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■ 2014年に見た映画 その3 邦画



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例年のように2014年(及び年明け)において、新旧を問わずに見た映画の感想を纏めてUPしたいと思います。(順不同・ネタバレ一部ありです。) この記事はその2の続きです。



■ 金閣寺

実際に起きた金閣寺の放火事件を元に、三島由紀夫が書いた小説を映画化したものです。

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世の中によって定められた価値観に疑問を抱き、それを否定したい感情を抱きながら、その価値観の縛りから抜け出す事のできない自分。美しいものに憧れながら、それをまともな形では手に入れた事がない事に対するフラストレーション。自らのコンプレックスに悩み続けた主人公は、自分自身の感情をコントロールしきれず、目の前に存在する「理想の美」を破壊してしまいたいという感情に駆られたという事なのでしょうか。

恋焦がれていた女性が、他人の妻になるくらいなら、いっそ殺して自分も死んでしまいたい・・・そんな感情に近いものがあったという事なのでしょうかねえ・・・。丁寧に作られている作品だと思いましたが、上映時間が非常に長い分、途中から見るのが疲れてきてしまいました。



■ 犬神家の一族

角川映画の第一弾作品ですね。TVでも何度か放映されていましたが、見る機会をつくれていませんでした。

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いやあ、初期の角川映画は気合が入ってますね。既存の映画界に、他業種である出版会から打って出るという事で、相当力が入ってたのでしょうね。以前拝見した「復活の日」もそうですが、作品の重厚感が凄かったです。

十分に練ったシナリオ、丁寧な編集、俳優陣の力のこもった演技は、今見ても十分鑑賞に堪える作品だったと思います。(まあ、若き日のあおい輝彦の演技だけは、ちょっと浮いていたようにおもいましたが) というか、これだけお金と労力を掛けた映画は、今の邦画界だと作れないくらいかもしれませんね。(実際、角川映画も気合が入ってたのは、初期の数作品だけかもしれませんけどね・・・。)

それにしても、スケキヨの白いマスクと、湖から突き出した足の映像は不気味でした・・・(^^;



■ 幸せの黄色いハンカチ


昭和の大スター、高倉健氏が亡くなりましたね。正直なところ、私は高倉氏の映画をそんなに見た事がありません。南極物語・ブラックレイン・あなたへ・くらいしか見た事がなかったわけです。寧ろ、NHKの番組:プロフェッショナルなどでの特集を通じて、その人柄の一端を垣間見る事により、映画界における影響度の大きさを感じる事が多かったくらいでして。そこで、追悼番組として本作が放映されていたので、拝見する事にしました。

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時代を感じさせる作品でした。正直言って古臭さを感じる映像でしたし、主人公と共に旅をする事となる若い男女(桃井・武田)の個性が強すぎて、ちょっと鬱陶しく感じてしまう部分も多かったように思います。しかし、あの2人が居たからこそ、頑なになってしまっていた主人公の心が、次第に動かされてゆくわけですよね・・・。公開当時、人々に大いに受け入れられたのも判るような気がしました。

それこそ、高倉氏にとっても、この作品は大きな意味を持つ作品となったのでそうね。ヤクザ映画からの脱却を図りたくとも、今まで築き上げてきたイメージも守らねばならず、どのような方向性の映画に出演してゆくべきなのか模索していた時に、このような当たり作に出会えたのは、幸運だったのではないかと思います。

とはいえ世間からは、そうした硬派な男としてのイメージが終始ついてまわる事となり、悩ましいというか、窮屈だと感じる部分もあったのではなかろうかと想像します。しかし、私生活においてもそうしたパブリックメージを守りぬいて生きてきたというのは凄い事だと改めて感じました。



■ 船を編む

インターネットやデジタルメディアが普及し、書籍の発行部数が大幅に減少する現代において、敢えて新しい辞典を編集・出版しようとする人々の人間模様を描いた作品です。

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辞書を作る人々を題材にするという着目点が面白いと思ったので、結構期待して見たのですが、私にはイマイチでした。いや、辞書を作る様子はそれなりに面白いとは思いました。(でも、そうした様子は、NHKのドキュメンタリー番組で拝見した事があったので、特に目新しさは感じませんでした。しかし、同時並行的に進められる、主人公と恋人(後に妻となる人)との恋愛模様の描き方が、どうも物足りなかったというか・・・。

それこそ、その2人が互いに興味を抱くようになる切欠などが十分に描ききれてないまま、いきなり相思相愛の関係になってしまったように感じられたといいますか・・・。そしてその後も、大して恋愛模様が描かれぬまま、あっという間に結婚してしまったわけでして・・・。そのため、2人の信頼関係というか、夫婦愛というものが、実感として感じられぬまま、あっさりと物語が進み、そのまま終わってしまった感じだったのです。そのため、どこでどう盛り上がってよいのか、どう感情移入したらよいのか、さっぱり判りませんでした。



■ テルマエロマエ

テルマエⅡが公開される時期に、Ⅰが地上波で放送されたので、その際に拝見しました。

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この映画は素直に面白い作品だと感じました。荒唐無稽、いかにも漫画チックな話なのですが、それを面白おかしく、真面目に作っている点が好印象でした。シナリオのまとまり方もいいし、キャスティングもいい。演出も作風に合っていると感じました。そんなに多額の制作費がかかっている映画ではないと思いますが、エンターテイメント作品として、これだけ素直に楽しめた邦画は久しぶりだったように思います。流石は公開時にいたるところで話題になっただけの事はありますね。

そういえば、原作者に対する作品使用料が異常に低い契約となっていたという噂もあり、そちらの方でも話題になっていたような・・・。Ⅱではそういう問題が生じる事なく、制作されたのでしょうかねえ?何れにせよ、そのⅡの方も拝見してみたいと思いました。



■ Shall we ダンス?


