そして、そんな風に思うと「農業」への関心はさらに増してくる。私だけの思い込みなのだろうか、この文章の内容にあるがごとく「日本人としての記憶」が回帰してくるのだ。
 モノを書くということは難しい作業だ。でも、このブログに出会って、難しいなんてことを思うよりも、より自然体で、心を込めて書くことの大切さにあらためて気づかされた。同時に、日本人は、日本人として、日本固有の農耕文化を再認識し、そこから派生してくる「日本人としての誇り」を取り戻すことが、今の時代に私たちに課せられた「未来への責務」であるのだということを感じさせられたのだ。
 「風日記、花日記」さん、どうもありがとう。そして、がんばっている日本全国の農家の皆さん、ありがとう。 再録終わり
 如何だろうか。「風日記、花日記」さんのブログには、絶対に批判的なコメントなど書き込んで欲しくない。そっと彼女の農家の暮らしを見守って上げて欲しい。農家は、絶えず一所懸命に土と会話をしている。私たちのような土を足蹴にするような輩は立ち入ることが出来ないのだ。
 と、書いてくると、TPPの取り組み含め、何と私たちのやってきたことは「日本人としての誇り」さえ見失った何とも「恥知らず」なことなんだろう。政治家なんてのは、その恥知らずの頂点に君臨しているだけの話で、「日本人の心」なんて持ち合わせていない「異邦人」に過ぎないのかもしれない。そして「日本人て・・」自問自答する自分がいた。
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閉じる コメント(4)

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デジアナさん無理はいけません。ごゆっくり願います。
私事ですが、私の実家は元々炭焼きやしいたけ栽培などで生計を立てていました。ささやかな、田畑も有ります。現在は母の趣味程度です。後に農業が出来る可能性を残してくれた事は先祖に感謝してます。私の小さい頃の思い出を少し書きます。田植え時期には親戚同士互いに助け合い共同作業でした。お風呂も一緒に入りました。夏時期は稲をイノシシより守るため、田んぼに布団を持参し祖父と一緒に過ごした事もあります。蚊取り線香の代用品はボロギレを揉み、その煙で凌ぎました。畑に行く時は「かるいかご」の中に入り畑に着くときは眠っていました。「快適でしたのでしょう」昼飯は庭でゴザをしき外で食べてました。麦とお米の雑穀で粗末でしたが美味しかったです。今年101歳で祖母が亡くなりましたが、味噌の作り方は身内が引き継いでいます。まとまりませんが、思い出せば幾らでも有ります。不思議と悪い思いでは全く有りません。

2010/11/16(火) 午後 10:01 [ bunngo/ayumu ]

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我歩天道さん、こんばんわ。貴重な経験ですね。これが日本の本来の財産なんですよね。すべて合理的にという今の風潮は、日本の伝統と文化、慣習を破壊してきました。今なら、まだ後戻りも可能です。民間で知恵を出し合って、地域の共同社会を再生し、ふるさとの原風景を守っていかねばなりません。

2010/11/16(火) 午後 10:30 unc*eyu*u

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農村文化を残すことと共に、人間として何といっても先ずは食べなければいけていけないということを先ず考えた場合、国家を形成した行く上で、農業ほど大事な産業はないはずである。今日本の農業の競争力がないのは、アメリカの要請にばかり依存して、輸入に頼って農業に力を入れていなかったからである。なんら農業政策を施すことなく、どうでもでもよいようなことで過ぎていたようなものである。
今や世界的にアメリカ型農薬付けの農産物よりも無農薬(減薬農業)から出来た農産物に人気が集まり、日本の農業に適しており、そのような農業を目指すことによって、十分と高くても世界に売れる日本の農産物というブランド作りによって農村の確立を図る政策を積極的に推進して行きそのようなことで、農村が確立した上での、TPP参加であれば許せられるのである。現状のままでの加入では、農村は壊滅状態になるのは目に見えている。農業の国内的なあり方としては、産直や直売流通の中抜きを防ぎ、農業加工によって付加価値を高めてゆく「六次産業化」することを目指すことも考えるとよいであろう。
先ずはなんといっても農業の再生を目指すことからはじめるべきなのである

2010/11/17(水) 午後 5:59 roo*6ak*o

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ぐうちゃん、おはようございます。そうですね。この五十年余りの農政の誤りを官僚も、政治家も、そして何よりも「JA全中」「JA全農」をはじめとする農協組織が認め、これからは姿勢、意識を180度転換し、原点を見つめなおした中での新しい農政を考えていかねばなりません。また、消費者の側も、農業が直接的にも、間接的にも、生命や環境、さらには都市機能の維持のために必要不可欠な産業であることを自覚する必要があるでしょう。コメントありがとうございました。

2010/11/18(木) 午前 5:33 unc*eyu*u


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