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はじめての海の科学

はじめての海の科学

「はじめての海の科学」は、JAMSTECが刊行する海と地球の情報誌「Blue Earth」(隔月刊)に発表された記事を元に再編集したものです。JAMSTECが有する一般には入手困難な情報を中心に海洋のすがたや、その探査の手法、私たちの日々の生活と海の関わりなどについて、わかりやすくまとめました。

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■ 海洋研究開発機構JAMSTEC公式HP

先日、洞爺湖サミットが開催された事や、不都合な真実を見た事から、海から見た地球温暖化という本を読んでみたくなり、市営の図書館の目録をネット検索してみました。しかし、図書館の蔵書としては収められてはいない様子でした。ところが、このブログでも今までにも何度か話題に取り上げて来たJAMSTECが幾つかの書籍を発行しているという事が判ったので、借り出してみる事にしました。それが、本書「はじめての海の科学」と、「潜水調査線が観た深海生物」です。

はじめての海の科学では、JAMSTECが今まで探索してきた海洋・深海・海溝などにおける様々な調査活動における最新鋭の機器や、それらによって持たされた成果が紹介されていました。全ページフルカラーで写真や図解も多く、まるで雑誌ニュートンの別冊といった趣でした。私はJAMSTECの活動には以前から感心を持っていたせいか、その掲載内容に特に大きな驚きがあった訳ではありませんが、私のような素人や、中高生レベルでも十分理解出来るように解説された内容は、非常に読みやすいものでした。夏休みの自由研究の資料に使えそう・・・というか、この内容を使って、地方の科学館や水族館での巡回展を行うと面白いのではないかと感じました。

もう一方の、「潜水調査線が観た深海生物」の方は結構分厚い写真図鑑でした。その分厚さゆえに、物凄い数の深海生物がこれでもかというまでに網羅されています。その生き物達の形がこれまた凄いんです。
先日紹介したTHE DEEPの写真なんて目じゃありません。っていうか、あのように綺麗で幻想的なものではなく、もっとウネウネ、ニョロニョロ、ヌメヌメしてて、超絶にグロテスクなのが、イーッパイ出てくるのです(笑) よくもまあ、これだけの「へんないきもの」がいたものです。さらに名前が付けられただけで、生態等がよく判っていないものが多いというのも凄い話ですよね。というか、最近の高性能な潜水調査船によって、ようやくその存在が判ってきたばかりという話なのだそうです。でも、この本はページをめくっていてもそんなに楽しくなれないというか、そのグロテスクさにヤラレテしまうばかりでした^^; それこそ、人がイメージで考え出した空想のエイリアンなんぞより、よっぽど気持ち悪いくらいでした^^; ちなみに本書は、学術的な資料保存の意味合いで発行されたもののようで、一般書籍として流通している類のものではありませんでした(でも、取り寄せて購入する事は可能です)。

そんな2冊を眺めて改めて感じたのは、やはり「海は広いな大きいな」(笑)といった感覚でした。ちなみに海というものは、下記のようなものであるわけです。

■ 地球の表面積の70.8%は海である
・海の水は地球上に存在する水の97%。
川や湖、地下水などの水を集めても僅か3%にしかならない。
・さらに、汚染されていない生活水として利用できる量となると・・・人間が使える水の量は地球全体の水の0・01% しかないという説もある。

■ 地球温暖化を考える上で、海の存在は無視できない
・地球に降り注ぐ太陽熱は、大気そのものも暖めるが、その大気を暖めているのは、太陽熱によって暖められた地表熱と、海水温である。地球の表面積に占める海の比率を考えれば、海水の温度や、それの変化によってもたらされる複雑な気候変動を無視する訳にはいかない。(例:エルニーニョ現象)
・海には多量の植物性プランクトンが生息し、大気の二酸化炭素を吸収してくれている。また、海(水)そのものも、二酸化炭素を吸収してくれる性質もある。そうした事実にもっと目を向け、地球温暖化問題を考える上でも海洋研究を積極的に行う必要性が高まっている。その量は、地球上の森林と比べられない程、大量な量を吸収してくれている。

そんな海洋や大気の変動の予測を立てられるようになったのは、スーパーコンピューター「ちきゅう」等によるシミュレーション技術がここ最近になって確率してきたからだとか。確かに大気や海洋の問題は、一つ国や、一部の地域だけの話ではなく、全地球的な循環の中で複雑に絡み合った話。もっともっとグローバルな視点で、我々の住む地球という環境を考えていく必要があるのでしょうね。


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    面白そうですねー。ShinySkyさんのブログならではお目にかかれる書籍情報ですねー。こんなマニアな本を買わずにおられましょうか。さっそくネットで注文してしまいました〜。

    [ - ]

    2008/7/26(土) 午前 5:47

  • 顔アイコン

    まさに海はフロンティアですね。地球シミュレータ(?)って、海洋の方面でも役立っているんですね。言われてみれば、海こそ気象現象の大本ですものね。気象って言うとついつい空のことと思ってしまいがちです(´・ω・)
    関係ないですが、「へんないきもの」のくだりを読んでいて、(グロテスクって言葉が、海の生物を含めたいろんな生物を題材とした文様の事だということを思い出して)「もしローマ時代の人々が深海艇を持っていたら今のグロテスクよりもっとグロテスクなものを作り出したろうなぁ」と取り留めのないことを考えてしまいました(^^;)ゞ

    [ okhp ]

    2008/7/26(土) 午後 5:15

  • 顔アイコン

    Ringoさん、こんにちは。
    確かにマニアックなネタかもしれませんね。
    にもかかわらずネットで本を注文されたとの事、さて、Ringoさんはどちらの本を注文されたのでしょうか(笑)
    「潜水調査線が観た〜」の方はそのマニアックぶりが凄すぎるので、ちょっと面食らってしまう部分もあるのではないかと・・・。
    本当はこの2冊の中間的な感じで、写真の写りにもっと拘った写真集のようなものがあると良い感じなんですけどねえ。

    Shiny Sky

    2008/7/28(月) 午後 10:10

  • 顔アイコン

    okhpさん、こんにちは。
    確かに海は宇宙と並ぶフロンティアですよね。
    ちなみに地球シミュレーターは、大気変動のみならず、海洋変動もデータとして取り扱い、地球全体の気象変動等を予測する事が出来るそうです。
    というか、気象予想をする上で、海洋変動を考慮に入れないわけにはいかない。というのが本当のところのようですよ。

    Shiny Sky

    2008/7/28(月) 午後 10:15

Shiny Sky
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