有名な作品ですが、今まで未見でした。地上波の深夜枠でやっていたので拝見する事に。

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美しい講師にあこがれたり、フラストレーションの解消目的だったりと、様々な想いを抱いて社交ダンスに興じる人達の姿が、時に哀しく、面白おかしく描かれてていた作品でした。この映画もよく出来てますね。多くの観客の心を捉えたのも頷けます。しかも、世界中で評価されたというのは、嬉しい話ですね。



■ 地雷を踏んだらサヨウナラ

日本人の戦場カメラマンである一ノ瀬泰造が残した書簡などをまとめた書籍をもとに作られた映画です。この作品は、ISILによる2人の日本人の拘束事件が発生した際、ネット上の話題の一つとして取り上げられていたのを拝見したので、見てみる事にしました。

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どのようなコメントを書くべきなのか、書いていいものなのか、非常に悩ましい作品だと感じました。それというのも、この映画におけるノ瀬泰造氏の行動は、軽率かつリスキーなものが多く、結果として死に至ったのは当然の結果と言えるのではないかと感じたからです。

しかも、彼の動機は、現地の悲劇を伝えたり、戦争のむなしさを世の中に伝えたいという思いが一番にあるというよりも、ロバート・キャパなどに代表されるような名声を得たい思いの方が強かったのではないか?とすら感じる描写もあり、その行動を支持する事は難しいと感じる事が多々見受けられたわけで・・・。現地の住民に対するコミュニケーション能力は高いものがあり、人々に愛されていたのは良い事だと思うのですが、カメラマンとしての行動に関してはどうだったのだろう・・・と思ったわけです。

にも関わらず、例のISILの事件の際、「現代の日本において、戦場カメラマンなんて言える存在は殆ど居ない。TV番組で何度も見かける自称戦場カメラマンなんて、本当に危険な場所に取材に行った事などない。「一ノ瀬泰造」の方が凄いぞ。」などという風評が、一部のネット掲示板に流れていたんですよね。私はそうした掲示板の書き込みに対して疑問を感じずにはいられませんでした。

そういえば、TVでよく見かける自称戦場カメラマンの方に対して、色々な批判があるのを目にしますね。私のような素人でも、彼に対しては疑問を感じる事が多々あります。でも、「危険な場所に積極的に行って、写真を収める」事が偉いのでしょうか?それが評価に繋がるのでしょうか?戦場カメラマンとはいえ、生きて帰ってきてナンボなのではないでしょうか?それこそ、現地に対する事前リサーチを十分に行うのは当然であり、危険であれば行かない事を選択するのも、仕事のうちだと思います。

そうした戦場カメラマンは、捕虜になったり、殺されるのは自己責任と考えている人もいるかもしれません。しかし、国の立場、外務省の立場からすると、彼らの行動を自己責任として無視するわけにはいかないわけですよね。それこそ、今回のISILの事件のように、巨額の身代金を要求され、国家として脅されるケースも出るでしょう。仮に自衛隊の特殊部隊を派遣する事が可能だとしても、その作戦を行う事で、テロの拡大や、戦争などへの拡大に繋がる可能性もあります。それこそ、自衛隊員の命だって危険に晒すわけです。彼らにも家族はいるわけですよね?つまり、自己責任であると承知してるといったところで、彼らは国や国民に対して負わせてしまうリスクに対し責任などとれるわけがないのです。

それどころか、フジTVにおける報道番組で、報道関係者であるある人物が、「取材中にテロリストに拘束された場合、国が責任を持って救出にあたるのは当然の事」といったニュアンスの事を語っていたのを拝見した事もあります。外務省が危険だから入国しないで欲しいと依頼しているにも関わらず、勝手に取材行為を行い、危険に陥ったら助けて欲しいというのは可笑しな話だと思うわけです。

無論、私は取材行為を行うなというわけではありません。そこには一定の自由や権利もあるのは理解しているつもりです。また、彼らの行動によって戦争やテロの惨劇が伝えられる事により、世間の関心が現地に向けられる事は意味があると思います。しかし、「自己責任」ではすまない相手・状況があるのも事実だと思うわけです。その事を理解して、状況に即した行動をとるのも、プロのカメラマンの責任として求められているのではないか?と、一連の事件とマスコミの対応など見ていて感じました。



