ここから本文です
最近ブログの更新が停滞しておりますが、ご容赦ください。

書庫過去の投稿日別表示

全1ページ

[1]

第40回 日展 東海展


イメージ 1

■ 期間:2009年1月21日(水)-2月15日(日)
■ 会場:愛知県美術館ギャラリー
■ 展示内容:日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書
■ 日展 東海展 公式HP
■ 日展公式HP
■ 愛知県美術館アートギャラリー公式HP
■ 日展とは
日展は国内最大の公募展。歴史も古く日本画、洋画、彫刻、工芸、書の各分野がある。明治33年、当時オーストリア公使だった牧野伸顕は、海外の文化事情に肌で触れ、日本の美術の水準をもっと高めたいという夢を抱く。文部大臣になった牧野はかねてより念願の公設展開催を決め、明治40年に第1回文部省美術展覧会(略して文展)を開催。この文展が礎となり、時代の流れに沿って「帝展」「新文展」そして「日展」と名称を変えてきたという。今回の名古屋では、5部門580点の作品が展示された。全国を巡回展示する際は、入選作品は勿論、それぞれの地方での応募作品を中心に展示構成をするため、公募作品の全てを見る事は難しい。

第40回 日展 東海展

先日、名古屋へ訪れた際に、愛知県美術館アートギャラリーで開催されていた日展を覗いて来ました。私は美術館、美術展に訪れるのは好きなのですが、「日展」へ訪れたのは今回が始めてです。こういう言い方をするのは失礼な事かと思いますが、日本の絵画の古い画壇の力に支配され、古い仕来たりや、画風が蔓延っている世界のように想像してしまっていたのです。それに公募展というと、作品のレベルもマチマチである事が予想され、楽しめるのか不安だったのです。しかし、行って見て良い意味で裏切られた気がしました。5部門580作品に及ぶボリュームは物凄く、それだけ多様な作家によって異なるテーマが自由に表現されており、思いがけない程に新鮮でした。そんな中で、有名・無名・受賞作品である等に関わらず、気なった作品の幾つかをピックアップしてみたいかと思います。

■ 日本画
日本画と聞くと、ついついワビサビの漂う古き風景画や、人物画を想像してしまいがちですが、意外なまでに現代的で、自由なテーマが選ばれているものが多いのも興味深く感じました。また、岩絵の具に何か糊でも混ぜているのか、絵の具がモコっと立体的に盛り上がっている表現が多くの人の作品で多様されていたのが気になりました。そこで、最寄の案内嬢にこうした表現は、此処最近でポピュラーなものなのか聞いてみたのですが、よく判らないとの事でした・・・。(個展ではないので、そうした質問に答えるための教育が特に無かったのかもしれませんね)

● 特選 『春を呼ぶ』 小木曽登
この展覧会で最も気を惹かれた作品です。結構大きな作品なのですが、これでもかというう程に、びっしりと草花が描かれている作品です。また、その色の塗り分けも非常に丁寧なものがあります。現実として、これほどビッシリと草花が密集する事はなく、作者の理想というか、想像の入った世界であろうかと思います。でも、決してそれが嫌味になっているわけではありません。それこそ、中央に並ぶ可愛らしい花々は、まるで野原に浮かぶ天の川であるかのようでした。ついついその世界に見入ってしまい、特選を受賞したというのが凄く納得できる作品でした。

イメージ 2

● 『アダンの森』 高越甚  (第3回日展特選 第15回日展特選 現在日展会員)
こちらも非常に丁寧に書き込まれた作品です。一見カラフルでありながら、何処か渋みも感じる色使いが印象的です。また、白色の絵の具の色合いが、独特の淡さを感じさるものがありました。今回の展覧会で展示されていた日本画は、こうした細かい描写や塗りわけをされた作品が結構多かったように思います。

イメージ 3

● 『天水』 岩澤重夫 (日展常務理事)
上記の「春を呼ぶ」にも似た構図ですが、こちらは滝を描いたものです。また、こちらの作品の方がコントラストがハッキリしており、ハッと目を引く力がある作品でした。

イメージ 4

■ 洋画
● 『道』 安藤嘉一 
土手へと続く何気ない坂道。フォーヴっぽい荒々しさを感じると共に、先日見たA.ワイエスの色使いにも似た、不思議な郷愁感が漂った作品でした。、

イメージ 5

本当は、もっと特別面白い表現をしている作品(エイを描いた日本画、鯉を描いた日本画、農作業から帰ってきた御婆さん、他)が結構あったのですが、絵葉書になってなかったり、公式HPでも見つけられず、画像が手に入りませんでした・・・。無論、彫刻や書なども沢山展示されており、そのボリュームは物凄いものがありました。


素人の私が言うのは失礼かと思いますが、確かに古臭くてツマラナイいかにも素人といった作品があったのも事実です。無論、全ての方がプロを目指されているわけではないのでしょうが、描きたい対象が余りに平凡で、何を表現するために筆を取ったのか判らない作品もあった程でした。

それとは逆に、既に高い実績を持つプロの作品も展示されており、その方々の作品の安定度の高さには、流石であると頷かされるものがありました。そうした意味では、プロというのは、これ以上足すべきなのか、引くべきなのか、そうしたバランスを十分理解している人たちと言えるのかもしれませんね。