記事はその4へ続きます。





■ 2014年に見た映画 その2 ヒューマンドラマ・コメディ・サスペンス系 




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例年のように2014年において、新旧を問わずに見た映画の感想を纏めてUPしたいと思います。(順不同・ネタバレ一部ありです。) この記事はその1の続きです。



■ ザ・イースト


過激な活動で知られる環境保護団体の実態解明に向けて、身分を隠して潜入捜査をする事となった女性が、彼らの目的と理由を知るうちに感化され、職務と理念との板ばさみに苦悩しつつ、自らの答えを見出そうとする様子を描いた作品です。正直いって、日本では殆ど話題にのぼらなかった作品ですが、私の大のお気に入りとなった「アナザー・アース」で有名になったブリット・マーリングが、主演・脚本(共同著書)した作品だったので、期待して拝見しました。

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環境保護団体の主義主張は判る。彼らの行動理由を知れば、理解できる部分も沢山ある。しかし、エコテロリストと言えるほどの武力的で過激なやり方で活動を推し進めるのは間違っている。そのやり方には賛同する事は出来ない。だかといって、過激な環境保護団体を武力や権力で制圧すればいいというものでもない。それでは根本の解決にはならない。ならばどうするべきなのか。環境問題の発生要因をつきつめ、解決に向けて専門家の知恵を動員し、世論を動かすしかない。環境保護団体も、自らの行動を見つめなおし、世間から共感を得られる方法を模索すべきなのではないか・・・。そうしたメッセージが込められた作品だと感じました。

確かにその通りだと思います。その主張は、作中の主人公のみならず、マーリング本人のものでもあるのかもしれませんね。かなり地味なサスペンス調の作品でしたが、個人的には決して悪くない出来の作品だと感じました。



■ レオン


年末年始の時期、地上波の深夜枠で放映されていました。過去に拝見した事はあったのですが、ついつい見てしまいました。

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いやあ、何度見ても泣いちゃいますね。警官隊に包囲された部屋で、2人が再会を約束しつつ、涙ながらに別れるシーンなんか、こちらまで目頭が熱くなって鼻水まで出ちゃうくらいです。それくらい切なくて、切なくて胸が苦しくなってしまう作品ですよね・・・。しかも、ようやく生きがいを見つけれたというのに、その未来は藻屑と消えてしまうわけで・・・。結果として、彼女から依頼された仕事はプロとして成し遂げるわけですが、そのシーンでもまた涙が溢れちゃうわけですよ・・・。

それ以外にもいいシーンが沢山あるんですよね・・・。それこそ、マチルダを演じたナタリー・ポートマンの演技が実に素晴らしいわけで。なんなんですか、あの可愛らしさと、危ういまでの色気は。もうね、既にオジサンの域に入ってる私は、改めてやられてしまいましたよ。

この映画の脚本は、フィフス・エレメント制作の資金集めのためにたった2日で書き上げられたという話があるそうですけど、なんだか信じられませんね。それぐらい良く出来ているというか、リュック・ベッソン作品で1番の出来だと思います。というか、この映画の事を究極の純愛映画だと評する人が多いわけですが、本当に私もその通りだと思います。



■ グランブルー

こちらもリュック・ベッソンの作品です。酸素ボンベ等を使わずに深い海へ潜るフリーダイバーのジャック・マイヨールとエンゾ・マイオルカの交友を描いた映画です。

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海の映像は綺麗でした。確かにあの青い海は綺麗でした。

しかし、この話は実在の2人の人物を取り上げながら、ストーリーの殆どがフィクションだったそうですね。それこそ、実在する本人たちから、作中での描き方に異議が申し立てられていたという話もあったそうですよね。(実在のエンゾいわく「、自分は悪人に描かれ、ジャックは実物よりも美化されていた。」との事。)本作を見る前に、そうした話を聞いてしまっていたせいか、どうも物語を純粋に楽しんで見る事ができませんでした。



■ 東ベルリンから来た女


この作品は、ベルリンの壁が作られた事により、東西を自由に行き来する事が出来なくなった東ドイツで暮らしている女性医師の物語です。

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恋人との暮らしを夢見て、西側へ渡ろうとする彼女。既に医師としての一定の地位がありながら、様々なリスクを背負ってまでして、西側へ渡ろうとする彼女。しかしながら、折角巡ってきたチャンスを自ら放棄してしまう。その要因となったのは、常に不満を抱いてきた祖国における、目の前の現実を無視する事が出来なかったわけですね。無論それは、彼女にとって苦渋の決断だったわけで・・・。

でも、彼女の選択は、判るような気がします。仮にあのまま西側へ行けたとしても、彼女は後悔の念を抱いたまま暮らさなければならなかったでしょうから。それこそ、人の命を救う医師という職業を生業としてきた人物であれば、なお更の事だったと言えるのかもしれません。

実際、切望していたチャンスを自ら諦めざるを得ない事ってありますよね。2度と機会が訪れる事は無いと判っていても、様々なしがらみがあって、その道に進む事が出来ない事って。無論、諦めたら後悔するのは判っている。しかし、選択をしたとしても、別の問題や悩みを引きずってしまう事が予想されてしまい、諦めざるを得ない事って。

であるならば、この物語に深く共鳴できたり、感動したかというと、そういうわけでもなかったんですよね・・・。というのも、彼女がそこまでリスクを負いながらも西側へ渡りたい理由が、どうも説明不足な感じがしたんですよね。
それにこの女性医師は、物語の当初は全く協調性の無い人物として描かれているので・・・あまり魅力的な人物に見えなかった程で。それこそ、最後シーンでようやく人間性を感じられてといいますか・・・。

そもそも、彼女は西側に住む恋人の事を本当に心から愛していたようにも見えなかったりしたくらいです。ひょっとしたら、彼女は単に西側の自由な暮らしを憧れていただけなのではないかと感じたくらいでした。それ故に、彼女は自ら望むものよりも、自らを望んでくれるものの大切さに気づいたというか、重きを置く選択をしたと言えるのかもしれません。そうした解釈は観客に委ねられている作品だとは思いますが、もう少し説明的な要素があっても良かったのではないか・・・と感じました。



■ カラスの飼育

映画「ミツバチのささやき」に主演した際、撮影当時5歳だった少女の無垢な演技が話題となった「アナ・トレント」
本作は彼女が9歳になった際、主演した映画だと聞き、見てみる事にしました。(本作は、ミツバチの〜とは関連性はありません。)

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確かに、あの頃の年頃って、身の回りの色々な事に対する認識力が身につきだす年頃ですよね。それは単なる好奇心というものだけでなく、様々な力関係というか、人間関係を理解してゆく事が出来るだけの経験を積み出す時期といった感じでしょうか。それは他人を傷つけ、自らも傷つきながら、否応なく経験してゆくもの。それは大人になってゆく上で、誰もが辿る過程ではあると思いますが、それが故に、何も知らなかった頃の無垢な状態ではいられなくなる時期でもあるわけで。

そんな幼女が少女になってゆく様子(でもまだ大人ではない)を描いた作品だと言えるのかもしれません。ちなみに、本作は非常に地味。映像や物語を楽しむというより、退屈(苦痛)に感じる方の方が多いかもしれませんね。



■ バグダット・カフェ

とある中年女性が、ボロボロな状態で営業していたカフェに偶然立ち寄った事から始まる、様々な人間模様を描いた作品です。有名な作品ですよね。公開当時、あのテーマソングは、よくFMラジオでかかっていたのを覚えています。今頃になってではありますが拝見してみる事にしました。

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正直言って、あまり私の肌には合わない作品でした。あのカフェの住人たちのキャラクター性に、あまりにも”作った感”がありすぎで、自然なストーリーに見えなかったのです。それこそ、主演する人達の容姿・年齢をアイドルタレントに入れ替えたら、フジTV系の月9のドラマみたい・・・って感じがした程で。というか、月9ドラマとかの方が、こうした映画のエッセンスを取り入れてる方なのかもしれませんけどね・・・。



■ この森で、天使はバスを降りた

この映画も、とある女性が、さびれた田舎町に訪れた事から始まる、様々な人間模様を描いた作品です。ちなみにこちらの主人公は中年ではなく、まだ若い女性だったりします。(それこそ、邦題では天使とまで称されているくらいなわけで。) であるあらば、こちらの作品もハッピーエンドになるのかな?なと思って拝見したのですが・・・予想に反して、思いっきり酷いバッドエンドを迎えてしまう作品でした・・・。

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ネタバレになりますが、あえて言います。主人公の少女は死んでしまうんです。非常に辛い人生を送り、なんとか人生をやり直そうと訪れた田舎町で、人々に尽くしてきた少女が、大金を盗んだという濡れ衣を着せられたまま、死んでしまうのです。

普通、あのストーリー展開ならば、彼女の命は助かり、疑いも晴れて、街の人と仲良く暮らしました・・・という展開に持ってくものじゃないんでしょうか?彼女の人生は何だったのさ?この物語で伝えたかったのは、何だったのさ?って感じで物語は終わっちゃうんですよ。ハートウォーミングストーリーどころか、実に酷い話だとしか感じられなかったわけですよ。

しかもラストシーンにおいて、彼女のアイデアが切欠となって他の街から移住してきた女性に対しては、町中で暖かく向かいいれてしまうなんて・・・。主人公が訪れた時とは、あまりにもギャップが大きすぎて、違和感しか感じられなかったです。



■ キンキーブーツ

破綻寸前の紳士靴工場のオーナーが、とある偶然から、ドラァグクイーン(女装をする男性パフォーマー。ゲイが多い)向けの派手でセクシーなブーツやヒールを作る事になるコメディタッチのヒューマンドラマです。(本作はあくまでもフィクションですが、その発想の元ネタになった実話も存在しているそうです。)

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正直言って、ストーリーは単純かつ王道的なものでした。それ故、簡単に先が読めました。でも、それが決して悪いわけではありませんでした。寧ろ、素直に楽しめたといった感じでしょうか。物語のキーマンであるドラァグクイーンが、自らのアイデンティティに悩み、周囲からの偏見に苦しみつつも、周囲を巻き込み、人々の意識を変えてゆく様子は、勇気付けられるものがありました。