とはいえ、アマチュアが全ての面で劣っていた訳ではありませんでした。むしろアマチュアだからこそ、作品に込めた気合が尋常で無いものが多かったように思います。何と言うのか、描き込みの凝り様が半端でないのです。それこそ、洗練されていな分、作者の思いの生々しさが伝わってくるようです。世間での評価はともかくとして『自分にはこれしか無いんだ。』『これを足がかりにプロになるんだ。』といった、渾身の思いが込められており、見ているこちらにも、静かなる熱き思いが伝わってくるようでした。

もしかすると、私が感じた感覚は、今回始めて日展に訪れたから感じた感覚なのかもしれません。今回の展覧会が特別に高いわけでもなく、低いわけでもなく、常にこうした一定のレベルを維持している展覧会なのかもしれません。しかし、何時よく訪れる美術館とは違った多様性や、静かなる熱さを感じる事が出来たのは非常に良かったです。



 先日購入したテキスト本 「ロボット未来世紀」 に興味深い広告が掲載されていました。それは「サイバーダイン社によるパワーアシストスーツHAL」の広告です。遂に一般に向けて広告まで出すようになってきたのですね。

 2015年には国民の4人に1人、さらに2025年には実に3人に1人が、65歳以上という高齢化社会を迎えると言われる日本。そのような前例の無い状況において、介護労働の負荷の低減化や、高齢者・身障者自身の歩行支援・等を目的として筑波大学の山海教授等によって開発されたパワーアシストスーツ『HAL』。

 筋肉に送られる神経信号である『筋電』を身体に貼り付けたセンサーで読み取る事で、人の意思に順じてモーターによる運動支援が可能なこの機械は、世界的にも大きな注目を集めてますよね。その大きな反響もあり、山海教授は自らサイバーダイン社を立上げ、次世代居住環境に対し、ロボット技術を導入する事を目的とした大和ハウス工業株式会社と業務提携。昨年の10月には、本格的なリース事業の展開を行うためのアンテナショップと言えるCYBERDYNE STUDIO(サイバーダインスタジオ)もオープンさせていたと聞いています。夢に向かって、一歩づつ着実に前に進んいるようですね。(ちなみにダイワハウスは、筑波大学と共同で「床下点検ロボット」の開発も行っています。)

 今はまだ、一般社会での実運用でのノウハウも少なく、製造ラインも小さい事から、下半身の歩行支援機のみのようです(年間500台が目標)。それに、茨城の筑波市まで行かないと装着体験もままならないのが現状のようです。それに発表当初においては、思いのほかリーズナブルになるのではないかと噂されていたリース料金も、現段階においては一般人の個人レベルでは安いとはいいきれないものにならざるをえなかったようです。バッテリー駆動の時間制限や、メンテナンス、安全性等の事などの事もあり、乗り越えるべき課題も多いのでしょうね。

 とはいえ、非常にコンパクトで電源ケーブルを常に引き摺る必要もなく、何より『装着者の意思に順じて可動し、その動きを支援する能力』は、他の研究者による人工筋肉系マッスルスーツ等の能力を大きく引き離していると思います。しかも、現に実用段階に入っているという点でも、抜きん出ているのではないでしょうか。(ちなみに人工筋肉系マッスルスーツは空気圧を使っているため、アクチュエーター単体での比較ではモータータイプに比べて重量が軽く、消費電力も少ないというメリットがあるとの事。)

 無論、製造コストや、メンテナンスの事を考えると、簡単に普及出来るものではないかもしれません。それに、単に家庭などの生活環境下ででの労働負荷の軽減・補助等を目的とするだけならば、ロボットにお金を掛けるより、汚れにくく、乾きやすく、皺の出来にくい衣類を開発したり、割れにくくて汚れ落ちの良い食器を普及させたり、便利な家電製品を取り揃えた方が、コストパフォーマンスの効率は高いのではないかと思います。また、最近ではこうした装着型ではなく、介護専門のロボットも数多く研究されてますが、ああした無機質なロボットに介護支援してもらうより、実際に心のある身内に傍にいてもらいたいと思うのが人というものなのではないかと思ったりするわけです。

 でも、身内の者に介護の負担を掛けたくないという人や、動けるうちは機械の力を借りてでも自らの足で動きまわりたいという人が、自らこの装置を使用したいと思うケースはあるのではないかと思います。そう、他人を支える余裕はなくとも、他人に迷惑かけたくない。可能なかぎり自分で出来る事は自分で行い、出来るだけ自立・自活していたいという人は多いのではないかと思うわけです。それこそ、仮に他人の手を頼りたくとも、周りの人の殆どが高齢者となり、介護業界のみならず、全ての産業において根本的に労働者不足になってしまう世界が予想されていいるくらいなのですから・・・。

 そうした未来が予想される為か、HONDAも、「体重支持型歩行アシスト装置」の開発を進めてますよね。(ちなみにHONDAの物は、現状では筋電のシグナルを拾って動くタイプではないため、装着感や支援される感覚が、HALとは異なるそうです。)また、TOYOTAや、PANASONIC辺りも、こうしたパワーアシスト系機器の開発を手掛けている事も知られています。

 まだまだ研究・開発が始まったばかりの業界ゆえ、実用性の高いものになるには、様々な試行錯誤を経て、洗練されてゆく必要があるものなのだろうと思います。しかし、真に社会貢献性の高いモノに成りえる可能性を秘めているものだと思います。そうした世界において、高い独自性を有し、先陣を切って前に進もうとしているサイバーダイン社には、是非とも成功してもらいたいものですね。

全1ページ

[1]

Shiny Sky
Shiny Sky
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1
2 3 4 5 6
7
8
9
10 11
12
13 14
15 16 17 18 19
20
21
22 23 24 25 26 27 28
検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン

みんなの更新記事