上記の2作品を見た後だったせいもあるのかもしれませんが、どうせハートウォーミング・ストーリーを作ろうとするならば、素直にこうしたハッピーエンドの話を作ってほしいなぁ・・・。という思いを強く感じました。



その3に続きます。





■ 2014年に見た映画 その1 戦争・SF・アクション作品系



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皆さんお久しぶりです。この記事が、年明け最初の投稿ですね(^^;最近はなになと余裕がなく、ブログの更新頻度が減っておりますが、ブログ記事にしたいと思っていたネタが無かったわけではありません。

それこそ、映画くらいはボチボチと見ております。そんなわけで、例年のように2014年において、新旧を問わずに見た映画の感想を纏めてUPしたいと思います。(順不同・ネタバレ一部ありです。)



■ ディア・ハンター

1978年製作のベトナム戦争モノの作品です。以前から気になっていたのですが、ようやく見る事ができました。

メインテーマ曲の「カヴァティーナ」が有名ですね。というか、この作品で最も有名なのは、例のロシアンルーレットのシーンなのでしょうけど・・・。あのシーンは様々な場所で紹介されていたため、映画本編を見た事はなくても、知っていました。そのため、あのシーンはどのような物語の過程を経て至る場面なのかを確かめるために見たといった感じでしょうか。そして、そのシーンが登場した際、その結末がどのようになるのか判っていてたにも関わらず、見るしかなかったのが辛かったです。

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狩猟用のライフルなら使った事はある。他の生き物(鹿)に対して、何度も撃った事はある。その際は、相手の苦痛を考慮して一発で仕留める事を心がけてきた。かといって、別に驕っていたわけではない。しかし、戦争に行くまで、本当の意味で相手との命のやりとりをした事はなかった。自らが標的となる環境に身を置き、自分の命を危険にさらした事はなかった。囚われの身となり、理不尽な状況で命のやり取りをする羽目になるなど、想像すらした事はなかった。

そのような極限の狂気にさらされた後では、仮に戦争を生き延びる事が出来ても、もう元の生活には戻る事は出来ない。友と語り合い、純粋に鹿狩りを楽しめていたあの頃には、もう戻れない・・・。しかもその戦争は祖国を守るものではなく、他国(ベトナム)での戦いなのだ。そこに何を求め、期待していたというのだろうか・・・。

そんな言葉に表す事が出来ない苦しみを描いた作品だと感じました。映画の前半の明るさと、重い空気が流れる後半とのギャップは、参戦前と参戦後のアメリカの空気を色濃く反映させたものなのかもしれませんね。



■ キリング・フィールド

カンボジア内戦の様子を取材したニューヨーク・タイムズの記者と、現地スタッフ(通訳兼)が遭遇した壮絶な体験を映画化ものです。戦争の惨劇を写した映像は、本物の光景を写しているかのように生々しく、幾度も寒気を感じました。

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これが実話だなんて、凄い話ですよね。クメール・ルージュに囚われの身となった、現地取材スタッフのプラン氏が、あのような状況から逃げ出し、生き延びる事が出来て本当に良かったと感じました。無論、彼自身に冷静かつ的確な状況判断力、忍耐力、行動力があったからではあるものの、そこには数々の強運も重なっていたわけであり、正しく奇跡と呼べるものだと思います。とはいえ、単なる感動的なストーリーとして、この話を受け止める事は出来ないんですよね・・・。

というのも、彼があのような状況に陥る羽目になったのは、NYタイムズのシドニー氏の判断の甘さのせいと言っても過言でないわけで。それこそそ作中のシドニー氏の行動は、ジャーナリズムという名目さえあれば、全てにおいて優先させるべき事として行動するわけですが、時として我侭というか、自己中心的にしか見えない行動が多々見受けられたわけで。そしてプラン氏はその彼に始終振り回されっぱなしであったわけですよね。

にも関わらず、プラン氏がシドニー氏の謝罪を何事も無かったように受け入れるシーンで締めくくられたのを見て、なんとも言えない複雑な感情が沸き起こってきました。当事者同士でしか判らない深い絆や信頼が、そこにはあったという事なのでしょうか・・・。

ちなみにこの作品を見た後、ISILによる日本人人質事件が発生したんですよね・・・。それ故、あの人質事件に関して、非常に複雑な思いを抱く事になりました。



■ ネイビーシールズ


こちらも軍隊もの。といっても、取り扱うのは実在するアメリカ海軍の特殊部隊のシールズです。世界トップクラスのエリート部隊、プロ中のプロが、鍛え上げた肉体・精神・技術・経験を用いる事により、様々な特殊作戦を遂行してゆく様子を映画化したものです。

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その作戦行動能力はすさまじく、時として現実離れしているのではないかと感じる程のシーンすら出てきます。しかも、物語がスピーディかつスタイリッシュに展開してゆくので、まるでジャック・バウアーの出る24のような架空のドラマでも見ているかのようです。しかしそれは、映画として誇張して映像化しているのではなく、危険地帯へ乗り込む作戦行動の描き方や、情報戦の様子などに関しては、実際に為し得る能力があるのだとか。凄いというか、恐ろしいくらいですね。

とはいえ、彼らはあくまでも人である事に変わりはなく、撃たれれば傷つき、時として命を失うわけですね。その事に対する恐怖・危険性・リスクなどを自覚しながらも、強い愛国心と、「この任務は我々でしか為し得ない。」という、プロフェッショナルとしての誇りと自負が、彼らを戦場に向かわせるのかもしれませんね・・・。



■ 地獄に落ちた勇者ども

邦題に「勇者ども」と付けられていますが、ドンパチシーンがあるような作品ではありません。第二次世界大戦時のドイツにおける製鉄財閥を束ねる一族の人間模様を描いた作品です。

何故この作品を見ようと思ったかというと、初代「機動戦士ガンダム」のシナリオライターの1人である山本優氏(作中で、名脇役を殺す事で有名。例:ランバラル、マチルダ)が、ガンダムを手掛けていた当時に影響を得た作品の一つとして上げていたからです。私は今頃になって初めて見たわけですが・・・・なんというか・・・非常に重苦しい作品でした。(こんな作品だと思いませんでした。)

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ナチスにそそのかされ、いように利用され、翻弄された挙句、財閥の富豪一族が凋落してゆく様子は、なんとも言えないものがありました。まあ、彼らにも国に尽くす事で一族を繁栄させ、従業員達の生活を守りたいという思いがなかったわけではありません。しかしながら、戦争というものは、様々な利害と欲望をさらけだされてしまう状況なのでしょうか。互いに積年の恨みと邪な欲望を抱えていた彼らには、ナチス親衛隊に付け入られる隙があったわけですよね・・・。とはいえ、あまりにもドロドロとした人間関係は、見ていて気分の良いものではありませんでした。

(PS:このドロドロとした人間関係は、ガンダムのザビ家の人間模様に通じるものがあるのかもしれませんね。)



■ ブラジルから来た少年

非常に有名な作品ですよね。子供の頃、TV地上波で何度か見かける事はあったのですが、何時も途切れ途切れで完全に見た事はありませんでした。というのも、あの少年が醸し出す雰囲気が不気味で不気味で、最後まで見てられなかったんですよね・・・(^^;そんなわけで、だいたいのストーリーは知っていたものの、ようやく今頃になって最初から最後まで見る事ができました。

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やはり、かなり不気味な作品でした。それに、映画自体は架空の話(SF小説を映画化したもの)ではあるわけですが、登場人物であるヨーゼフ・メンゲレは実在した人物であるというのだから驚かされますね。それこそ、本作品と同様に、狂気に満ちた異常な人体実験を繰り返していたのだとか・・・。恐ろしい限りです。

とはいえ、この作品のように特定人物のクローンを作り出せたとして、オリジナルの人物と同じ性格・思考・行動性を示す人物に成りえるのかという点には疑問を感じます。それこそ、育った環境が同じ1卵生双生児であっても、その兄弟の性格は異じになるとは限りません。万が一、性格や気質などを受け継いだとしても、作品のように「ある程度似たような家族環境」で育てただけでは、その人物の人格形成に必要となった様々な経験を得る事など出来ず、総帥の生まれ変わりに仕立て上げる事など無理な話だと思うわけで。

しかしながら、人間のクローン実験が実現する可能性がある・無いに関わらず、狂気に満ちたナチス親衛隊ならば、こうした無茶苦茶な計画を立てて実行する意思があっても可笑しくなかったのかもしれない・・・。そう思わせてしまう説得力というか、迫力のようなものを感じさせられました。



■ オール・ユー・ニード・イズ・キル

とある事が切欠で、何度死んでも生き返る・・・というか、同じ状況を何度も何度もループさせられてしまう主人公が、人類の存亡をかけてエイリアンと戦うという作品でした。日本人が原作小説を手掛けていた事もあり、公開前から何かと話題になってましたね。

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アクションシーンは迫力がありました。でも、いくら力を増強してくれるスーツを着ているとはいえ、大型の剣を振り回しながら人間離れした動きを見せるヒロインの姿などを見せられると、現実ばなれしているようにしか見えない部分も無かったわけではありません。それこそ、「最近の●●無双とかの3D系のアクションゲームのシーンを見せられてるみたい」って印象を抱いたわけで。

というか、「何度死んでもやり直しが利く。」というのは、「リセットボタンを押せば、最初からやり直せる。」と同じ事であり、正しく覚えゲー系要素の強いのアクションRPGそのものですよね。また、舞台設定のキモである「時間のループが発生する要因」も、決してリアリティがある話ではなく、色々と突っ込みどころはあったように思います。

でも、決してデキが悪いわけではなかったと思います。映像、演出、カットのつなぎ方、シナリオの展開の仕方とかに関しては、かなり丁寧に作っている作品だと感じましたし。それこそ寧ろ、時間ループもののアクション・エンターテイメント作品としては、よく出来ている作品だと思いました。



■ アイアンマン3

1・2と見てきたので、3も見る事にしました。

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正直なところ、ちょっと期待外れでした。というのも、敵となる存在の能力があまりにも現実離れしてて・・・。まあ、この作品はリアルSF作品ではなく、あくまでもロボットアクションヒーローであると認識すればいいわけなのでしょうが、それにしても・・・ねえ・・・。異常な能力を身につけたとはいえ、生命体があれだけ発熱しながら活動出来るというのがどうも受け入れがたく感じてしまいました。それに、その敵とのラストマッチにおける勝機を決める事となるのが、スタークではないというのも・・・。まあ、いいんですけどね。

でも、あれだけの資産・地位・知恵・そして超兵器であるアイアンマンを手にしながらも、主人公はPTSDに陥ってしまうという展開は悪くはないと思いました。それに長々とシリーズを続けてマンネリ化に陥るのではなく、今回で区切りをつける潔さは、良い判断だと感じました。



■ ルーシー

中華系マフィアによって強制的に運び屋にさせられてしまった一般人の女性がが、新種のドラッグの影響によって脳の潜在能力が飛躍的が高まり、人としての存在を超越してゆく様子を描いた作品でした。

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このように書くと、なんだか面白そうなSFなのかな・・・って感じもするかもしれませんが、正直言って期待はずれな作品でした。それこそ、脳の能力が飛躍的に活性化したからとはいえ、何でも出来るようになってしまうのは理不尽にしか感じられませんでした。百歩譲って、学習能力、情報処理能力が高まるのはよしとしても、物理接触無しにネットを自在に操ったり、エスパーまがいの能力を発揮出来てしまうというのも・・・。

それに、主人公は目的のためには他人の命を奪う事に対して躊躇いというものが無くなったのかと思いきや、自らを脅し、命を奪おうとしてくるマフィアの連中(特にボス)は生かしておくのも理解できませんでした。それこそ、それだけの能力を身につけ、様々な事を瞬時に判断し、悟りにも似た境遇に近づいたというのならば、真っ先に消すべき存在は、彼らであると一瞬で判断できそうなものを。まあ、物語の序盤でマフィアのボスを殺し、組織を壊滅させてしまってたら、物語が後半まで持たない・・・という事なのかもしれませんけどね。でも、そのため話の展開が非常に安っぽいというか、漫画チックで強引な展開になってしまったように思います。

ちなみに私は、攻殻機動隊の影響をモロに受けている作品だと感じました。そして、それ以上の新しいものを全く見せる事が出来なかった作品だったと感じました。



■ エンダーのゲーム

非常に有名なSFの古典的作品を映像化した作品ですね。子供の頃、知人にストーリーのオチを聞いた事があったように思うのですが、既にすっかり頭から消えてしまっていたので、素直な気持ちで見る事ができました。この作品も、正直言ってちょっとイマイチだったように感じました。

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なんというか・・・人類の敵となる存在との最終決戦に向けたトレーニングに違和感を感じまくってしまいました。それこそ、最終決戦は艦隊戦のような形で行われたというのに、なぜトレーニングでは終始白兵戦的な方法で行われていたんでしょうか?それが戦術の基礎だからなのでしょうか?それに、いくら主人公の能力が秀でていたとはいえ、全人類の命運を極秘裏のまま彼に任せてしまうというのも理不尽といいますか。事実を伝える事によって過度のプレッシャーを当たるのではなく、あくまでも平常心のまま、任務を遂行させる必要があったという事なのでしょうが、それでも・・・ねえ・・・。本当に、オチのためにだけあるお話だと感じました。(原作だと、そういう印象でもないんでしょうかねぇ・・・。)



■ ミスト

見た人が鬱になってしまうホラー映画として有名な作品だそうですね。私はホラーが大の苦手です。本当に苦手です。大嫌いな方です。でも、この映画はそんなにグロくないという噂を聞いていました。にもかかわらず、ラストシーンを見ると辛くなる・・・この映画を撮った監督の思考は普通ではない・・・といった類の話を幾度も耳にしていました。そこで、地上波の深夜枠で放送されていたので、恐る恐る見てみる事にしました・・・。

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はい、たしかに非常に嫌なラストを見せられました。もうね、駄目ですよ、こんなラストは。本当に噂どおりですね。あまりにも救いがなさすぎです・・・。改めて見る事は絶対にないと思いました。



■ 宇宙人王さんとの遭遇


政府の組織に捕えられた、宇宙人が中国語を話すため、通訳として呼ばれた女性が遭遇する異常な光景を映し出した作品です。この映画も地上波の深夜枠で放送されていたので、興味本位で見てみる事にしました・・・。しかし、この映画も見る価値の無い作品でした。

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この映画もラストシーンのオチのためにある作品の一つではあるのですが、そのオチは映画を見ているうちに、段々と予想がつくんですよね。にも関わらず、物凄く展開が遅い映画でした。嫌になるほど延々と宇宙人に対する尋問・拷問シーンばかり見せられて、本当にイライラしてきました。

そういえば、以前見た「スカイライン-征服-」なるSFは、そうしたオチすら作品中に示せす事が出来ていなかったというか、話が完結していないまま終わってしまったので、あの作品よりはマシなのかもしれませんが、非常にストレスがたまる作品でした。



■ イルカの日

人間の言葉を理解し、簡単な単語レベルなら人と会話する事すら出来るようになったイルカを巡って発生する事件を描いた古いSF作品です。これも原作小説が存在してるクチですね。

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いやあ、イルカが可愛かったです。ほんと、可愛いです。マジで可愛いです。でも、そんなイルカ達にスパルタ教育を施して、強引に言葉を話させようとなんてしちゃいけません。それに、話す事が出来たからといって、それを軍事目的というか、テロ目的に利用しようなんて悪い大人まで登場するのもいけません。それこそ、大統領が乗った船の船底に、爆弾を抱えながら向かわせるなんて事しちゃいけませんよね。そんなコトさせせたら、彼らも死んじゃうじゃないですか。ほんと、人間は駄目な生き物ですね・・・。そういうお話でした(笑)



その2に続きます。






■ 王滝渓谷から天下峰へ 2014 秋 その2



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先日、地元にある王滝渓谷へ行き、その足で天下峰まで歩いてきました。

(この記事はその2からの続きです。)



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この日は本当に天気が良かったせいもあり、かなり気温は暖かでした。そのため、結構汗をかきながら山頂に至った私は、食事がてら小休憩をとる事にしました。ちょうどいい感じで風が吹いていて、すごく気持ち良かったです。

しかし、気になった事もあったんですよね。去年の記事でも書きましたが、やはり天下峰の山頂、宮川散策道付近の木の伐採状況が酷いように思いました。確かに木を切る事で見晴らしが良くなったり、うっそうとした渓谷が明るくなった部分はあります。間伐すると若い木が生えてきやすい状況になるのかもしれません。ですが、殺伐としてしまい、自然としての景観が損なわれてしまっているように感じられるのですが・・・。それに、渓谷の下部付近の散策道において、落葉をブロアーで吹き飛ばすのもやりすぎのような気がしてしまいます・・・。

それはさておき、持参したパンを食べ終わった私は、来た道を下る事にしました。しかし・・・紅葉の色の染まり具合や、日の射し込み具合などの関係もあり、カメラを向けたいと思う被写体にあまり出会えませんでした。それこそ、珍しいと感じたのは、最後から2番目に撮影した「小さな柿」くらいでしょうか。これ、3〜4cm程度の本当に小さな柿の実なのです。鳥にでもつつかれたのか、穴が開いてますね。不思議な事に、柿の木など生えてない散策道に落ちていました。誰かが持参して置き、ついばみにきた鳥でも撮影しようとしたのかもしれませんね。

こんな感じで、今回はあまり新鮮味が無い散策・撮影となってしまいました。それこそ、毎年来ているにも関わらず、紅葉の色づき具合のタイミングを見計う難しさを改めて感じさせられたといいますか・・・。とはいえ、市街地にこれだけ近い場所で、こうした景観を手軽に味わう事が出来るのは本当に有難い事だと思います。そして、可能であれば来年も訪れ、より美しい紅葉を楽しんでみたいものだと思いました。。








■ 王滝渓谷から天下峰へ 2014 秋 その1



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皆さん、お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか?このところ色々あって、記事のネタは幾つかありながら、なかなか更新出来ておりませんでした。(^^;

さて、季節はもう秋。暑くもなく、寒すぎる事もなく、一年で最も過ごしやすい時期ですね。(というには、もう寒さの方がきつくはなってますが。)そして、木々の彩りももっとも鮮やかになり、山が美しくなる季節です。となれば、どれだけ余裕がなかろうと、この場所にだけは行っておかないと駄目でしょう・・・って事で、例年どおり、地元にある王滝渓谷へ行き、その足で天下峰まで歩いてきました。



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この日は非常に天候に恵まれました。それに気を良くして、例年より1時間半ほど早い時間帯に訪れてみました。「これだけ晴天であれば、ひょっとして、何時もとは違う光の当たり具合が見られるかも」なんて期待したわけです。しかし、その判断は適切ではありませんでした・・・。

この渓谷は東西に細長い地形をしているだけでなく、川を挟む左右の斜面の傾斜がきついんですよね。そのため渓谷の中盤を過ぎる場所に至るまで、太陽の光がまともに射し込んでくれませんでした。何度もこの場所に来ている私は、その事を十分理解していたはずなのに・・・淡い期待を抱いた私のミスでした。

また、木々の色づき具合もいまいちだったんですよね。11月後半になってはいるものの、寒さが本格化していないのが影響しているのでしょうか。今年は台風の影響が少なかったので、木々には沢山の葉が残っていたんですけどねぇ・・・。(それこそ、今年は1週間ほど後に訪れた方がベストに近い状態だったのかもしれません。)

まあ、訪れてしまった以上、その事にとらわれてしまっても仕方ありません。それに日が射し込むまで1時間以上日陰で待っているのもツマラナイので、今回は先に天下峰まで歩いてゆき、ゆっくりと撮影しながおりてくる事にしました。



記事はその2へ続きます。
注)写真は撮影順で掲載してはおりません。



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